失業手当手続きについて知りたい人「初めての転職で失業手当の手続きについて知りたい。とても複雑に思えるので、簡単な流れを知りたい。手順を間違えると失業手当の受給開始が遅れると友人から聞いた。最も効率的な手続きの仕方を知りたい。」
上記の疑問・お悩みにお答えします。
先ほど、こんなツイートをしました。
失業手当をもらうまでの最速フロー。離職票を如何に早くもらうかがポイント。
・ハローワーク登録:在職中に済ます
・離職票提出
・社会保険切替
・離職票が届く
・受給説明会出席
・あとは4週間に1回、失業認定にハロワに出向く
離職票が届くまで時間がかかるので、社会保険の切替などやっておく— CowBoy (@cowboy19620626) January 27, 2021
失業手当をもらうまでの最速フロー。
離職票を如何に早くもらうかがポイント。
- ハローワーク登録:在職中に済ます
- 離職票提出
- 社会保険切替
- 離職票が届く
- 受給説明会出席
- あとは4週間に1回、失業認定にハロワに出向く
離職票が届くまで時間がかかるので、社会保険の切替などやっておく
ちなみに筆者は転職経験が3回ほどありますので、失業手当の手続きで困った経験があります。
事務手続きなので、焦っても仕方がないのですが、時間の無駄使いはしないように心がければ大丈夫です。
結論は「失業手当の手続きだけに気を取られずに並行してできることはやること」です。
記事構成は以下の通りです。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 失業手当手続きを最速でもらう方法
- 失業手当手続きを最速でもらう方法1:ハローワーク登録
- 失業手当手続きを最速でもらう方法2:離職票提出
- 失業手当手続きを最速でもらう方法3:受給説明会
- 失業手当手続きを最速でもらう方法4:失業認定
では一つずつ解説します。
失業手当手続きを最速でもらう方法
上図の通りに失業手当の手続きをすればOKです。
箇条書きにすると以下の通りです。
- 念のために雇用保険被保険者証があるか確認
- 求職申込することで、ハローワーク登録完了させる
- 離職票の提出、離職票が届くまで社会保険切り替えておく
- 受給説明会出席:超重要
- 失業認定:4週ごと
ポイントは退職する前にできることはやっておくことです。
ハローワーク登録は在職中でもできます。
結構面倒ですので、早めに登録しておきましょう。
ハローワークに登録していないと失業手当はもらえません。
もう一点は離職票が届くまで会社によって、かなり差があることです。
私の場合は2週間以上かかりました。
その間に厚生年金を国民年金に切り替え、健康保険を国民健康保険に切り替えました。
健康保険については任意継続の方が安い場合がありますので、要検討です。
国民年金や国民年金の場合は免除制度もありますので、所得によっては使えないか役所に聞いてみましょう。
失業手当手続きを最速でもらう方法1:ハローワーク登録
まずはハローワークに登録しないことには始まりません。
転職活動ではハローワーク求人から応募することは少ないでしょう。
しかし失業手当が必要な人はハローワークに登録して、ハローワークカードをもらう必要があるのです。
病院の診察券のようなものです。
求職申込を一度しておけば、あとはハローワーク関連のサービスが使えるのです。
もちろん失業手当の給付手続きもそれに入っています。
なので、まずはハローワークに登録ですね。
失業手当手続きを最速でもらう方法2:離職票提出
失業手当手続きを最速でもらう方法2ー1:離職票提出
次は離職票を提出できれば良いのですが、ほとんどの方は2週間程度待たされると思います。
会社に催促することはもちろんですが、待っているだけでも仕方がないので、その間にできることをやってしまいましょう。
つまり社会保険の切替です。
離職票が手元に届いたら、内容を確認します。
特に確認すべきは「退職理由」です。
自己都合退職の場合は最大でも150日分、会社都合退職の場合は最大で330日分給付されます。
勤務年数によっても日数は変わるのですが、会社都合退職の場合の方が給付日数は多い傾向にあります。
また給付されるまで自己都合退職の場合は7日+2か月待たないといけません。
会社都合退職の場合は7日間の待期期間だけ待てば受給できます。
離職票が来るまで結構時間がかかるので、帳消しと言っていいでしょう。
失業手当手続きを最速でもらう方法2ー2:社会保険切替
社会保険の切替もいずれにせよやる必要があります。
簡単なのは年金の方です。
厚生年金から国民年金に切り替えれば終わりです。
ついでに保険料が安くなるかも確認してみましょう。
私も確か結構安くなったと記憶しています。
申告しないと保険料は高いまんまです。
役所はそういうもんです。
健康保険については国民健康保険に切り替えるか、そのまま任意継続にするかはよく考えましょう。
会社によって、任意継続の方がずっと得な場合があります。
もちろん年収と勤続年数が関係してきますので、各人でどちらがいいかは答えは違うと思います。
失業手当手続きを最速でもらう方法3:受給説明会
受給説明会とは、失業手当給付に関する注意点などの説明会のことです。
これに出席しないと失業手当はもらえませんので、忘れずに聞いてください。
雇用保険受給資格者証をもらえるはずですので、確認しましょう。
失業手当でもらえる金額と日数、失業認定の予定が書かれている重要な書類です。
求職活動はどんな場合をいうのかなども教えてくれます。
ざっくりいうと実体がなければ求職活動ではありません。
転職サイトで求人を検索しただけとかは求職活動ではないんです。
面接に呼ばれなくてもよいので、求人応募した事実が重要です。
それが求職活動とカウントされます。
失業手当手続きを最速でもらう方法4:失業認定
基本的に4週間に一度、認定日があります。
その日はよほどのことがない限りはハローワークに行ってください。
そこで求職活動をしていることをハローワークが確認し、問題なければ失業手当が振り込まれます。
失業手当がもらえるからと言って、その日数ぎりぎりまで転職活動をするのはあまりよくありません。
転職活動は3ヶ月以内で決めるのが基本です。