
転職エージェントの使い方がわからず悩んでいる人「転職活動では転職エージェントの使い方次第で、転職失敗するか成功するかが決まるとよく聞く。転職エージェントの良い点は何となくわかるが、転職エージェントの使い方で注意すべき点を特に知りたい。」
こういった疑問に、CEOで現役採用担当の筆者がお答えします。
こんにちは、CowBoyです。CEOと現役採用担当をやっています。
転職活動において、転職エージェントの「使い方」は結果を左右する極めて重要な要素です。多くの方がエージェントの手厚いサポートといったメリットを理解して登録しますが、実は「使い方で注意すべき点」を正しく把握していないために、転職に失敗してしまうケースが後を絶ちません。
エージェントは無料で手厚いサポートをしてくれますが、その裏には「企業に人材を紹介して報酬を得る」というビジネスモデルが存在します。あえて厳しい言い方をすれば、彼らにとって求職者である「あなたは商品」なのです。
このシビアな事実と、彼らがマッチングを重視する仕組みを理解せずにただ受け身で利用していると、あなたの希望よりもエージェント側の都合を優先された求人に誘導されてしまう危険性すらあります。
本記事では、採用現場の裏側を知り尽くした現役採用担当の視点から、転職エージェントを利用する上で本当に注意すべきポイントや、失敗を防ぐための「総合型」と「特化型」の賢い使い分けについて徹底解説します。
具体的な解説に入る前に、まずは以下の記事で「転職活動の全体像」を掴んでおくことをおすすめします。
⇒転職活動のロードマップはこちら
先日、こんなツイートをしました。
転職エージェントの使い方で重要なのは、すべてが自己責任であることを認識すること。担当コンサルタントがいくら有能であったとしても、最終決定はあなた自身。求人応募を決めるのも、内定承諾するのももちろん。転職エージェントはあくまでもあなたの転職をサポートする。もちろん全力で。
—CowBoy (@cowboy19620626) February 25, 2021
転職エージェントの使い方で重要なのは、すべてが自己責任であることを認識すること。
担当コンサルタントがいくら有能であったとしても、最終決定はあなた自身。
求人応募を決めるのも、内定承諾するのももちろん。
転職エージェントはあくまでもあなたの転職をサポートする。
もちろん全力で。
- 転職エージェントのビジネスモデルと「あなたは商品」という真実
- 現役採用担当が教えるエージェント利用時に最も注意すべき点
- 失敗を防ぐ総合型と特化型エージェントの賢い使い分け方
- 筆者は、「CEO」かつ「現役採用担当者」で、数多くの転職面接や書類選考の現場を熟知しています。
- 企業側として、転職エージェントと契約し、求人を依頼しています。当然、転職エージェントのビジネスモデルも把握しています。
- 自らも3回の転職を経験し、50社以上の転職サービスを使い倒してきた実体験があります。
- 転職活動を通して、大手メディアが隠す「本音」の転職活動ロードマップを公開しています。
- 採用側と求職側の両視点を持つ実体験が、この記事の根拠です。
記事構成は、以下の目次のとおりです。まずは全体像をご確認ください。
それでは、採用担当と求職側の両視点から一つずつ詳しく解説します。
転職エージェントはマッチング重視の使い方が良い【あなたは商品】

結論「転職エージェントはマッチング次第なので、複数社使うのが基本」
転職エージェントは企業が成功報酬を払うビジネスモデルです。
つまり、転職エージェントにとっての顧客は企業です。
転職エージェントを使う上で認識するべきは、この点です。
求人紹介をしてくれたとしても、あなたのキャリアを考えているとは限りません。
キャリア形成については、あなたが自己責任で考えておく必要があります。
「転職の軸」さえしっかりしていれば、エージェントの言いなりになることはないでしょう。
転職エージェントは実に多くの転職支援をしてくれます。
それはあなたにとっても助かるでしょう。
しかし転職エージェントはビジネスで転職支援をしていることを忘れてはいけません。
あなたにとって、プラスにならない求人でも紹介してくるエージェントもいます。
自分の成績のために求職者には、内定が出やすい求人を紹介するエージェントもいるので、注意が必要です。
転職エージェントにとって、あなたは商品なのです。
企業に高く売れると見込める場合は、多くの求人紹介があるでしょう。
逆にあまり企業に高く売れないと見込まれたら、放置するエージェントだっているんです。
転職エージェントが保有している求人とあなたのスキルとのマッチング度合いによるのです。
1社だけ転職エージェントを使っていても、メリットを感じられないと思います。
あなたのスキルにマッチングする求人を保有する転職エージェントは必ずあります。
それまでは結構大変ですが、マッチング重視で転職エージェントの利用数を増やしていくことがおすすめです。
転職エージェントが保有している求人は、各社で特徴があります。
なので、あなたのスキルとマッチングする求人を見つけるためには、どうしても複数社使う必要があるのです。
転職エージェントを使う上でのリスクヘッジともなります。
転職エージェントを使っていくと、紹介される求人の傾向がわかってくると思います。
転職面接が転職活動の山場です。
そのタイミングで使う転職エージェントも徐々に減らしていきましょう。
転職エージェントは内定前に年収交渉も行ってくれます。
相性が良い転職エージェントを見極めたら、それ以外は使わない方が効率的だからです。
転職エージェントはコンサルタントと使い方次第

結論「転職エージェントはコンサルタントの能力と使い方次第で大きく変わる」
さらに転職エージェントには担当コンサルタントがつきます。
もちろん気に入らなければ、担当者交代も可能ですが、基本的には転職成功まで転職支援してくれます。
しかしこのコンサルタントが転職エージェントのメリットでもあると同時にデメリットともなり得るのです。
例えば、下記のようなコンサルタントが担当になったら、すぐに変更してもらいましょう。
- 全く求人紹介がない。
- 問い合わせてもなかなか回答が来ない。目安は数時間。
- 求人応募をゴリ押ししてくる。
- 内定を承諾するように圧力をかけてくる。
- 内定を辞退すると、とたんに怒り出す。
転職はあなたの人生がかかっているのです。
エージェントに遠慮する必要はありません。
転職エージェントは担当者で善し悪しが決まると言っても良いです。
担当者の能力が低ければ、あなたのスキルを把握できないでしょう。
その結果、マッチングする求人が転職エージェントにあったとしても、紹介されずに放置されることもあります。
逆に全くピント外れな求人を大量に紹介してくるコンサルタントも困りものです。
このような転職エージェントのコンサルタントの言いなりになってはいけません。
強い気持ちをもって、転職エージェントを利用しましょう。
決して転職エージェントに使われてはいけないのです。
本来はあなたが主導で転職エージェントを利用するものなんです。
マッチングしない求人が紹介されたら、その理由を問いただしてみましょう。
うまく答えられないコンサルタントであれば、すぐにでも交代すべきです。
あなたの隠れた強みを発見してくれて、求人紹介しているのであれば、能力が高いコンサルタントと言えます。
コンサルタントの能力を判断するのは、最初のうちは難しいでしょう。
転職エージェントを複数社・掛け持ちで使うことをおすすめするのは、コンサルタントの能力を把握できる力がつくからでもあります。
転職エージェントはコンサルタントの能力次第です。
転職エージェントをうまく使うためには「転職の軸」つまり「キャリアデザインを設計すること」が重要です。
転職してから実現したいことを短期的、中期的、長期的に描き、そのためのプロセスを明確にすることです。
このブログタイトルともなっている「転職プロセス」こそが重要なのです。
これが明確であれば、転職エージェントの使い方も必ずうまくいきます。
総合型転職エージェントと特化型転職エージェントをわけて使うべき

結論「総合型は幅広い求人、特化型は専門職求人が多い」
転職エージェントには2種類あります。
総合型転職エージェントと特化型転職エージェントです。
総合型転職エージェントはリクルートエージェントやdodaが代表です。
保有求人数が多く、ジャンル、年齢層も幅広いです。
転職初心者はまずは総合型転職エージェントから使いましょう。
キャリア面談もとても親切です。
どちらかというと求職者の良い部分を理解しようとする傾向があります。
紹介される求人については、担当アドバイザーによって、ピンキリです。
キャリア面談であなたの職務経歴を理解できていれば、かなり良い求人が紹介されると思います。
しかし、ITエンジニアのような専門知識が必要な職種の場合は、アドバイザーが専門用語を理解できないこともあります。
特に若い新人のアドバイザーが担当になったら、ベテランの人に変えてもらいましょう。
筆者の経験上、その方が無難です。
特化型転職エージェントは業界、職種、年齢に特化した求人を扱っている転職エージェントです。
例えば20代専門の転職エージェントでは、マイナビジョブ20's
が有名です。
先ほど取り上げたITエンジニアに特化した転職エージェントでは、TechClipsエージェントやレバテックキャリア、マイナビIT AGENTが有名です。
他にも看護師に特化した転職エージェント、保育士に特化した転職エージェントもあります。
特化型転職エージェントの方が、求人についてはマッチング度合いは高いのは確かです。
ただ転職活動に慣れていない方は、職務経歴書の書き方や転職面接の受け方の基本をわかっていない場合が多いです。
転職活動の方法については、総合型転職エージェントに相談した方が親切にサポートしてくれます。
実際に求人応募する段階になったら、特化型転職エージェントを使っても遅くはないのです。
転職活動の手順について身についている方は、特化型転職エージェントをいきなり使っても問題ないです。
逆に転職活動のノウハウについて、自信がない方は総合型転職エージェントから使い始めましょう。
それが総合型転職エージェントと特化型転職エージェントとの使い方の切り分けです。
転職サイトで市場マーケティングを終えたら、実際の応募は「転職エージェント」を一択で使います。なぜなら、サイト経由の応募にある「年齢フィルター」や「学歴フィルター」を回避し、あなたの強みを直接採用担当に推薦してもらえる唯一のルートだからです。両方を運営する大手メディアが絶対に書けない、これが不都合な真実です。
現役の採用担当だからこそ語れる、フィルターに落とされず内定を回収するためのエージェントの賢い使い分けと、本当に信頼できる24の窓口の比較は以下ですべて明かしています。



