面接前日の夜はなかなか寝付けない人も多いのではないでしょうか?それは不安からくるものかもしれません。面接準備に不安がある方はこの記事を読んで頂くと面接前日の夜はよく眠れると思います。一夜漬けでもやらないよりはマシですので準備をしていない方で明日が面接の方も必読ですよ!
【一夜漬け】面接前日の夜に確認すべき4つのこととは?
面接の前夜にやることのポイントは今まで準備したことの復習で重要なことだけでよいです。
自信を持つことの方が大切ですので、あれもこれもと確認してもかえって自信をなくすからです。
今まで地道に転職活動をしていたのでしたら、面接準備は一夜漬けでも何とかなったりします。
準備不足の方は時間がないので「ヤマを張る」でもかなりの分、カバーできます。
いづれにせよ面接対策で本当に大切なことは限られています。
面接の前夜はそれだけを確認すれば、ほぼ大丈夫です。
それは以下の4点です。
- 自己紹介
- 転職理由
- 志望動機
- 最後の質問
それでは確認すべき4つの項目について、これから説明します。
面接対策でも最重要なことですので、常日頃から意識することが転職活動を成功へと加速させます。
自己紹介
面接は自己紹介から始まりますので、ここはきちんと準備をしておきたいところです。
面接時間がどれくらいかは転職エージェント経由であれば事前にわかりますので聞いておきます。
直接応募の場合は推定するしかないです。
面接時間に応じていくつかのバージョンを用意しておきます。
おすすめは3分バージョンですが念のため1分、5分ものも用意します。
5分バージョンを使う可能性は殆どありませんので時間がなければ用意はしなくていいです。
自己紹介の時間ですが、面接官から指定されればよいのですが、通常はその場の空気で採用するバージョンを決めるしかありません。
面接の最初ですので最初の自己紹介で長引かせるよりも興味を持ってもらう程度の長さで十分です。
自己紹介は面接官にあなたの簡単な職歴を知ってもらえば十分です。
まずは挨拶からです。
「〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。」とあなたが言うと、面接官は「ご着席ください。」と応じてくるでしょう。
特に気にせず自然な振る舞いで着席して下さい。
緊張しすぎて挙動不審になる方も中にはいらっしゃいます。
面接官はこれぐらいでは落とすことはしませんので、面接で落ち着いて回答することで十分挽回できますので、最初の挨拶の出来は気にする必要はありません。
さて「自己紹介を簡単にお願いします。」と言われたら、1分〜3分でおさめれば良いでしょう。
20代であれば1分で、30代であれば3分バージョンが目安になります。
それはあなたの今までの職務経歴、キャリアによるからです。
細かいことは言わずに、「●●を●年、××を×年、△△を△年」という構成で自己紹介しましょう。
どこの会社でどれだけ働いたかというのは面接の中で回答していけば良いので、自己紹介は職務経歴書の「要約」部分を自分の言葉で話すイメージで良いです。
自宅に鏡があれば表情の確認もできますし、録画してから客観的に見ることも出来ます。
世の中便利になったのですから、使えるツール・道具はどんどん使いましょう。
転職理由
自己紹介でウォーミングアップが終わるといよいよ本格的な面接に入ります。
基本的には履歴書・職務経歴書の内容確認が面接の目的です。
応募書類と矛盾することを言わないように注意して答えていきましょう。
矛盾点を深掘りされて面接時間をロスするのはとてももったいないですよね?
アピール出来る時間は多い方が良いので、攻めだけでなく守りも万全の状態がベストなのです。
少しでも自己PRできる時間が増えるように突っ込まれることはなるべく避けましょう。
最初は転職理由を質問されることが多いでしょう。
自己紹介に続き、鉄板中の鉄板の質問だからです。
転職理由は面接で必ず聞かれる質問です。
その際退職理由と切り分けることが重要です。
転職理由と退職理由はどう違うのか?に詳細は書いてありますが、退職理由は会社を辞めるきっかけになった理由であまりポジティブなものではありません。
面接で「なぜ退職したのですか?」と質問されてもそのまま退職理由を答えると、さらに突っ込んだ質問をされて困ると思います。
面接官は会社に不満があって転職するのは承知しています。
このような質問ではあくまでも転職理由を問われているので、引っかからないようにしましょう。
転職理由はあなたのキャリアの軸を確認するものです。
面接のために転職理由が重要なのではないと言うことは再三再四申し上げている通りです。
転職の目的は明確ですか?に書いたように転職理由が明確にならないと応募すべき業種・職種が決定しません。
転職理由が重要なのはこのことによります。
本来は面接の度に確認することではないのです。
しかし面接の準備にはこれで十分ということはありません。
前日の夜に転職理由を再確認することはきわめて有効ですし、あなたの転職活動における軸を今一度再認識する意味でも重要です。
以下の3項目は常に意識しながら転職活動しましょう。
- あなたは何を実現するために転職するのですか?
- 3年後、5年後、10年後のあなたはどこでどのようなポジションでどんな仕事をしているかビジョンがありますか?
- 求人票の職務はいつまでもあるわけではありません。あなたの転職活動の軸は何ですか?
志望動機
転職理由に関連する質問と言えば【志望動機】ですね。
これもまた面接では必ず質問されるので、前日の復習は必須です。
志望動機を質問されたら、「あなたのコアスキルが求人の求めている要件にあっていることを伝える」ことと、「なぜその会社なのか?」の2点をきちんと相手に伝えることです。
志望動機は「転職理由と企業研究の足し算」で完成することがわかると思います。
転職理由はどの面接でも不変のものですが、志望動機は企業研究の部分が求人ごとに変わるため、その分しんどいです。
志望度があまり高くない求人は面接対策の時間が取れず、一夜漬けにならざるを得ない場合もあるかもしれません。
しかしやるべきことは企業研究だけです。
一晩でやりきることも可能な量ですので諦めずに準備しましょう。
最後の質問
面接の最後に「何か質問はありますか?」と定番の質問があります。
これについては2つほど質問することを用意しておきましょう。
- 今回はどんな人材を採用する予定か?
- それはどうしてか?
- 代表的な一日の過ごし方は?
- 配属予定の組織構成は?
など思いつく限り用意しておきましょう。
これは面接ごとに増えていくイメージなので負担ではないと思います。
まとめ
面接の前夜にやるべきことを凝縮してみました。
どれも重要な項目ですが転職の軸がしっかりしていれば、一夜漬けでも何とかなることです。
- 自己紹介は職務経歴を簡潔に述べる程度で良い
- 転職理由はこれからのあなたの未来予想図
- 志望動機は企業研究と転職理由をうまくミックスして話そう
- 最後の質問は常日頃からストックしておこう
これで明日の面接を乗り切れるはずです。
頑張ってくださいね。
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