転職サイトの使い方で悩んでいる人「転職サイトって求人検索以外にも応募できたり、スカウトも来たりする。もちろん正解はないかもしれないけど、転職エージェントとの使い分けってどうするのがよいのかな?軽いタッチで転職サイトから応募することあったけど、返事がなかったりしてぶっちゃけ使っていいのか、、、、ちょっと疑問を持っている。」
こういった疑問に答えます。
さきほど転職サイトがらみで、こんなツイートをしました。
転職サイトから応募できるがおすすめしない。企業は「正式な」履歴書と職務経歴書の提出を求める。そこまでいかない応募者は年齢や学歴で不採用となる場合がある。転職エージェントであれば、スキルはもちろん性格について推薦状に書かれているので有利なのは自明の理。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) June 9, 2022
転職サイトから応募できるがおすすめしない。企業は「正式な」履歴書と職務経歴書の提出を求める。そこまでいかない応募者は年齢や学歴で不採用となる場合がある。転職エージェントであれば、スキルはもちろん性格について推薦状に書かれているので有利なのは自明の理。
本記事を読めば以下のことがわかるようになっています。
- 正しい転職の進め方がわかる。
- 転職サイトの最も効果的な使い方がわかる。
- 転職サイトでやってはいけない使い方がわかる。
とは言っても、何の根拠もなく書いているわけではありません。
この記事には以下の根拠があります。
- 筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
- 転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
- 採用担当経験、そして3回の転職経験がこの記事の根拠です。
- 上記の通り。
記事構成は以下のとおりです。
10分ちょっとで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 【採用担当者が断言!】転職サイトの効果的な使い方とは?
- 転職サイトの使い方で、よくある失敗例
- 【高度な使い方】転職サイトの求人をエージェントに持ち込む
では一つずつ解説します。
【採用担当者が断言!】転職サイトの効果的な使い方とは?
結論「転職サイトは求人ニーズの検索のみに使うのが正しい。」
転職サイトのビジネスモデルとは?
先日、こんなツイートをしました。
転職サイトのビジネスモデル。転職エージェントより知られていない?
?企業が掲載料を払って、求人を載せてもらう。
?転職エージェント保有求人も同様
?掲載料を高く払えば、目立つ場所にデカく求人掲載。
?原則として前払いのビジネスモデル
?その他には応募課金型・採用課金型もあり、後払い— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) May 10, 2022
- 上記の通り。
詳細は下記の記事をご参照ください。
>>転職サイトのビジネスモデルを理解した使い方とは?【おすすめ】
転職サイトのビジネスモデルはある程度理解していたほうが良いです。ぶっちゃけ、広告ビジネスということ。
転職エージェントほど必須ではないので、ここは軽く読んでください。
正しい転職活動の進め方とは?
先日、こんなツイートをしました。
転職の進め方。転職理由を明確にすることは多くの求職者がやっている。抜けているのは「ニーズ」があるかを十分リサーチすること。これをしないと応募する求人が少なくてあとで困る。転職エージェントも求人紹介できない。結果として転職失敗する。そのために求人ニーズのリサーチは必要。転職サイト
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) June 8, 2022
- 上記の通り。
転職の進め方には王道ともいうべき方法があります。
知っているかどうかで転職成功するかどうかが決まることだってあるんです。
情報こそすべてです。情弱にならないようにしましょう。
以下が正しい転職の進め方の手順です。
- 転職理由・転職の軸を明確にする
- 転職理由に相応しい求人ニーズを転職サイトでマーケティング
- 転職活動のスケジュールを立てる
- キャリアの棚卸し
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 転職エージェント推薦で応募
- 年収交渉・内定・退職
- 上記の通り。
この転職の手順を知っているかどうかで効果はかなり違います。
転職の進め方をご存知の方は、これ以降は読む必要はないです。スミマセン。
先程のツイートがエッセンスでして、転職理由を明確にしたあとスケジュールを立てたりする方が多いです。
仕事でもマーケティングは最重要です。
転職理由は明確になってもマーケット、つまり転職市場にニーズがなければ転職失敗です。
ニーズがないのに良いものを作る日本のメーカーに似てますね。蛇足でした、、、
転職活動の「肝」は転職理由の明確化、求人ニーズのマーケティングの2つです。
転職サイトは求人ニーズのマーケティングで使うのに最適です。
転職サイトは求人ニーズをリサーチするために使う
先日、こんなツイートをしました。
転職サイトはできるだけ早めに使うこと。タイミングとしては転職理由が明確になったらすぐ。転職市場に求人ニーズがあるかどうかをリサーチするのは転職サイトが適している。ここでニーズがないことがわかれば、転職の軸を変えたり、転職時期を待つことも可能。ニーズは早めに確認を。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) May 11, 2022
- 上記の通り。
転職理由を明確にすることは転職面接で対策する必要もあり、考えると思います。
その後「業界の将来性」も考えて、転職の軸を決めるわけです。
転職活動を進める上で「ニーズがあるか?」を十分調査する必要があります。
それもできるだけ早く。
求人応募するときに「応募する求人がない、、困ったな。」などとならないように。
それでは求人ニーズをマーケティングする手段は何が良いのでしょうか?
ハローワークは求人が優良な求人が少なすぎます。
転職エージェントは公開されている求人が少ないです。
求人が豊富に掲載されていて、質も担保されているもの。それが「転職サイト」です。
そもそも転職サイトは求人サイトとも呼ばれますから。
業種・職種を入力してみると転職市場でのニーズがすぐわかります。
もしかしたら求人がほとんどないかもしれません。
その場合は「時期が悪い」か「スキル自体にニーズがない」のどちらかです。
撤退するなら早いほうがダメージは少ないです。
業界を見直してみて、再度リサーチするのもよいでしょう。
求人ニーズがあることがわかってから本格的に転職活動を始めましょう。
>>転職サイトはすでにオワコンか?【使い方次第で良くも悪くもなる】
転職活動の手順通りに進めることが大切です。転職サイトは求人ニーズのマーケティングに徹することに限ります。
転職サイトの使い方で、よくある失敗例
結論「転職サイトでスカウトを使うのは失敗しやすいので注意しよう。」
転職サイトから応募してしまう
先日、こんなツイートをしました。
転職サイトから応募すると「年齢フィルター」や「学歴フィルター」を設けている企業があり、合否も連絡してくれない場合も多い。無駄なので転職エージェント推薦で応募すべき。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) April 8, 2022
- 上記の通り。
転職サイトから応募すると、ぶっちゃけ時間の無駄です。
- 学歴フィルターが設定されている。
- 年齢フィルターで足切り。
- 上記の通り。
転職サイトから応募できるのは便利です。
ですが転職サイトに登録しているレジュメは正式な履歴書・職務経歴書ではないです。
多くの企業が正式な履歴書・職務経歴書を郵送するように連絡してきます。
それは学歴フィルターや年齢フィルターは通過した場合です。
そうじゃない場合は殆どの場合は「連絡なし」です。
優秀な人材を探しているため、不採用の連絡は後回しになります。ゴメンナサイ。
筆者は採用も兼務しているのでわかるのですが転職サイトから応募はやめたほうがいいです。
転職の手順どおりに転職エージェント推薦で応募したほうが有利です。
転職サイトから応募されても「どこの誰かわからない」ので。
転職エージェントの推薦状には保有スキルや性格も書いてあるので安心感があります。
>>【情弱】転職サイトの使い方での最悪の失敗は直接応募してしまうこと
転職サイトのスカウトは上級者向け【使わないほうが無難】
先日、こんなツイートをしました。
転職サイトで「スカウト」を利用するのは上級者に限る。普通の人がスカウトを待っても「DM」が来るだけ。文面は同じで多数に送付している悪質な企業もあるので「注意」。●●●●●のような高年収限定のスカウトであれば、安心はできる。事業立ち上げのスカウトにしては安いスカウトがあるのも事実。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) June 7, 2022
- 上記の通り。
転職サイトはスカウトを宣伝しています。
転職経験から言えることは「ほとんど使えないな」です。
ハイクラス求人の転職サイトであれば、1000万円以上の年収と決まっているので安心です。
通常の転職サイトから来るスカウトの場合はDMと同じです。
職務経歴書も読まずに送付している企業もあります。
どこがマッチングするかわからない求人です。
ほとんどは直接雇用でない求人です。
無視するに限ります。
メールが溜まるだけなのでスカウトは今やっている方は停止したほうが良いかと。
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトは別です。
スカウトが来るたび求人票を読むのも「時間の無駄」かなと個人的には思っちゃいますです。
なので転職サイトのスカウトは上級者向けなんです。初心者は手をつけないほうがいいです。
>>転職サイトのスカウトを使いこなすには?【ポイントは3つだけ】
転職サイトは求人検索のみにしましょう。特に転職初心者は。応募したりスカウトを受けたりもできますが、かなりのスキルが必要です。それなら転職エージェントを使ったほうが間違いないです。
【高度な使い方】転職サイトの求人をエージェントに持ち込む
結論「慣れてきたら、転職エージェントと上手く連動して使おう。」
先日、こんなツイートをしました。
転職サイトの使い方で間違っているのは求人応募してしまうこと。本来は自分の「転職の軸」にマッチングした求人が市場ニーズがあるかを確認すること。求人応募は転職エージェント推薦の方が有利。応募したい求人を転職サイトでみつけたら、転職エージェントに持ち込むのが賢い。 #転職サイト
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) January 7, 2022
- 上記の通り。
転職エージェントは求人を欲しがっています。
いうまでもなく転職エージェントもビジネスだからです。
良い求人であれば転職エージェントに持ち込んだほうがいいです。
転職エージェントはその企業に営業してくれます。
その転職エージェントの保有求人になれば遠慮なく色々な情報をもらえます。
転職サイトに掲載されている求人票では情報が少なすぎます。
面接してみて「こんなはずでは?」と思ったことありませんか?それは情報不足です。
転職は準備が何よりも重要です。
ぶっちゃけ、転職サイトは求人検索、応募は転職エージェントと使い分けましょう。
転職エージェントから求人紹介してもらった場合は応募に応じればよいだけです。
要するに転職エージェントから求人応募するようにすると失敗しにくいです。
筆者は転職の際、全てこの方法を使いました。
たとえ紹介してくれなくても理由を教えてくれます。
転職サイトの場合は「理由はわからず」不採用です。
これでは反省ができません。
年齢制限で紹介できない場合もエージェントは教えてくれます。
転職サイトと転職エージェントは上手く連携して使えれば、さらに効率アップします。
例えば、以下のように連動してみましょう。
- 転職サイトで求人検索。
- 良い求人を見つけたら転職エージェントに保有求人にならないか聞いてみる。
そんなに難しくないですよね?
筆者でもできたのですからあなたは簡単にできます。
ちなみにハローワーク求人も同じです。
転職エージェントの推薦状付きかどうかは結構印象が違います。
筆者は嫌というほど採用をしています。
転職エージェント推薦の応募者の質の高さを理解した上で記事を書いています。
直接応募の場合は自由意思で応募できます。
募集要件を全くクリアしていない方もいらっしゃいます。
統計は取っていませんが明らかに転職エージェント推薦の方が内定率は高いです。
転職の進め方を最初に書きました。
これは筆者が試行錯誤の結果、わかったことです。
なのでほかには書いていないことです。
一次情報をあなただけに提供します。
あとはあなたの行動あるのみです。
最初から書いているように転職サイトは求人検索するツールです。応募は転職エージェントから推薦状付きでしたほうが数段有利です。転職サイトで良い求人を見つけても転職エージェントに持ち込みましょう。ハローワーク求人も同様です。
【おすすめ】採用担当が厳選する転職サイト5選【2024年最新版】