
26歳になって転職するか迷っている人「26歳は第二新卒でなくなったので、転職可能か心配である。もし26歳でも転職可能ならば、どのような戦略で転職活動を進めるべきか知りたい。」
上記の疑問・お悩みにお答えします。
先ほど、こんなツイートをしました。
26歳という年齢は転職可能なのだろうか?結論は問題なし。第二新卒は25歳までということになっているが、求人によって定義が違う。20代後半であれば、ポテンシャル採用される可能性が高い。職種変更の最後のチャンスであることは確かである。
— CowBoy (@cowboy19620626) March 4, 2021
26歳という年齢は転職可能なのだろうか?結論は問題なし。第二新卒は25歳までということになっているが、求人によって定義が違う。20代後半であれば、ポテンシャル採用される可能性が高い。職種変更の最後のチャンスであることは確かである。
ちなみに筆者は採用担当者として、26歳はもちろん20代後半の方を数多く書類選考、および、転職面接を行っています。
さらに転職経験も3回ほどあり、50社近くの転職エージェントと転職サイトを使ってきました。
記事構成は以下の通りです。
9分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 26歳で第二新卒として、転職することは可能か?【問題なし】
- 【第二新卒】26歳転職では転職の軸を決めることが重要
- 【第二新卒】26歳転職では転職の軸にそって、転職活動をすべき
では一つずつ解説します。
26歳で第二新卒として、転職することは可能か?【問題なし】
結論「第二新卒の定義はあいまい。26歳はスキルを活かした転職も未経験転職も可能である」
26歳という年齢は社会人経験3年を経て、仕事に慣れてくるころです。
若いですから、様々なアイデアが出る年齢でもあります。
25歳までは会社の仕事に慣れることで精一杯な人が多いかもしれません。
26歳になると仕事に慣れてきて、人によっては、仕事が物足りなくなります。
筆者も経験していますが、26歳くらいが上司に対して改善提案も遠慮なく出せる年齢でもあります。
怖いもの知らずですしね。
30代、40代になると家族など守るものが出来てくるので、好き勝手に動けません。
同僚を見ても、自分の経験でもそうです。
当然26歳になると転職にも興味が出てきます。
第二新卒であれば、多くがポテンシャル採用されるのですが、26歳はどうなのでしょうか?
結論でも書きましたが、26歳はスキルが身につき始めていますので、採用する方としては欲しい年齢層です。
スキルを活かした転職を目指すことも十分可能です。
そもそも、第二新卒には定義はないのが正しい理解です。
一般的には「新卒入社後、3年未満の求職者」になっていますが、正しくありません。
この言葉が独り歩きして、25歳までが第二新卒となっています。
新卒と言っても、大卒・大学院卒とあるので、第二新卒の年齢も違います。
現役・留年なしで卒業したとすると、おおよそ以下の年齢になります。
大学院の博士課程は研究職として、大学に残ることが多いので、除いています。
- 大卒:25歳くらいまで
- 大学院(修士課程)修了:27歳くらいまで
ここでの「第二新卒者」とは、それぞれの企業の中で第二新卒の定義がある場合にはその定義によるものとし、特に定義がない場合は、学校(高校、専門学校、短大、高専、大学、大学院)卒業後、おおむね3年以内の者とした(学校卒業後すぐに就職する新卒者は除く。また、職務経験の有無は問わない)。
引用元: 厚生労働省|若年者雇用を取り巻く現状
- 厚生労働省にも第二新卒の定義がないことがわかります。
ぶっちゃけ企業が第二新卒と定義すれば、それで良いということ。
26歳であれば、第二新卒として転職することは問題ないです。
>>20代転職で職種変更したいが、可能性はあるか?【問題なしです】
【第二新卒】26歳転職では転職の軸を決めることが重要
結論「26歳転職では転職の軸をまずは決めよ」
26歳転職は経験を活かした転職も未経験転職も可能です。
選択肢が多い分、転職活動に入る際には「転職の軸」をまずは決める必要があります。
大まかにいうと下記2つです。
- 経験を活かした転職を望むのか?
- 未経験転職を望むのか?
まずは上記を決定してください。
進むべき道が決まらないと、転職の軸も明確になりません。
経験を活かした転職を望む場合は、さらに希望する業種・職種も決めてください。
未経験転職を望む場合は、転職の方向性、つまり「転職の軸」を決める必要があります。
未経験転職を希望する場合は20代・未経験特化の転職エージェントを使うといいでしょう。
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未経験転職では下記の3つに分類されますので、先程も書きましたが「転職の軸」を決める必要があります。
- 26歳転職で職種は変更せず、業種変更
- 26歳転職で業種は変更せず、職種変更
- 26歳転職で業種・職種ともに変更
26歳転職で職種は変更せず、業種変更
26歳の未経験転職の可能性は一番大きいのが「職種」を変更しない場合です。
業種変更であれば、近い文化の業界も多く存在します。
ITエンジニアであれば、SIerにいつまでも勤めるより、Web系企業に転職する方がキャリアアップできます。
キャリア形成の面からも、いつ頃までにどういうポジションを目指し、目標を達成したら転職するかなどの計画がたてやすくなります。
SIer企業は顧客の仕様通りにプログラミングするだけなので、スキルアップにも限界があります。
業界を変更することで、26歳でもより良い転職が可能なのです。
26歳転職で業種は変更せず、職種変更
職種変更は転職の軸を変えることと同じです。
今まで培ってきたキャリアを活かせないかもしれません。
しかし親和性のある職種もあります。
例えば営業職からマーケティング職への職種変更は業種によっては、うまくいく場合もあります。
業界変更をしないことによる強みは以下の2つです。
- 業界知識を改めて勉強する必要がない
- 業界文化についても良く知っている
親和性の高い職種を選択することで、未経験転職が26歳でも可能です。
26歳転職で業種・職種ともに変更
これについてはあまりおすすめできません。
今までのキャリア全てを活かすことができないからです。
例えば将来伸びる業界、IT系を志望するのであれば、別ですがいきなり転職せず勉強することが必要です。
無料のプログラミングスクールやお試し期間があるものをまずは使ってみるのが良いでしょう。
無料ですし。
入学する義務はありませんので、無料体験とか説明会とかに行ってみるのです。
プログラミングスクールでは、Web系言語の基礎が全てオンラインで学べ、無料のお試し期間があるTechAcademyはとくにおすすめです。
カリキュラムを見ると、無料体験だけでもWeb系の基礎中の基礎は身につきそうな感じです。
あとは良さそうだったら課金すればいいと思います。
金額が金額なので入学金を払って、プログラミングスクールに入るのはリスクがあります。
とりあえずは無料のスクールから始めるのがいいと思います。
ほかにも無料のプログラミングスクールはあります。
ITエンジニアになることが前提で無料になっています。
無料PHPスクールはPHPが中心、0円スクールはJavaが中心ですが、どちらもWebエンジニアにはなれます。
>>【おすすめ】無料のプログラミングスクール5選【知識ゼロでも問題なし】
ITエンジニアは生涯勉強が必要です。
なぜならば新しいプログラミング言語、IT技術が日々出てくるからです。
転職後も新しいことを自ら吸収する姿勢がないと、完全未経験の場合は無理ゲーです。
26歳で完全未経験転職する場合は、IT系以外はおすすめできません。
>>転職でおすすめの職種はITエンジニア1択【20代なら問題なし】
>>>> 自宅で無料学習したい方はTechAcademyの無料体験をとりあえずやってみましょう。
>>20代後半の転職で成功する人と失敗する人との違いとは?【一つだけ】
【第二新卒】26歳転職では転職の軸にそって、転職活動をすべき
結論「26歳転職では転職の軸を忘れないことが一番重要な年齢」
先ほど挙げた転職の軸が決まったら、転職活動中には絶対にブレないようにしてください。
これからのキャリア形成でも転職の軸は重要なものになります。
>>【採用担当が解説!】転職の軸がブレた時、確認すべき3つのポイントと対策とは?
転職の軸を広げつつ、転職できると年収も大幅に上げることができます。
ずっと同じ業務では進歩はありません。
将来も見通せば、26歳での転職の軸はスタートラインと言ってよいです。
新入社員から第二新卒くらいまでは「何を目指せばいいのかわからない」はずです。
26歳にもなるとこれからの「転職の軸」が見えてくるでしょう。
転職活動では「転職の軸」を一番大切にしてください。
転職エージェントや転職サイトの利用も忘れないようにしましょう。
26歳くらいになると、転職エージェントを使いこなしている年齢でしょう。
26歳の転職では以下の手順で転職活動を行いましょう。
- 転職の軸を決める
- 転職の軸に相応しい求人を転職サイトでリサーチ【応募はしない】
- キャリアの棚卸し
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 転職エージェント推薦で求人応募
>>【失敗しない!】簡単な転職の7つの進め方を完全公開【採用担当が徹底解説!】
転職の軸が重要なのは今まで書きました。
次に重要なのはマーケティングです。
つまり「転職の軸」が決まったら、転職市場のニーズを調査するのです。
これをやらない求職者の方が実に多いです。
ニーズがないのに求人応募しても、内定を勝ち取ることは難しいでしょう。
ニーズが少ない企業は「いい人がいれば採用しよう」くらいに考えています。
年中転職サイトで掲載されている求人はその傾向が強いです。
求人応募前に業界地図や会社四季報で業界研究、企業研究をするのは、転職活動の常識です。
転職サイトでニーズがあることがわかったら、本格的に転職活動を始めます。
キャリアの棚卸しと言われる、今までのあなたのキャリアを年表形式にしたものです。
- いつからいつまで
- どの会社のどの部署で
- どんな職務を
- どんな立場で
- どれだけの実績を出したか
- そのときのエピソードは?
キャリアの棚卸しを行うことで、転職理由が深掘りされ、キャリアプランも明確になります。
いきなり「履歴書・職務経歴書」を作成してしまう求職者も多いですが、転職失敗の原因になります。
キャリアの棚卸しさえ出来ていれば、履歴書・職務経歴書の作成に時間はかかりません。
職務経歴書の作成で苦労している方のほとんどはキャリアの棚卸しを行っていない方です。
求人応募は転職エージェント推薦で行いましょう。
転職サイトやハローワークは直接応募です。
直接応募は「推薦状」がないので、自分を売り込むのがかなり大変です。
現職、前職の上司に推薦状を書いてもらえれば別ですが、求人応募のたびにお願いするのも心苦しいですよね。
転職エージェントはあなたのキャリアに相応しい求人しか紹介しません。
企業に対して、あなたを推薦するからです。
転職エージェントは企業との信頼関係で成り立っているので、推薦する候補者はレベルの高い求職者が多いです。
転職エージェント推薦で応募できた場合は、直接応募よりずっと内定率は高くなります。
このような理由があるので、応募は転職エージェントを使うべきです。
>>【採用担当厳選】どこがいい?20代向けおすすめ転職エージェント11選
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