
転職エージェントって複数登録してもマナー違反にならないのかな?1社だけだと比較できないから不安だけど、複数使うとスケジュール管理が大変そうだし、同じ求人に応募してトラブルにならないか心配。複数使う場合の注意点やおすすめの使い方が知りたいな。
こういった疑問に、CEOで現役採用担当の筆者がお答えします。
こんにちは、CowBoyです。CEOと現役採用担当をやっています。
転職活動を始める際、「転職エージェントは1社に絞るべきか、それとも複数社登録すべきか」と迷う方は非常に多いです。結論から申し上げますと、転職活動において「転職エージェントの複数社利用」は絶対に押さえておくべき基本戦略です。
複数社を利用することで、「相性の良い優秀なアドバイザーに出会える確率が上がる」「応募できる優良求人の選択肢が圧倒的に広がる」といった絶大なメリットがあります。しかし一方で、正しい使い方や注意点を知らないまま安易に複数登録してしまうと、各社からの連絡対応や面接のスケジュール管理に追われ、転職活動自体が破綻してしまう危険性も潜んでいます。
また、「複数使っていることを担当者に隠すべきか」「同じ求人に重複して応募してしまったらどうなるのか」といった、複数利用ならではの不安や疑問もあるでしょう。
本記事では、採用現場の最前線で多くの求職者を見てきた現役採用担当の視点から、エージェントを複数利用するメリット・デメリットと、絶対にやってはいけない注意点を徹底解説します。総合型と特化型を賢く組み合わせて内定を勝ち取る「おすすめの活用法」は、本文で詳しくお伝えします。
具体的な解説に入る前に、まずは以下の記事で「転職活動の全体像」を掴んでおくことをおすすめします。
⇒転職活動のロードマップはこちら
先日、こんなツイートをしました。
転職エージェントは1社だけでなく、複数社利用するのが基本。なぜなら、コンサルタントとの相性や求人マッチングは1社よりも、複数社利用することで可能性が広がる。自分に合う転職エージェントが見つかったら、利用するエージェント数を徐々に減らして行けばよい。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) April 23, 2024
転職エージェントは1社だけでなく、複数社利用するのが基本。なぜなら、コンサルタントとの相性や求人マッチングは1社よりも、複数社利用することで可能性が広がる。自分に合う転職エージェントが見つかったら、利用するエージェント数を徐々に減らして行けばよい。
- 転職エージェントを複数社利用するメリットとデメリット
- 複数利用する際に絶対にやってはいけない注意点
- 総合型と特化型を組み合わせた賢いエージェントの使い分け方
- 筆者は、「CEO」かつ「現役採用担当者」で、数多くの転職面接や書類選考の現場を熟知しています。
- 企業側として、転職エージェントと契約し、求人を依頼しています。当然、転職エージェントのビジネスモデルも把握しています。
- 自らも3回の転職を経験し、50社以上の転職サービスを使い倒してきた実体験があります。
- 転職活動を通して、大手メディアが隠す「本音」の転職活動ロードマップを公開しています。
- 採用側と求職側の両視点を持つ実体験が、この記事の根拠です。
記事構成は、以下の目次のとおりです。まずは全体像をご確認ください。
それでは、採用担当と求職側の両視点から一つずつ詳しく解説します。
転職エージェントは、複数社利用が基本です

結論から申し上げますと、転職エージェントは複数社利用が基本です。
そもそも転職エージェントを複数社利用できるのかという疑問をお持ちの方もおられると思います
転職エージェントの複数社利用については、問題ありませんのでご安心ください。
むしろ転職成功者のほとんどの方が転職エージェントを複数社利用しています。
リクナビNEXTによると、転職決定者は平均4.2社利用していて、全体平均では2.1社利用しているそうです。
このデータからも転職成功者の方が転職エージェントを多く使っていることがわかります。
転職エージェントを複数使うことのメリット
能力の高いアドバイザーと出会えるチャンスが増える
転職エージェントのメリットと言って良いのが、アドバイザーの存在です。
アドバイザーは相性の良し悪し、能力の差があるのも事実です。
転職エージェントを複数使うことによって、相性が良いアドバイザーが見つかる可能性が高くなります。
アドバイザーの能力次第で、選考の合否にも関わる重要なことです。
転職エージェントで重要なことは、アドバイザーと求人のマッチング度合です。
相性が良いアドバイザーを見つけることが、転職エージェントの複数社利用の目的だと言っても過言ではありません。
転職の目的にあった求人に応募できる可能性が広がる
もう一つは転職エージェントの複数社利用によって、出会う求人数が増えることです。
転職エージェントが保有する求人の8割以上は、非公開求人と呼ばれるものです。
その中でもその転職エージェントだけの独自求人は、貴重なものです。
求人応募の機会を広げるためにも、転職エージェントの複数社利用は必要なものです。
目的ごとに転職エージェントを使い分けられる
転職エージェントには、各社ごとに特色があります。
目的ごとに転職エージェントを使い分けることで、上手く利用することが可能です。
転職エージェントの使い方は、慣れるまで大変かもしれません。
しかしこれは単なる慣れの問題ですので、時間が解決してくれます。
例えば、以下のような目的ごとに転職エージェントを使い分けるのも良いでしょう。
| リクルートエージェント |
求人数が多いので、リサーチと応募を兼ねる目的 |
| doda | リクルートエージェントにない求人に応募する目的 |
| 年収600万円以上の求人に応募する目的 | |
| JAC Recruitment |
年収1200万円クラスの求人に応募する目的 |
| アドバイザーのサポートが親切丁寧なので、アドバイスを受けるために使う。 |
転職エージェントを複数使うことのデメリット
スケジュール管理が大変
利用する転職エージェントが多くなればなるほど、スケジュール管理は大変になります。
注意すべきは求人ごとの面接日程、内定承諾日程の管理です。
そしてそれよりも注意すべきは、同じ求人に別の転職エージェントから応募しないようにすることです。
これはあなたにとっての「信用問題」になってしまいます。
ほとんどありませんが、その転職エージェントからサポート解除されてしまう可能性だってあります。
スケジュール管理はとても大変ですので、同時に使う転職エージェントは多くても3社までとすることをおすすめします。
転職情報が増える分、迷いやすくなる
転職エージェントを複数社利用していると、違うアドバイスをされることもあります。
そのため、迷ってしまうこともあると思います。
解決方法については次の「転職エージェントを複数使う際の注意点」で書いていますが、ざっくり言うと「あなたなりの判断基準を持てば大丈夫」ということです。
転職活動を開始する際に転職理由を明確にしたと思います。
それがここでも重要な判断材料になるんです。
転職エージェントを複数使う際の注意点

同一の求人に応募してしまわないように注意
先ほど転職エージェントを複数社利用することで、スケジュール管理が大変になると書きました。
スケジュール管理をきちんとしないと、同一の求人に応募してしまうことがあります。
私も初めての転職のときに、この失敗をやってしまいました。
転職サイトから一度応募していたのに、転職エージェント推薦でも応募してしまったのです。
初めての転職の方は、特に気をつけたほうが良いです。
転職媒体も色々なメディアを使わず、転職エージェントに統一した方が間違いが少ないです。
同一の求人に応募してしまうと、その求人への再応募は原則できません。
私は、転職エージェントからも厳しく注意されました。
この点は、注意しましょう。
【採用担当が解説】求人応募した後の進捗管理はどうすればいいのか?【テンプレ公開】
複数社の転職エージェントを利用していることを隠さない
転職エージェントを複数社利用することは、当たり前のことです。
下手に隠すと、トラブルのもとです。
正直に他社利用していることを、話しておきましょう。
転職エージェントはビジネスとして対応しますので、アドバイザーに悪いという感情は不要です。
転職エージェントはなぜ掛け持ちした方がいいのか?【2つの理由】
転職理由を軸にアドバイスを受ける【自己責任で使う】
転職エージェントを複数社利用すると、アドバイザーも複数いますから、色々な意見を言われたりします。
転職の軸を持っていれば、そのアドバイスを受け入れるべきかどうかは判断できると思います。
判断基準は、「転職理由=転職の軸」になります。
何のために転職するのかを常に念頭において、転職エージェントのアドバイスを聞きましょう。
転職理由と転職の軸が違う転職エージェントのアドバイスを受け入れる必要は、ありません。
【採用担当が解説】転職の軸が明確なら【業界はなくなる前提で選ぶべき】
転職エージェントを複数社利用するおすすめの方法

- 「総合型」とは、幅広い業界・職種・年齢層の求人を取り扱っている転職エージェント。
- 「特化型」とは、特定の業界・職種・年齢層に特化した求人を保有する転職エージェントです。
総合型転職エージェントを複数社利用する
まずは2社程度総合型転職エージェントに登録します。
リクルートエージェント
経営が安定しているので安心ですし、使い勝手も良いからです。
慣れるまではこの2社を使ってください。
転職の軸が明確なら、特化型転職エージェントも利用する
総合型転職エージェントに慣れてきたら、特化型転職エージェントを使いましょう。
特化型転職エージェントとは職種、年齢などにフォーカスした求人を保有する転職エージェントのことです。
例えば、レバテックキャリア
などのエンジニア特化型、マイナビジョブ20's
などの20代専門転職エージェントのようなものが特化型転職エージェントにあたります。
最終的には使う転職エージェントは1~2社に絞る
求人応募段階になると、自分にとって相性がよい転職エージェントがわかってきます。
最終的には使う転職エージェントは1~2社に絞りましょう。
基準は以下の2点です。
- 相性が良いアドバイザー
- 求人のマッチング度合
転職エージェントは複数社利用するのは手段で、最終的には最も相応しいところだけをつかうのがおすすめです。
いつまでも転職エージェントの複数社利用していても、エージェントはあなたに対して、優先的に年収アップ交渉をしてくれるでしょうか?
一つに絞ったら、転職エージェントにそのことを伝えてみましょう。
サポートの仕方が確実に変わります。
それはそうですよね。
転職エージェントの売上に関わるのですから。
最終的にはあなたがベストと思うアドバイザーにサポートしてもらうのが、転職エージェントの複数社利用の目的です。
転職サイトで市場マーケティングを終えたら、実際の応募は「転職エージェント」を一択で使います。なぜなら、サイト経由の応募にある「年齢フィルター」や「学歴フィルター」を回避し、あなたの強みを直接採用担当に推薦してもらえる唯一のルートだからです。両方を運営する大手メディアが絶対に書けない、これが不都合な真実です。
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