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【採用担当が解説!】転職サイトの使い方で失敗は直接応募してしまうこと【情弱】

転職サイトの使い方で失敗は直接応募してしまうこと 転職サイト
転職サイト
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求職者1

転職サイトの使い方が、わからず悩んでいる人「転職活動で必須と言われるのが、転職サイトの利用であるが、どう使いこなしたらいいかわからない。求人応募を転職サイトからしても、良いのだろうか?それとも転職エージェント推薦の方が、有利なのだろうか?」

こういった疑問に、採用担当の筆者がお答えします。

 

転職サイトと転職エージェント。転職活動では、使い方が異なります。どちらも求人応募は可能ですが、効率的な手順はどうなのでしょうか?本記事では、採用担当の筆者が転職サイトの使い方を中心に、徹底解説します。特に、転職活動初心者には、オススメです。

採用担当として、全て公開できませんが、転職サイト経由での応募者の質は高くないのは事実です。

転職サイト経由で応募する求職者は、殆ど内定に至りません

その理由も書ける範囲で、書こうと思います。

転職活動中に、転職サイトを使う上で失敗もしてきました。失敗から学ぶことができ次の転職に活かすことができましたので、それも経験談として書きます。

 


先日、こんなツイートをしました。

 

転職サイトの使い方を誤解している人が多い。

  • あくまでも求人検索するためのメディアであり、応募するためのものではない点に注意する必要がある。
  • もちろん転職サイトから応募も可能であるが、年齢フィルターや学歴フィルターで不採用になる場合が多い。
  • 転職エージェント推薦の方がずっと良い。

 

この記事を読めばわかること

  • 転職サイトの使い方での最悪の失敗は、直接応募してしまうこと
  • 転職サイトでスカウト利用の危険性と注意点
  • 転職サイトの使い方は、ニーズ調査がメイン

 

この記事の根拠

記事構成は、以下目次のとおりです。

では、一つずつ解説します。

 

 

転職サイトの使い方で最悪の失敗は「直接応募」してしまうこと

転職サイトの失敗は直接応募

 

転職サイトの使い方における最悪の失敗、それはウェブサイトから直接応募してしまうことです。

採用担当者としての結論:「転職サイトの役割は、求人検索と市場ニーズの把握に尽きる」

転職サイトは求人情報が豊富で、「簡単応募」ボタンも設置されていますが、これは一見便利に見えても、内定獲得という点においては非効率な行動です。

なぜ転職サイトからの直接応募が不利になるのか、採用担当者の視点から解説します。

直接応募が内定率を下げる「二つの理由」

理由1:応募プロセスの手間と不利な扱いはハローワークと同じ

転職サイトから応募した場合、多くの企業は後日、改めて「正式な履歴書・職務経歴書」の郵送または別途データ提出を求めてきます。これは、気軽に応募できる反面、応募者・企業双方にとって二度手間です。

企業側の採用担当者から見ると、このプロセスはハローワーク経由の応募と同じ「直接応募」扱いです。応募書類以外の情報がないため、「どこの誰かわからない人」として、慎重かつシビアな目線で審査されます。

転職エージェントが推薦状を添えてくれるのと比べ、企業に与える安心感と信頼度が圧倒的に低いのです。

理由2:転職エージェント推薦との「信頼度の差」

転職エージェントの推薦があるかないかで、企業に与える影響は全く異なります。

エージェントは、あなたのスキル、実績、人柄を深く理解し、その上で「御社の求めている人物像に合致しています」というプロの視点からの推薦状を付けて応募してくれます。これは、企業にとって大きな安心材料となります。

同じ求人であったとしても、あなたのスキルを理解し、企業への入社意欲を保証してくれるエージェント経由で応募する方が、内定率が高いのは当然の結果です。

直接応募と転職エージェント推薦、勝つのはどっち?

 

転職サイトの真の価値は「求人検索」にある

では、転職サイトをどう活用すべきか?その最大のメリットは、「転職理由と希望条件に近い求人を豊富に検索できること」にあります。

転職エージェントは、あなたにマッチングした求人の紹介に留まりますが、転職サイトは市場に存在する多種多様な求人全てを簡単に閲覧可能です。これにより、以下の重要な情報を得られます。

  • あなたのスキルや経験にニーズがあることがわかる
  • 希望条件の相場感がわかる
  • あなたが応募したいと思える求人の種類や傾向がわかる

転職活動の初期段階において、転職市場のニーズを調査できるのは転職サイトの最大のメリットです。

 

効率的な応募の黄金ルート:サイトで見つけてエージェントに持ち込む

もし転職サイトで「あなたにとってぜひ応募したい求人」が見つかったら、直接応募するのではなく、転職エージェントにその求人情報を持ち込むのが最も効率的です。

転職サイトのビジネスモデルを理解した使い方とは?【おすすめ】

 

転職エージェントは、あなたが提供した求人を企業に紹介できれば、顧客が増えるのと同じで喜びます。エージェント経由で応募すれば、あなたの応募に推薦状が付き、内定率が大幅に向上します。

筆者自身も、転職サイトで見つけた求人を転職エージェントに提案し、エージェント推薦で応募した方が効率的だと、2回目の転職時に学びました。初回転職の時に転職サイトから直接応募して不採用が続いた原因は、まさにこの応募ルートの選択ミスにあったのです。

無駄な応募を避けるためにも、転職サイトからの直接応募は今すぐやめましょう。

 

 

転職サイトでスカウト利用の危険性と注意点

転職サイトでスカウト利用の危険性

 

転職サイトのスカウト機能について、「積極的に利用すべきでは?」と考える方もいるかもしれません。

採用担当者としての結論:「転職サイトからのスカウトのほとんどは、応募勧誘に過ぎない」

残念ながら、ビズリーチリクルートダイレクトスカウトなどのハイクラス向け転職サイトを除けば、一般的な転職サイトから来るスカウトは「この求人に応募してみませんか?」という単なる勧誘メールと捉えるべきです。

ここでは、転職サイトのスカウトに潜む危険性と、その注意点について詳しく解説します。

「スカウト=特別扱い」ではない落とし穴

理由1:書類選考免除でも「直接応募」扱いは変わらない

「書類選考免除」という言葉に魅力を感じるかもしれませんが、転職サイト経由のスカウトに応じたとしても、面接は直接応募と同じ扱いになります。

転職エージェントからの推薦であれば、エージェントが事前にあなたのスキル、実績、人物像を企業に伝え、プロの視点からの推薦状を添付してくれます。これにより、企業はあなたを具体的にイメージし、高い信頼度で選考を進められます。

しかし、転職サイトのスカウトでは、企業側はあなたが「スカウトに応じた応募者」であることを把握できません。採用担当者から見れば、通常の直接応募と何ら変わらないのです。

 

理由2:スカウトはダイレクトメールと同じレベルと心得る

筆者自身も初回転職の際、スカウトに浮かれて面接に臨み、大失敗した経験があります。「あなたはなぜ転職しようと思ったのですか?」という質問に対し、私は不覚にも「転職サイト●●からスカウトが来ましたので」と答えてしまいました。

もし私が面接官であれば、この時点で不採用を決めていたでしょう。なぜなら、企業が本当に求めているのは「企業への興味」や「貢献意欲」であり、スカウトはそれを示す理由にはならないからです。

この経験から、転職サイトのスカウトは、TwitterのDMや一般的なダイレクトメールと同じレベルだと痛感しました。企業によっては、スカウトを送る際に職務経歴書すら詳細に読んでいないケースも存在します。

  • スカウトは単なる応募勧誘に過ぎない
  • 転職意欲の高さを示す根拠にはならない
  • 企業は「スカウト応募」であることを認識していない場合が多い

特に初めての転職では、スカウトが来ると舞い上がってしまいがちですが、決して浮かれることなく、その本質を理解することが重要です。

 

賢いスカウト機能の利用法と注意点

転職サイトからのスカウトは、大量に届くことが多く、かえって迷惑に感じることもあるかもしれません。そうであれば、転職サイトのスカウト機能は利用しない方が賢明だと言えます。

【採用担当が教える!】転職サイトのデメリットは応募が手軽に出来てしまうこと?

 

もしスカウトを利用するとしても、以下の点に注意しましょう。

  • 応募の判断は慎重に: スカウト内容を鵜呑みにせず、求人内容や企業情報を自身でしっかり調査する。
  • 推薦状の有無を確認: 転職エージェントからのスカウトであれば、推薦状の内容を確認させてもらう。
  • 転職理由を明確に: スカウト経由で応募する場合でも、面接では「なぜこの企業に応募したのか」という明確な転職理由と志望動機を自身の言葉で語れるように準備する。

転職サイトは、あくまで「求人情報を検索し、市場ニーズを把握するメディア」としての活用が最も効果的です。スカウトは、あくまで参考情報の一つとして捉え、安易な応募は避けましょう。

 

 

転職サイトの使い方は「市場ニーズ調査」がメイン

転職サイトの使い方はニーズ調査

 

これまでの解説で、転職サイトを「応募ツール」として使うのは非効率だとご理解いただけたかと思います。では、転職サイトの正しい役割とは何でしょうか?

最終結論:転職サイトで市場ニーズを調査し、応募・選考は転職エージェントを使うのが最も正しい手順

転職サイトの使い方のポイントは、あくまでも転職市場におけるあなたのニーズ調査であることを深く理解しましょう。

内定までの道のりを効率化するためには、転職サイトやハローワークを使って直接応募するのではなく、以下の手順で実行するのが最適です。

転職成功のための「黄金の5ステップ」

正しい転職活動の手順は、転職サイトを最大限に活用しつつ、効率的に内定を獲得するために最適化されています。

  • ステップ1:転職理由を明確にする
  • ステップ2:キャリアの棚卸し・自己分析
  • ステップ3:転職理由に相応しい求人数、ニーズを転職サイトで調査する
  • ステップ4:履歴書・職務経歴書の作成
  • ステップ5:応募は転職エージェント推薦で行う

【採用担当解説】簡単な転職の進め方と手順は7つ【完全公開】

 

ニーズ調査のための「求人検索術」と注意点

転職サイトで「ゆずれない条件」以外は外す理由

転職サイトを利用する前に、転職理由を明確にすることは非常に重要です。求人検索すべき業界・職種を決めるのは「転職理由」や「転職の軸」だからです。

転職サイトで求人検索する際の希望条件は、ニーズ調査が目的ですので、必要最低限に絞りましょう。

【重要】こだわっている年収や勤務地といった希望条件は、転職エージェントが交渉により、より良い条件の求人を保有している可能性があります。したがって、希望条件だけに固執するのは本末転倒です。

転職サイトがニーズ調査に適している理由

あくまでも「転職理由にマッチングする求人のニーズがどれくらいあるか」が重要であり、転職サイトは転職市場でのあなたのニーズを調査するのに格好のツールです。

一方で、転職エージェントは、あなたが閲覧できない非公開求人を多数保有していますが、エージェントが保有する求人全てを見ることはできません。そのため、市場全体の求人傾向を知るニーズ調査には転職サイトの方が適しています

【採用担当者が断言!】転職サイトの効果的な使い方とは?


【常識外ですが真実!】転職サイトのデメリット・メリット【採用担当が徹底解説!】

 

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