職場、特にブラック企業でありがちなパワハラ。それが理由で転職したい場合どうしたらよいのでしょうか?考えてみましょう。
ブラック企業はパワハラの温床なので逃げるのが正しい
ブラック企業でパワハラで悩んでおられる方、とても多いと思います。
会社に行くのが、嫌になりますよね。
パワハラって最近こそ騒がれますが、私が入社したころもひどかったんです。
パワハラという言葉もなくて、普通に人格を傷つけられました。
角界でいう『かわいがり』ってやつが、サラリーマン社会でも日常茶飯事のようにあった時代です。
20年以上も前ですが当時は私も教育と称して、今でいう『ブラック企業でのパワハラ』を受けてました。
上司が公然と大きな顔をしてやるのです。
会社に行くのイヤになりましたよ。
結果として体調を壊してしまいました。
当時の上司のことはもう忘れましたが、パワハラを受けてた時は許せない気持ちでいっぱいでした。
このように20年以上前もパワハラはあったんですが、今はコンプライアンス的に許されない時代になりました。
受けた本人がハラスメントだと思えば、パワハラなんです。
それはセクハラにしても同様です。
昔は朝の挨拶代わりにセクハラでしたから、ひどいものです。
今では表だって行なわれていませんので、余計に分かりにくくなったといわれています。
一度狙われると毎日のようにパワハラでは、受ける方はたまったものではありません。
一人ではとてもこなせない量の仕事を与えられたり、それが終わっていないとすごい剣幕で怒鳴られらたり……
本当にひどいものです。
パワハラを受けたら、それをいつまでも我慢するしかないのでしょうか?
ブラック企業に応募しないで済む方法とは?に書かれていることを事前に行っていれば応募しないで済んだかもしれません。
しかし不幸にしてブラック企業に入社してしまった場合もあると思います。
それでは不幸にしてブラック企業でパワハラを受けたとき、どうすればいいのでしょうか?
ブラック企業を退職してパワハラから解放されることが一番
あなたがパワハラを受け、それがずっと続いている場合はいきなり会社を訴えるのはやめましょう。
裁判だとどうしても従業員は不利ですので、確かな証拠を残すしかないからです。
私はブラック企業に何を言っても無駄だと考えました。
結果としてブラック企業から逃げてパワハラから解放されました。
パワハラを行っている人はその自覚が全くありません。
なので言っても無駄なんです。
学習能力がないんだから、その人から逃げるのが一番です。
当時はまともに仕事をできない精神状態でしたので、一日でも早く会社を退職したかったです。
転職エージェントを使って転職したのですが、その転職先は自分にとって、とても良い職場でした。
思ったことを自由に提案できる空気で、その案が採用されることも多かったです。
あとはそれなりのポジションにいたので、やりがいもありました。
もちろん、部下にパワハラなどはしたつもりはありません。多分。
私は行動した結果、うまくいきました。
出来すぎかもしれません。
私はあまり迷わず行動してしまうので、良かったのだと思います。
いつまでもブラック企業にいたらと思うと、ぞっとします。
私のような対応でなくて、会社にパワハラを認識させるという方法ももちろんあります。
しかしそれにはお金と時間がかかります。
まずはパワハラの証拠をあなた自身で固めることです。
次に法的手段に出ることです。
今であれば、パワハラの証拠を集めるのには、色々な手段がありますよね。
あなただけで動くと法に触れる場合もありますので、お金は必要ですが弁護士と相談しながら行ってください。
おそらく最低でも一週間は受けた仕打ちを記録にとっておくことになるでしょう。
とても大変な作業ですよね。
まずは本人にパワハラをしていることを自覚させる
時期を見て、弁護士に記録を材料に相談してみて、やはりパワハラだと言われたら、とるべき手段はまずは本人に通達することです。
以降パワハラを受けるたびに、『それはパワハラです。』と本人に言うのです。
これを何度言ってもなおらない場合でも、会社の人事に相談することはムダです。
もみ消されるだけです。
そういった例を私は何度もみていますから。
逆に「君が悪いんじゃない?」と言われるのがオチです。
労基署にブラック企業からパワハラを受けていることを相談するのは最終手段
労働組合もその実態はブラック企業の味方であることも多いので、相談する効果はないと思います。
なので上司に何度言っても、直りそうになかったら、労基署にいうのが一番です。
ですがこれって最終手段です。
ブラック企業に居づらくなるのは、確実だからです。
根本的な原因は、理不尽なパワハラをする『上司』だと思うんです。
そんな時は退職代行を使ってブラック企業から逃げることも決して間違っていません。
あなたの心身の健康が第一ですから。
今は話題ですが私がパワハラを受けた当時は退職代行の存在を知りませんでした。
もしも知っていたら、絶対利用しましたね。
パワハラの温床のブラック企業から転職することは、正しいことです
パワハラの温床であるブラック企業にどう対決するか?
ブラック企業なんかとまともに戦うと、あなたの時間とお金が奪われ、とても損をします。
結局、ブラック企業のパワハラから逃げる対策としては、2つだけです。
- 労基署に訴え、ブラック企業と全面対決
- ブラック企業から逃げる
ブラック企業はパワハラ上司を守るんです。
表沙汰になるとブラック企業は困るからです。
学校のいじめの構造と同じです。
私はブラック企業から逃げるのは、むしろ正しいことだと思っています。
人間関係で退職すると、次の職場でもと考えがちです。
ですが、あまりにも理不尽なパワハラ上司はそうそういないと思います。
パワハラが理由で転職する場合でも、転職先にはパワハラという言葉は使わない方が良いでしょう。
面接でどう答えるか?
これについては、面接官によっても受け取り方が違います。
転職エージェント推薦の求人であれば、コンサルタントに聞くのが、一番です。
面接官の性格もコンサルタントは把握していますから。
ブラック企業やパワハラ上司を避けたいのなら、転職エージェントを使っての転職が安全です。
第一にブラック企業は紹介されません。
転職エージェントの営業担当が企業に訪問して求人を受注しているので、かなり安全なのです。
0%とは言いませんがハローワークに比べると殆どゼロに近い数字だと思います。
ブラック企業の雰囲気は独特なものがあって、わかりますよね。
それでも応募する前に最低限確認しておくべき二つのこととはで書いたことは転職エージェントの求人といえども、チェックしてくださいね。
時間のむだになる応募は避けてほしいからです。
第二に求人の部署の人員構成からどんな雰囲気で働いているかまで、転職エージェントは把握しています。
その分転職前にあなたとの相性がなんとなくわかります。
これってあなたにとってとても大事です。
職場の雰囲気がわかれば、イヤな人がいそうかそうでないかは察しがつくのではないでしょうか?
もう一度言います。
パワハラで転職することは、決して悪いことではありません。
むしろ転職先を慎重に選ぶことで、明るい未来が待っているんじゃないでしょうか?
新天地で新たな気持ちで頑張った方がずっと健康的ですよ。
頑張って行動してください。