ITエンジニアが人手不足なのは、ご存知の通りです。そのため、多くの求人が出ています。異業種からも多くのオファーが来ているのが現状なのです。どのような業界へ転職可能なのでしょうか?
ITエンジニアは相変わらず人手不足⁉
ITエンジニアの人材不足は、かなり深刻になっています。
AIやIoT関連の業務はもちろんですが、あらゆる業種でさらに自動化を推進するためには、喉から手が出るほど欲しいのです。
未経験歓迎求人への転職は可能か?に書いたように異業種への転職には異職種への転職よりも可能性はあります。
しかしながらもちろん難しい点もあります。
それは業界知識がほとんどないため、転職してからかなりの勉強、努力を必要とすることです。
私も経験したことがありますが、かなり大変でした。
今までの常識が通用しなかったり、業界用語がわからなかったり、いろいろです。
この障壁をクリアする必要があるでしょう。
この点を除けば、職種自体に変わりはないので、スキルアップはできるはずです。
業界を渡り歩いても、スキルアップができるのが、ITエンジニアという職種です。
Javaをある会社でメインで使っていれば、当然一番力を入れて覚えます。
実践的なソースコードが書けるレベルまで上達するわけです。
ある会社でRubyを使っていれば、同じようにスキルアップ出来ます。
同じ環境で仕事をしていると、逆にスキルアップ出来ないのが、ITエンジニアと言えるでしょう。
他業種からもオファーが殺到?
どんな業種が多い?
自動運転が外国では、普通になりつつあります。
日本はまだまだ遅れていることもあり、追いつくために自動車メーカーが必死になって、開発を進めています。
業界内ではこれらの技術を賄うことは不可能です。
上図を見てもわかるように、電気・電子技術者、ITエンジニアはかなり必要とされています。
彼らがいないと、自動運転の要である、AI開発は進まないからです。
自動車業界
自動車メーカーへの転職は、かつては異業種からは難しいと言われていました。
それが今では、異業種からの募集を積極的に行っているのです。
特にIT業界で活躍している人に対しては、転職エージェントを通して、ヘッドハンティングの依頼をしています。
プロジェクトを秘密裏に進めるため、公開求人としては、出せない事情があるのです。
さきほども書いたように、自動車業界では、解決出来ない問題が出て来ています。
つまり、ソフトウェアの開発が必須となっています。
ITエンジニアはこれからは、業界関係なく、活躍できる場が出てくるでしょう。
いわば、個人事業主のようなものですね。
その証拠に現在のフリーランスはやはりITエンジニアが多いのです。
電気・電子業界
自動運転の要はAI半導体の開発です。
ノウハウを持っている点で、半導体メーカーの方が有利です。
AIの開発で主導権を握れれば、価格を自動車メーカーに決められるということはなくなります。
ITエンジニアは主にこの2業種からのオファーが多く、事実転職も多くなっています。
それは自動運転の主導権争いでもあります。
欧米では、Googleに代表されるIT企業が実験段階を終えようとしています。
IT業界が半導体メーカーを買収することが、活発になっているのもそのためです。
異業種転職でも当然、給与アップ!
未経験歓迎求人への転職は可能か?にも書きましたがキャリアチェンジのような転職の場合は給与アップは難しいと言われています。
経験を生かした転職であれば、給与アップのチャンスはあります。
その場合は転職先の会社がどれだけ余裕があるかがキーになります。
ITエンジニアに関しては、オファー側の企業にてニーズがあります。
ITリテラシーも高くない場合が多いので、働きがいもあるはずです。
これだけオファーが殺到している現状、給与が上がらないわけはありません。
2016年においては、26.4%が明確に賃金が上がっています。
同業界への転職による給与アップは、以前に比べて減ってきており、他業界への転職が多いことがデータ上もわかります。
やはり、製造業への転職が多いですね。
このような求人はほとんどが非公開で転職エージェントに依頼されています。
ハローワークや転職サイトを使っていたのでは、見つけられない求人です。
転職エージェントでは、業界最大手のリクルートエージェントは特におすすめです!
運営はご存知リクルートが行っていますので、知名度が抜群であり、信頼できるからです。
そのため、企業からの非公開求人が最も集まりやすいのです。
非公開求人が約90%を占め、10万件以上保有しているそうですが、日々増えていますので、正確にはわかりません。
その中でもITエンジニアの求人が多いことでも有名です。
職種のニーズに比例して、転職エージェントも求人を保有していると考えて良いです。
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