
転職エージェントが無料で使える理由が分からず、悩んでいる人「転職エージェントとは、そもそも何なのかよくわかっていないので、知りたい。転職エージェントは、どういう仕組で、利益を得ているのだろうか?これが、わかれば転職エージェントが無料のわけが理解できるかもしれない。ビジネスモデルについて、詳しく知りたいな。」
こういった疑問に、CEOで現役採用担当の筆者がお答えします。
こんにちは、CowBoyです。CEOと現役採用担当をやっています。
転職エージェントを利用しようとしたとき、「どうしてここまで手厚いサポートがすべて無料で受けられるのだろう?」と疑問や不信感を抱いたことはありませんか?
採用現場の視点からハッキリと暴露しますが、転職エージェントは決してボランティアではありません。彼らが無料でサポートを提供できるのには、企業と求職者の間に成り立つ明確な「ビジネスモデルのカラクリ」が存在します。この根本的な仕組み(誰が顧客で、誰が商品なのか)を理解せずに利用すると、エージェントの都合の良いように使われてしまい、本当に自分の希望する転職を実現できなくなってしまいます。
本記事では、採用担当だからこそ語れる「転職エージェントの裏のビジネスモデル」を徹底解説。この残酷な仕組みを逆手にとり、優秀なアドバイザーを味方につけて転職を成功させる秘訣をお伝えします。
本格的な転職活動をスタートする前に、まずは以下の記事で「転職の正しい進め方と手順」の全体像を確認しておくのがおすすめです。
⇒転職活動のロードマップはこちら
【CEO&採用担当が完全公開】転職活動の始め方ロードマップ「7つの簡単な手順」
先日、こんなツイートをしました。
転職エージェントが無料で利用できる理由は、ビジネスモデルによる。転職エージェントにとっての顧客は、求人受注した企業。求職者は、企業に少しでも高く売れる商品だと考えると、納得だろう。転職エージェントに対して、ビジネスモデルを理解していれば、ムカつかないですむかも。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) February 20, 2024
転職エージェントが無料で利用できる理由は、ビジネスモデルによる。転職エージェントにとっての顧客は、求人受注した企業。求職者は、企業に少しでも高く売れる商品だと考えると、納得だろう。転職エージェントに対して、ビジネスモデルを理解していれば、ムカつかないですむかも。
- 転職エージェントが無料で手厚いサポートを提供できる「インサイダー情報」
- 転職エージェントのビジネスモデル
- 仕組みを逆手にとり、優良求人を優先的に回してもらうための賢い立ち回り方
- 筆者は、「CEO」かつ「現役採用担当者」で、数多くの転職面接や書類選考の現場を熟知しています。
- 企業側として、転職エージェントと契約し、求人を依頼しています。当然、転職エージェントのビジネスモデルも把握しています。
- 自らも3回の転職を経験し、50社以上の転職サービスを使い倒してきた実体験があります。
- 転職活動を通して、大手メディアが隠す「本音」の転職活動ロードマップを公開しています。
- 採用側と転職経験の両視点を持つ実体験が、この記事の根拠です。
記事構成は、以下の目次のとおりです。まずは全体像をご確認ください。
それでは、採用担当と転職経験の両視点から一つずつ詳しく解説します。
転職エージェントとは?

そもそも、転職エージェントとはなんでしょうか?
職業安定法上は、「有料職業紹介事業者」と呼ばれています。
一般的には、人材紹介、もしくは、転職エージェントと呼ぶことの方が多いですね。
そして、転職エージェントにも3種類ほどあるんです。
登録型(一般的な転職エージェント)
代表例の登録型は、一般的に転職エージェントと呼ばれているもの。
転職を希望するあなたが転職エージェントに転職することで、求人を紹介してもらえます。
上図に登録型の転職エージェントのあなた、転職エージェント、企業との関係を書いてみました。
この関係を理解していただくと、転職エージェントの仕組みも見えてきます。
サーチ型(ヘッドハンティング型)
残りの2種類ですが、サーチ型、アウトプレースメント型というものがあります。
サーチ型はヘッドハンティング型とも言われています。
エグゼクティブ向けの転職エージェントです。
企業が求人を依頼し、それにマッチした人材を探し、企業に引き合わせるものです。
アウトプレースメント型
アウトプレースメント型は転職したい人がつかうものではないので、今回は説明を省略します。
ここからは、登録型の転職エージェントを例に概要を説明します。
転職エージェントの特徴
転職エージェントの最大の特徴はあなたに転職のアドバイスをするキャリアコンサルタントがつくことなんです。
キャリアコンサルタントは、あなたとキャリア面談をすることにより、スキルや人柄を把握していきます。
転職エージェントには豊富な求人がありますから、あなたのスキルと希望に近い求人がマッチング可能です。
スキルがある場合はいくつも求人を紹介される場合もあります。
タイミングの問題もあり、求人がない場合もあります。
そんな時は待つしかありませんが、たいていは何らかの求人案件を紹介されるはずです。
あなたが求人応募するかどうかは、選択権があります。
転職エージェントへ会員登録した後のフローについては、以下を参照してください。
【CEO&採用担当が解説】転職エージェント登録からキャリア相談までの手順
求人紹介されたら、どうするのがよい?
転職エージェントから求人紹介されたら、ぜひ応募するのがおすすめです。
これは筆者の失敗なのですが、求人紹介されたときに、応募を見送ってしまいました。
そうすると、どうなるか?
転職エージェントも忙しいので、求人応募してくれる人を優先します。
求人応募したからといって、内定がもらえるわけではありません。
内定が出ても、内定承諾する義務もありません。
つまり、求人紹介されたら、積極的に応募を検討してみることが大切です。
転職エージェントのビジネスモデル

転職エージェントの概要はわかりましたか?
もう少し、転職エージェントの仕組みを説明します。
それでなぜ無料なのか?はお分かりいただけると思いますよ。
転職エージェントといえば、コンサルタントです。
- 求人獲得とカウンセリングを1人のコンサルタントが行う一気通貫体制(両面型)
- 求人獲得とカウンセリングが分業体制で行う
上記の2つのタイプの転職エージェントが、存在します。
それぞれの代表例は、以下です。
- 一気通貫体制の代表例は、
パソナキャリアやJAC Recruitment
- 分業体制の代表例は、リクルートエージェント
やdoda
一気通貫体制(両面型)

各々、メリット・デメリットがあります。
例えば一気通貫体制転職エージェントの場合は、コンサルタントが営業も行っているので、求人のことを熟知しています。
求人票に書かれていないことまで、コンサルタントに話を聞けるのは、大きなメリットです。
デメリットは、企業との営業が忙しいので、カウンセリングの時間が少ないコンサルタントもなかにはいます。
分業体制

それに対して、分業体制の場合は、担当コンサルタントが求人情報を営業にきくことになります。
求人詳細について、自分で営業しているわけではないので、濃い情報が毎回もらえるとは限らないのがデメリットです。
メリットは、あなたが転職で悩んでいることには、親切に相談にのってくれること。
これは、分業体制転職エージェントを使うメリットです。
結論として、両方のタイプの転職エージェントを使い分けるのが良いでしょう。
【CEO&採用担当が警告】転職エージェントは複数社利用が基本です【注意点あり】
企業は、転職エージェントの顧客
企業と転職エージェントとの関係はどうでしょう?
転職エージェントにとって、企業は顧客なのです。
それは営業という言葉からも、明らかです。
企業は、求人を転職エージェントに依頼します。
求人を受注すると、転職エージェントとの両者間で契約が交わされます。
企業はさまざまな職種がありますから、当然多くの求人が取れる可能性もあります。
その後、転職エージェントは求人にふさわしい候補者を探します。
転職エージェントから声をかけられたら、チャンスなんです。
機会損失はもったいないです。
以前の私のように断らずに、転職会議で会社の評判調査を行った後でもよいので、積極的な応募をしましょう。
転職エージェントに利用されず、使い倒せ

転職エージェントの顧客が企業であることは、わかりましたね?
求職者の転職希望者が無料なのは、当然です。
求職者は、転職エージェントにとって商品
転職エージェントにとっては、転職希望者は商品だからです。
転職エージェントの売上は、どこから発生しているのでしょうか?
- 転職エージェントが企業に、候補者を推薦
- 候補者が内定承諾し、入社する
- 候補者の想定年収の3割~4割程度を、企業は転職エージェントに成功報酬として、支払う
- 成功報酬が、転職エージェントの売上に計上される
- 候補者が入社すると、売上になるので、一生懸命に求職者をサポートする
【CEO&採用担当が暴露】転職エージェントはマッチング重視の使い方で!「あなたは商品」
これが転職エージェントのビジネスモデルです。
企業に多くの人に高い年収で転職してもらうことで、転職エージェントはもうかります。
ビジネスモデルを理解して、行動せよ
実は、転職相談や職務経歴書の添削・面接の練習などは、全く儲からない仕事です。
それは、転職成功してもらうための仕事です。
転職が成功しなければ、報酬はゼロです。
ビジネスモデルを理解していると、転職エージェントの候補者となるように行動も変わるはずです。
すぐにできることとしては、コンサルタントとこまめに連絡をとって、求人はないか聞いてみることです。
そのうち、コンサルタントの方から連絡があるはずです。
最初に登録するなら、業界最大手の リクルートエージェント がおすすめです。
それは転職エージェントとして、最も使い勝手が良いからです。
他社へ登録するのは、慣れてからでも十分だと思っています。
転職サイトで市場マーケティングを終えたら、実際の応募は「転職エージェント」を一択で使います。なぜなら、サイト経由の応募にある「年齢フィルター」や「学歴フィルター」を回避し、あなたの強みを直接採用担当に推薦してもらえる唯一のルートだからです。両方を運営する大手メディアが絶対に書けない、これが不都合な真実です。
現役の採用担当だからこそ語れる、フィルターに落とされず内定を回収するためのエージェントの賢い使い分けと、本当に信頼できる24の窓口の比較は以下ですべて明かしています。



