
- どんな人が、転職に失敗するのだろうか?
- 逆に転職に失敗せず、成功するのはどんな人だろうか?
上記の疑問・お悩みにお答えします。
- どんな人が、転職に失敗するのか?
- 逆に転職に失敗せず、成功するのはどんな人か?
- 筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
- 転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
- 採用担当経験、そして3回の転職経験がこの記事の根拠です。
記事構成は、以下目次のとおりです。
では、一つずつ解説します。
転職活動に計画性がないのが原因
転職に失敗する人は、きちんと計画を立てて転職活動をしていません。
転職と仕事は同じようなものです。
実績を出すためにあらかじめ、調査をし、計画を立てる点で転職は仕事と同じと言えます。
いつまでに転職活動を終わらせるという計画がないと、だらだらと転職活動を続けることになりかねません。
【採用担当が解説】転職活動は、仕事と同じ方法で進めよ【成果重視の視点で】
転職活動は3ヶ月がベストであると言われています。
転職エージェントからの求人紹介も3か月を過ぎると、激減してきますし、サポート打ち切りになるところもあります。
【採用担当が解説】転職活動の期間は、90日くらいが目安【在職中の場合】
転職理由が不明確なのが原因
転職失敗する人は、転職理由が明確になっていません。
転職理由が明確にならないと、転職の軸も決まりません。
転職の軸は、目指すべき業界・職種を決めるもので、きわめて重要です。
転職理由が決まらないと、どんな求人に応募すべきかが明確になりません。
場当たり的に求人検索して、応募していたのでは、内定獲得は不可能。
転職面接で今まで応募した求人を質問されます。それは「転職理由が明確か?」を確認するためです。
転職理由・転職の軸は、決してブレてはいけません。
転職活動が終わるまで、変えてはいけないものです。
【採用担当が解説!】転職の軸がブレた時、確認すべき3つのポイントと対策とは?
転職理由は明確になるまで、転職活動を始めるべきではありません。
多少時間はかかってもよいので、転職理由の深掘りはきちんとしましょう。
【採用担当が徹底解説!】転職理由をなぜなぜ分析で深掘りしよう!
【採用担当が解説】転職理由を深掘りしないとどうなるか?【3つの弱み露呈】
転職理由は、退職理由と違います。
退職理由は多くが会社に対する不満ですが、転職理由は「転職して何を実現したいのか?」ということです。
【採用担当解説】転職理由と退職理由はどう違うのか?【知らないと恥をかく】
「転職の目的」と「転職理由」は、同じ意味だと理解してください。
希望条件の優先順位が不明確
転職失敗する人は、希望条件の優先順位が明確になっていません。
絶対にはずせない希望条件と、妥協可能な希望条件に切り分け、優先順位をつけておくことが、転職失敗しないための秘訣。
以下のように、優先順位をつけましょう。
「できれば、~」は妥協可能な希望条件ということで、明確に区別します。
- IT業界は、必須
- プログラミングが、学べること
- 年収600万円以上
- 残業は、月に40時間以内
- 「できれば」1時間以内で、通勤可能
- 「できれば」プロジェクトマネージャー
上の例では希望業界はIT必須で、職種はプログラミングが学べる環境であることが希望条件の「最優先」です。
次は年収600万円以上で、残業時間は月40時間が限度と、職場環境について決めています。
一方で全て希望条件が、かなう訳ではありません。
妥協しても良い希望条件も、あらかじめ決めておくべきです。
【採用担当が徹底解説!】転職エージェントにはハッキリと希望条件を伝えよう!
求人応募を複数社・同時進行していない
求人応募して選考結果が出るまで、次の求人応募をしない人は転職失敗します。
転職活動の計画をたてないと、そうなります。
転職活動を3ヶ月で完了させるためには、求人応募を同時進行しなければ、スケジュールどおりにいきません。
求人応募してから選考結果の連絡を受けるまで、ほかの求人応募しないとしたら機会損失していますし、非効率的です。
転職失敗する人は、スピード感が足りません。
転職活動の計画を立てることが、重要です。
平均10社程度は、求人応募するとのデータが多いです。
逆算して10社応募出来るためには、どのような転職活動の計画を立てれば良いかを考えることが大切です。
転職の計画は、たてたら終わりという訳ではありません。
転職活動の計画は、修正しても良いのですから。管理することが大切です。
【採用担当が解説】求人応募した後の進捗管理はどうすればいいのか?【テンプレ公開】
1社だけの転職エージェントを使っている
転職エージェントを使って、転職活動するのは基本中の基本です。
しかし1社だけ、転職エージェントを利用している方は、転職失敗します。
相応しい求人は、ほかの転職エージェントが保有している可能性が大きいから。
少なくとも、3社は転職エージェントを使い倒しましょう。
転職エージェントに利用されては、いけません。
転職エージェントを利用することです。
【採用担当が徹底解説!】転職エージェントは自己責任で使えば失敗しない?【言いなりはダメ】
転職エージェントには、「ごり押し」のアドバイザーが中にはいます。
そんな時は、遠慮せずに担当交代してもらいましょう。
転職活動には、「将来」がかかっています。
転職エージェントは、ビジネスとして行っています。あなたのことを考えているわけではありません。
会社の利益を考えるのは当然ですし、それを理解した上で転職エージェントを使いましょう。
それでも優良な非公開求人を多数保有しているメリットがあるのが転職エージェントです。
転職サイトやハローワークでは応募できない求人を保有する転職エージェントを利用しない手はありません。
転職エージェントにとって、顧客は企業ですが、あなたも企業に推薦する候補者です。
1社だけ転職エージェントを利用すると、内定辞退もしにくいなど、使い勝手も悪いです。
非公開求人の選択肢は多く持っておくためにも、転職エージェントは複数社つかいましょう。
【採用担当が解説】転職エージェントは複数利用が基本です【注意点あり】
それが転職失敗する人と成功する人との分かれ目になります。
