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C++でIT転職は有利?メリット・デメリットを徹底解説!

C++でIT転職は有利?メリット・デメリットを徹底解説! エンジニア転職
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この記事は約6分で読めます。

 

 

プログラミング言語で、C++でIT転職したい人「ニーズがあると言われているC++を勉強し、IT転職したい。C++のメリット・デメリットを知りたい。さらには、C++でIT転職する方法も知りたいな。」

 

こういった疑問に、エンジニア歴15年以上の筆者が答えます。

 

IT業界に転職する際、「どのプログラミング言語を学ぶべきか?」と悩む方は多いでしょう。PythonやJavaと並び、C++は特定の業界で非常に重宝されている言語です。特にゲーム開発、組み込みシステム、金融システムなど、パフォーマンスを求められる領域では欠かせません。

しかし、「C++を学べば本当に転職が有利になるのか?」「習得の難易度は?」と不安を感じる方もいるかもしれません。そこで、エンジニア歴15年以上の筆者が、C++のメリット・デメリットを詳しく解説し、転職市場での価値を徹底分析します。

この記事を読めば、C++が転職にどう活かせるのか明確になります。転職活動を成功させるために、ぜひ最後までお読みください!

 

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先ほど、こんなツイートをしました。

 

C++ は、PythonやJava同様に転職市場ではニーズがあるプログラミング言語。メリットは何と言っても、高いパフォーマンスにあるが、デメリットとして、学習コストが高くなる面がある。ポインタ、メモリ管理など学ぶべき概念が多い。特に自動メモリ管理がないので、メモリリークに注意する必要がある。…

 

この記事を読めばわかること

  • C++を使う上でのメリットが、わかる。
  • C++を使う上でのデメリットが、わかる。
  • C++を活かして、IT転職を成功させる方法がわかる。

 

この記事の根拠

  • 筆者はエンジニア歴15年以上で、数多くのプログラミング経験があります。
  • エンジニア転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
  • エンジニア歴15年以上、そして3回のエンジニア転職経験がこの記事の根拠です。

 

記事構成は、以下目次のとおりです。

では、一つずつ解説します。

 

 

C++を使う上でのメリット

C++のメリット

 

1. 高いパフォーマンス

C++はコンパイル言語であり、機械語に近い処理が可能なため、動作速度が非常に速いです。そのため、以下のような分野で広く採用されています。

ゲーム開発

多くのゲームエンジン(Unreal Engine、Unity)ではC++が採用されており、高速な処理が求められるリアルタイムゲーム開発に最適です。

組み込みシステム

C++はハードウェアを直接操作できるため、IoTデバイスや車載システムの開発で重要視されています。

金融システム

高速処理が求められる金融取引システム(HFT:High-Frequency Trading)などでは、C++が多く使用されます。

 

2. メモリ管理の自由度が高い

C++はポインタを使用してメモリを直接操作できるため、リソース管理を細かく制御できます。

include < iostream >< /iostream >
int main() {
int *ptr = new int(10);
std::cout << “値: ” << *ptr << std::endl;
delete ptr;
return 0;
}

このコードでは、動的にメモリを確保し、使用後に解放しています。C++のこうしたメモリ管理能力は、パフォーマンス最適化や低レベルシステムの開発で役立ちます。

 

3. 多様なプログラミングパラダイムに対応

C++はオブジェクト指向だけでなく、手続き型、ジェネリックプログラミングにも対応しており、幅広い開発スタイルを採用できます。

オブジェクト指向

include < iostream >< /iostream >
class Car {
public:
void drive() {
std::cout << “車を運転中…” << std::endl;
}
};
int main() {
Car myCar;
myCar.drive();
return 0;
}

オブジェクト指向により、再利用性と拡張性の高い設計が可能になります。

 

 

C++を使う上でのデメリット

C++のデメリット

 

1. 学習難易度が高い

C++は柔軟性がある分、ポインタ、メモリ管理、テンプレート、RAII(Resource Acquisition Is Initialization) など、学ぶべき概念が多く、初心者には難しく感じられることがあります。

2. ガベージコレクションがない

JavaやPythonとは異なり、C++には自動メモリ管理(ガベージコレクション)がありません。開発者が適切にメモリを管理しなければ、メモリリークが発生するリスクがあります。

3. 最新技術の影響を受けにくい

C++は長年にわたって進化していますが、最新の技術(クラウド、AI、機械学習など)への適応が遅れる場合があるため、それらの分野ではPythonやJavaScriptのほうが人気です。

 

 

C++を活かしてIT転職を成功させる方法

C++を活かしてIT転職を成功させる方法

 

1. 実践的なプロジェクトを作る

転職市場では「何ができるのか?」が重視されます。C++を活かして以下のようなプロジェクトを制作すると、アピール材料になります。

  • ゲーム開発(Unreal Engineを活用)
  • 組み込みシステム開発(Raspberry Piを使用)
  • 金融システムのサンプル(高速アルゴリズム実装)

2. 転職市場の動向を調べる

転職サイトや転職エージェントを活用し、C++エンジニアの需要を確認しましょう。特にゲーム業界やIoT業界はC++の求人が豊富です。

 

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3. 企業が求めるスキルセットを習得

C++エンジニアとして転職を成功させるためには、STL(Standard Template Library)、マルチスレッドプログラミング、デザインパターン などのスキル習得が鍵になります。

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まとめ

まとめ

 

C++は高速処理が求められる業界では非常に強力な武器となります。一方、習得難易度が高く、メモリ管理の負担がある点には注意が必要です。転職を成功させるためには、実践的なプロジェクトを作り、企業が求めるスキルを習得することが重要です。

この記事を参考に、C++を学びながら転職活動を成功させてください!

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