転職の進め方をまずは知ろう
転職の進め方は手順が決まっています。
上図の手順は筆者が試行錯誤した結果ですが、これで転職活動を行えば良い結果が得られます。
初めての転職の方は特に「自己流」で転職活動を進めますが、遠回りをすることが多いです。
筆者も最初の転職のときは色々試行錯誤して苦労しました。
転職エージェント推薦で求人応募しよう
特に求人応募については間違っていたと思います。
今考えると「直接応募」よりも「転職エージェント」を利用すべきでした。
結論から言えば求人応募は全て転職エージェント推薦にすべきです。
その方が良い結果が出ます。
筆者は採用担当なのでわかりますが、直接応募経由の応募者は「どこの誰かわからない」ので書類選考は大変です。
採用担当者の人件費がかなりかかってしまいます。
転職エージェント推薦の場合は「書類選考」を行っているので、書類選考はかなり楽です。
結果として採用コストを減らすために「会社から転職エージェントに採用の一部を外注化」しています。
>>それでも直接応募を選択しますか?【エージェントは採用の外注化】
当然採用コストは直接応募のほうがかかります。
すべて社内で採用活動をしなければいけないので大変です。
転職エージェントを利用する方が企業にも都合が良いのです。
求職者にとっても転職エージェントの推薦状付きで応募できるのですから、有利です。
>>直接応募と転職エージェント経由、勝つのはどっち?
転職の進め方【記事一覧】
筆者が試行錯誤の結果わかった効率的で正しい転職の進め方です。
>>簡単な転職の7つの進め方を完全公開【これを守らないと失敗する】
>>【失敗体験あり】転職の始め方と手順【8割、命運が決まります】
>>【誰にでも簡単】転職活動の進め方【転職エージェントがポイント】
転職理由を明確にするのが最重要です
転職理由が明確にならないと転職活動を始めてはいけません。
それくらい重要なことです。
退職理由との区別をハッキリさせて、前向きな転職理由を考えてください。
面接官は「退職理由」を聞きたいのではありません。
会社でどのように貢献できるかを知りたいのです。

転職理由に相応しい求人ニーズをマーケティング
転職理由が明確になったら、転職の軸も自ずと決まります。
転職の軸とはこれから進みたい業界・職種のことです。
転職理由が明確になっても、需要がなければ転職は難しいです。
できるだけ最初の方でニーズがあることを確認しましょう。
求人ニーズの確認は転職サイトを使うのが確実です。
ハローワーク求人は業界や職種に偏りがあります。
転職エージェントを使うのはニーズがあるのがわかってからです。

転職活動を90日間で終えるようにスケジューリングする
求人ニーズがあることがわかったら、本格的な転職活動の開始です。
個人によって差はありますが、だいたい「90日間で転職活動を終える」ようにしてください。
転職活動はスケジュールの進捗管理ももちろん必要です。
転職は仕事と同じとも言えます。
>>転職活動の期間はいったいどのくらいが目安なの?【90日くらい】
キャリアの棚卸しを徹底的に行う
キャリアの棚卸しを行うことで大きな効果があります。
あなたの強みがわかる、転職理由が深掘りされる、キャリアプランが描けるなどです。
>>キャリアの棚卸しを簡単に行う手順とは?
>>キャリアの棚卸しをしっかり行う効果とは?
>>【キャリアの棚卸し】あなたの強みはどうすればわかる?【効果絶大】
履歴書・職務経歴書を「キャリアの棚卸し」をもとに書きます
履歴書の書き方のルールです。
>>これで安心!履歴書はこれさえ守れば難しくない!【書き方のルール】
職務経歴書の書き方はキャリアの棚卸しが終わっていれば、とても質がよく簡単にできます。
>>【驚愕の事実】職務経歴書の簡単な書き方は【たった一つだけ】です
勘違いしている求職者の方が多いのですが、職務経歴書に「自己PR」を必ずしも書く必要はありません。
職務経歴を書けば、自己PRのスペースはなくなるのが普通です。
>>【常識を疑え】職務経歴書に自己PRを書かないでも良いのか?【これが真実】
転職面接は転職活動の山場です
転職面接は面接官を安心させることが第一です。
結局は会話のキャッチボールが出来るかどうかです。
>>面接とは安心である【採用担当者の経験から断言します】
>>面接で主導権を握ることは可能か?【面接官によって回答を変える】
>>転職面接での「何か質問は?」に爪痕を残す3つの逆質問とは?
転職面接で返事が遅くても気にせずに転職活動を続けましょう。
>>【キープ】転職面接の返事が遅い3つの理由とは?【転職活動を続けよ】
これから普及する可能性が大きいAI面接の特徴と対策についてです。
>>【普及する可能性大】AI面接の特徴と3つの対策とは?【かなり難しい】
主流になりつつあるWEB面接の流れについてです。
>>【誰でも簡単にわかる】WEB面接の流れをそっとお教えします
転職面接を辞退した後に再応募は可能かを書いています。
>>【選考辞退】転職面接を辞退した企業への再応募は可能か?
圧迫面接についてです。
>>圧迫面接を行う会社に入社しても大丈夫か?【企業調査をすべき】
>>圧迫面接されやすい人はこんなタイプ【たった4つ】
社長面接についてです。
>>社長面接は相性が良いかどうかにかかっています【油断大敵】
最終面接と一次面接、二次面接との違いについてです。
>>最終面接と一次二次面接との違いは何か?【目的を理解しましょう】
>>二次面接では一次面接よりも注意すべき3つのポイント【意外と想定内】
筆者は採用担当も兼務しています。転職面接でチェックするポイントはそんなにないです。
>>どこを採用担当者は面接で確認する【採用担当がたった2つと断言】
内定・退職は転職活動の最後なので頑張って!
内定を承諾するか辞退するかは慎重に決めてください。
確認することは内定が出た会社の経営状況と評判です。
営業利益が黒字になっていない会社の場合は内定承諾するかをよく考えましょう。
年収などの固定費が削減されるかもしれません。
退職交渉は段取りが全てです。
手順を間違えると円満退職は難しくなります。
退職交渉でもめたら「退職代行」を使う最終手段しかありません。
そうならないように転職エージェントのアドバイスをよく聞いてください。

このように転職の進め方はシンプルですが手順を間違えないようにしましょう。
効率的な転職活動のためには筆者が試行錯誤した転職の進め方が一番だと自負しています。