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【採用担当が解説!】転職面接では面接官に刺さる話をするのがコツ【失敗談が良い】

【採用担当が解説!】転職面接では面接官に刺さる話をするのがコツ【失敗談が良い】 転職面接
転職面接
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転職面接で、うまくいかず悩んでいる人「書類選考は通過するんだけど、転職面接はどうもうまくいかない。職務経歴を整理して、企業にアピールできるように毎回しているつもり。だが、面接官の表情はイマイチ…。ぶっちゃけ、一生懸命に話しても刺さっていないように思える。どうすれば、転職面接はうまくいくのだろうか?」

 

こういった疑問に答えます。

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先ほど、こんなツイートをしました。

 

転職面接では「目立つ」ことが重要。「営業をしていました」では面接官には刺さらない。失敗エピソードを交えて、それをどうリカバーしたか?など具体的なストーリーで話したほうが良い。これからはコンピテンシー(仕事ができる人の行動特性)が重要視される。

 

この記事を読めばわかること

  • 転職面接のコツは目立つことが重要。
  • 転職面接はむしろ「失敗談を話したほうがよい」。

 

この記事の根拠

 

記事構成は、以下目次のとおりです。

では、一つずつ解説します。

 

 

転職面接では採用担当に刺さる話をするのがコツ【何ができるか?】

転職面接では採用担当に刺さる話をするのがコツ【何ができるか?】

 

結論「転職後に、貢献できることを明確に語ること。」

 

面接テクニックを使っても、面接官には刺さらない

筆者は、採用担当です。当然、面接もかなりの数行っています。

転職本に書かれている面接テクニックは、採用担当も研究しつくしています。

 

応募者が「転職本の例文」をアレンジして回答しても、すぐに面接官にはわかります。これでは、内定獲得できません。

面接テクニックが全てダメだというのでは、ありません。

 

例えば、面接で回答するときはPREP法、つまり「結論⇒理由⇒例え⇒再び結論」の順番で話すのは、有効なテクニックの1つです。

結論を先に話すテクニックは、よく知られていること。

 

しかし面接官には、PREP法だけでは刺さりません。

「転職したら、どの程度貢献できるか?」を面接官は、知りたがっています。

 

結論を先に話したとして、「現職では営業を10年近くやっています」とアピールしたらどうでしょうか?

面接官は「結局、何ができる人なのだろうか?」と疑問を持ってしまいます。

 

結局、薄っぺらなアピールになる原因は職務経歴書の出来が良くないから。

転職後の貢献度を具体的に書かないと、面接官には刺さりません。

 

転職面接では、自分の言葉で面接官にアピールしましょう。

転職活動には、進め方と手順があります。

 

転職面接で失敗する人には、原因があります。

その多くが「転職の進め方」を知らないか、手を抜いたかです。

【採用担当が徹底解説!】転職で失敗する人に欠けている3つのこと【スキルより重要】

 

転職面接では、質の良い職務経歴書を作成することが条件。

なぜならば、採用担当に刺さる職務経歴書を書くことが転職面接の対策になるから。

 

良い職務経歴書を書く近道は、キャリアの棚卸しをしっかり行うことしかありません。

転職面接を通過するためには、真面目に転職活動を進めないと準備不足で失敗します。

キャリアの棚卸しをしっかり行う効果とは?

 

転職活動の進め方は、「手順を守ること」と「手を抜かないこと」が重要。

転職面接でうまくいかなくて困っている場合は、振りかえりが必要です。転職エージェントに相談することで、問題が解決する可能性もあります。

 

ご存知ないかもしれませんが、転職活動の進め方と手順を以下に示します。

  1. 転職理由・転職の軸を明確にする
  2. 求人ニーズをマーケティング
  3. 転職活動のスケジュールを立てる
  4. キャリアの棚卸し
  5. 履歴書・職務経歴書の作成
  6. 転職エージェント推薦で、求人応募
  7. 年収交渉・内定・退職

【採用担当解説】簡単な転職の進め方と手順は7つ【完全公開】

 

転職活動は「転職理由・転職の軸」が明確になるまで、原則始めてはいけません。キャリアコーチングに相談すれば、転職の軸まできちんと指導してくれます。

【採用担当が断言!】キャリアアップコーチングを使って転職の軸を明確にしよう!

 

転職活動の手順を守らないと、面接の度に転職理由の復習や準備をすることになります。志望動機は求人ごとに変わりますが、転職理由は変わりません。

面接官によって異なる!一次面接と二次面接の違い【採用担当が解説】

 

転職面接では強みを全面に押し出すこと

転職活動で最も重要なのは、キャリアの棚卸しです。

キャリアの棚卸しを行うことで、質の良い職務経歴書が簡単に作成できます。

【採用担当が教える】誰でもできる職務経歴書の作成手順

 

キャリアの棚卸しでは、更に以下のことがわかります。

  • 転職理由が、深掘りされる
  • キャリアプランの見える化
  • 強み・弱みがわかる
  • 上記の通り。

転職面接では、「強み」を全面的に押し出すことが重要。

「弱み」も戦略をもって回答すれば、大丈夫。

 

転職面接では、ウソは駄目です。

不利になることは、質問されなければ、あえて言う必要はありません。

 

「根拠のない自信」でも良いので、堂々としている方が好印象です。

キャリアの棚卸しで強みがわかれば、怖いものなしです。

面接が苦手、そんなあなたへ【面接官は意識していません】

 

企業が求めているスキルと、あなたのスキルがマッチングすることを「PREP法」で説明する。

「あなたが企業に貢献できること」こそ、面接官に刺さるスキルです!

【キャリアの棚卸し】あなたの強みはどうすればわかる?【効果絶大】

 

ありふれた回答では、面接官には刺さりません。面接官は、自社でどれくらい活躍できるのかをみています。あなたの強みが、企業にマッチすることをアピールしましょう。

 

 

失敗談を成長過程がわかるエピソードを交えて語れ!

失敗談を成長過程がわかるエピソードを交えて語れ!

 

結論「転職面接では、質問される前に失敗談から強みを引き出すのもコツ」

 

面接では失敗談を質問されることも多い

筆者は、採用担当です。

わりと「仕事で失敗をしたときがあれば、話してください。」と質問します。

 

会社員というのは、失敗の連続だからです。

職務によっては、トラブル対応に追われる方が多いです。

【ほぼ毎日】ITエンジニアの仕事で大変なこととは?【たった1つ】

 

必要スキルを保有しているのは当然です。

転職面接は、職務経歴の確認が終わってからがむしろ本番。

 

トラブルに今までどのように対応してきたかが、問われるからです。

例えば、スキルがとても高くても問題解決能力が低い応募者は、敬遠されます。

これからの転職で身につけるべきスキルは、コンセプチュアルスキル

 

失敗談は、成長がわかるようにストーリー仕立てで話せ!

失敗談といっても、単なる失敗では転職面接で話す価値はありません。

応募者は、以下のポイントを重点的に話しましょう。

  • 仕事で失敗したことを正直に話す。
  • 失敗を克服するために、とった解決策。まわりを巻き込んでいれば、理想的。
  • 失敗を解決し、それから学んだこと

上記をストーリー仕立てで話すと、面接官も失敗してからの成長過程がよくわかります。

物語が、人間に受ける理由はそれです。

 

物語では、必ずトラブルが発生します。

そして主人公は何らかの手段を使って、トラブルを解決します。

 

たかが会社員と思わずに、失敗ストーリーを作っておきましょう。

成功体験は、「私が会社を救ったときのことをお話しましょう。」のようなイントロが、効果的です。

 

日本人は、漫画やドラマが好きです。

ストーリー仕立てで失敗談を話せば、「面接官に刺さること」確実です!

 

転職面接では、失敗談を成長過程がわかるエピソードを交えて語ったほうが、良いです。もちろん、面接の空気を読みながらです。単なる失敗ではなく、それをどう克服して成長したかをストーリー仕立てで語れば、面接官は素直に聞いてくれます。

 

 

コンピテンシー(行動特性)が重要視されている!

行動特性が重要視されている!

 

結論「転職面接ではスキルも重要だが、行動特性も重視される」

 

これからは、コンピテンシー面接が重視される

今までのまとめになります。

実はコンピテンシー面接が、主流になりつつあります。

 

コンピテンシーとは、行動特性のことです。

企業ごとに仕事ができる社員の行動特性は、違います。

 

コンピテンシー面接がその企業で確立されれば、採用も楽になります。

採用してから「ミスマッチだった」というのは、往々にしてあります。

 

コンピテンシー面接のメリットは、応募者の行動特性が採用前にわかることです。

質問と回答も決まっていて、仕事ができる社員の行動特性が正解になります。

 

しかしAIを駆使しないと、コンピテンシー面接のQ&Aを作るのはとても難しいでしょう。

今は過渡期で、手作り段階といったところです。

 

いずれにせよ、コンピテンシー面接はこれから重要です。

Web面接は当たり前ですし、AI面接も同様です。

 

【誰でも簡単にわかる】WEB面接の流れをそっとお教えします

【採用担当が解説】AI面接の特徴と3つの対策【面接時間を短く】

 

通常面接とコンピテンシー面接との違いは?

通常面接とコンピテンシー面接との違いは、「正解があるかどうか?」です。

通常面接の場合は質問・回答例はあらかじめ考えていますが、面接の流れで正解が変わることもあります。

 

コンピテンシー面接は、行動特性を深掘りするのが目的。つまり過去にフォーカスします。

自社で仕事ができる社員の行動特性をリストアップし、どのような行動をとっているか調査します。

 

つまり、モデリングです。

コンピテンシー面接を行えば、面接官による評価の違いはありません。

 

応募者の回答で「スコア」が、決まるからです。

コンピテンシー面接を実施すれば、問題解決能力がわかります。

 

キャリアプランのような未来のことは、通常面接でないとわからないので、今は試行錯誤です。

求職者の方は通常面接、コンピテンシー面接の両方の対策をすべきです。

 

通常面接とコンピテンシー面接は補い合っているもので、両者とも対応できて本物です。

転職面接の対策は、通常面接と同じでかまいません。

 

面接対策は、総合型転職エージェントを2~3社使うのが良いでしょう。

コンピテンシー面接をその企業が実施しているかは、転職エージェント「だけ」が知っています。

【おすすめ】採用担当が厳選する総合型転職エージェント8選

 

面接対策のためにも直接応募しか経験がない方には、転職エージェントを使うことをおすすめします。

【採用担当解説】コンピテンシー面接対策:成功するためのポイントと準備方法

 

これからは、コンピテンシー面接が主流になるでしょう。通常面接とは違って、今までどんなトラブルを克服してきたかがわかるからです。

 

採用ミスマッチを防ぐための面接手法:コンピテンシー面接とプレゼンテーション面接

 

 

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