
求人応募後の進捗管理で、悩んでいる人「転職活動で最も忙しい求人応募の段階だ。並行して求人応募しているので、最悪面接辞退なんてことがないか自分でも怖い、、、うまい進捗管理ができるといいんだけど、、個人的には細かすぎるような気もする。ポイントだけをおさえて、進捗管理する方法を知りたい。できればテンプレがあれば、いいな。」
こういった疑問に、採用担当の筆者がお答えします。
求人応募した後、進捗管理で困っている方はいらっしゃいませんか?本記事では、多くの転職媒体から求人応募した場合でも、進捗管理可能なテンプレートを公開します。採用担当の筆者だからこそ、最低限の管理で済む方法をお教えします。
先日、こんなツイートをしました。
求人応募の進捗管理は重要だがやり過ぎも負担がかかる。エクセルかスプレッドシートで簡単な表を作れば十分。①応募日②企業名③職務④応募媒体⑤書類選考⑥一次面接⑦二次面接⑧内定日 くらいの情報で十分かと。基本的に確定情報だけ管理する。予定をまぜると訳わからなくなる。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) June 15, 2022
求人応募の進捗管理は重要だがやり過ぎも負担がかかる。エクセルかスプレッドシートで簡単な表を作れば十分。①応募日②企業名③職務④応募媒体⑤書類選考⑥一次面接⑦二次面接⑧内定日 くらいの情報で十分かと。基本的に確定情報だけ管理する。予定をまぜると訳わからなくなる。
- 求人応募した後の進捗管理の方法が、テンプレ付きでわかる。
- 転職エージェント推薦の場合、進捗管理のポイントがわかる。
- 直接応募の場合、進捗管理のポイントがわかる。
- 筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
- 転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
- 現役採用担当、そして3回の転職経験がこの記事の根拠です。
記事構成は、以下目次のとおりです。
では、一つずつ解説します。
求人応募した後の進捗管理は、どうすればいいのか?【テンプレ公開】

採用内定通知が出るまでは、ひんぱんに進捗管理をする必要があります。
転職面接日がバッティングするのを避けるためです。
進捗管理では内定のタイミングに特に神経を使ってください。
転職エージェント推薦の場合はアドバイザーを上手く使いましょう。
紹介された求人以外が本命の場合は、相談の仕方が難しいですね。
建前でも転職エージェントには、紹介された求人が第一志望と言っておくことです。
内定辞退をすることは可能です。
ですが内定辞退する場合は誠実に話しましょう。
【採用担当が解説!】内定承諾後に内定辞退は可能か【転職エージェント推薦にしよう】
内定辞退のマナーはどうすればよい?【誠心誠意説明すれば大丈夫】
例えば、別な求人に応募したら急に内定が出てしまい、そちらの方が〇〇の理由で行きたいと思いましたとかです。
お世話になった転職エージェントは転職後も色々相談することがあり、私も実際そうしています。
とても頼りになる存在ですので、縁は切れないようにお互い納得できるような形で転職先を決めましょう。
さて、ここまでの応募求人をどう管理するかですが、複雑な表を作ると更新が面倒ですし、長続きしません。
私が作成していた進捗管理表のテンプレを公開しますので、参考にしてください。
とてもシンプルで必要最低限の情報だけを管理しています。
項目は増やしすぎないことが、途中で投げ出さない秘訣です。
本当にシンプルな表です。
進捗管理は、必要最低限の情報にしないと続きません。

- 応募日
- 企業名
- 職務:ざっくりで良い
- 媒体:転職エージェント・転職サイト・ハローワーク
- 各選考の日付
上記のような表なら、簡単に作れますよね?
スプレッドシートで読み込めば、スマホでも見ることができて、さらに便利です。
クラウドで進捗管理するのが、楽でいいのではないでしょうか?
転職エージェント推薦で、求人応募した場合の進捗管理

転職エージェント推薦で求人応募した場合は、担当アドバイザーが書類選考の結果確認や面接日程調整、さらには年収交渉を行ってくれます。
ですので、あなたがやるべきことは「直接応募」の場合に比べて、負担がとても少ないです。
求人応募の仕方として「1社の選考結果が出てから次の求人に応募」では、時間がかかってしまいます。
複数求人への同時応募は、転職活動では常識であり、だからこそ求人応募の進捗管理が大切なのです。
「求人応募のタイミング」についても、よく考えなければいけません。
求人応募の順番はある程度考えないと、「本命ではない求人」の内定が早く出てしまい、後で悩むことになります。
本命ではない求人を内定辞退して、本命の求人が見送りになる可能性もあります。
本命求人の前後は、ほかの求人応募を入れない方が安心です。
できるだけ求人応募のタイミングは揃えることで、予想もしやすくなります。
選考のスピードは、各社もちろん違います。
ですが、大体の選考期間というのは決まっています。
求人応募の時期が同じであれば、ほとんど同じようなタイミングで選考が進むはずです。
- 書類選考で、止まっている
- 面接の結果連絡がない場合は、見送り
- キープされている場合も、ある
上記のように、企業から連絡が遅れることは、多いです。
その場合は、気にせず、粛々と転職活動を続けるべきです。
【採用担当が解説】転職面接の結果が遅い3つの裏事情とは?【キープ】
なので、求人応募のタイミングも、考える必要があるのです。
行き当たりばったりの求人応募は、転職活動が失敗する原因になります。
日程については、最低これだけはおさえておきましょう。
- 求人応募日
- 面接のどうしても都合がつかない日
応募日は、書類選考の結果がもし連絡がない場合に、一週間後を目処に進捗を確認するために必要です。
面接の都合がつかない日は、日程調整は転職エージェントが行いますが、都合はあなたに聞いてくるため。すぐに転職エージェントに、都合の付かない日程を答えられるようにするためです。
転職エージェント推薦での応募の場合は、基本的には細かい管理はいらないので、この程度で大丈夫。
- 二次面接・最終面接と進むにつれて、内定確率が高まります。円満退社の準備を事前に行いましょう。
- 退職の意思表示は、およそ1~2ヶ月前には上長に伝えましょう。
引き留めに会うかもしれませんが、対応法はアドバイザーがフォローしてくれます。
業務引継ぎに約2週間かかるので、できればマニュアルを作っておくと良いでしょう。
転職活動の期間としては、退職までの期間が意外と長いです。
引越を伴う転職の場合もありますから、それでも時間は足りないと思います。
【失敗せず】転職の進め方で転職サイトと転職エージェントを使おう!
直接応募で求人応募した場合の進捗管理

転職エージェント推薦での応募に比べて、ハローワークや転職サイトなどの直接応募の場合は応募段階からすべて自分で行う必要があります。
当然、進捗管理も自分で行う必要があります。
- 「応募資格」を満たしているかの確認
- 応募手続きを行う。ウェブサイトか郵送で対応
- 書類選考の結果を確認。メールか電話で対応
- 面接日程の調整。企業の採用担当者と直接行うので、対応方法に注意しながら、電話で行いましょう。メールは、確認の意味であとで送りましょう。
上記項目を求人ごとに、進捗管理します。
そして提示された条件に対して、企業と年収交渉を行う必要があります。
筆者は、転職エージェント・転職サイトの両方で、転職した経験があります。
転職サイトの場合、内定を受け入れたら、年収交渉なんてできませんでした。
最初に、年収交渉をするべきでした。
年収交渉をして、内定を断わられたらとビビってしまいました。
内定取り消しは、もちろん違法ですが、転職初心者でしたので知りませんでした。
やはり転職のプロである転職エージェントに任せた方が、良い結果が出ます。
転職サイトは、メンタル面で内定してからがきついです。
ハローワークは、もっときついです。
履歴書・職務経歴書などの応募書類も、企業に「自腹」で郵送する必要があります。
筆者は、それがいやで、ハローワークは使いませんでした。
紙の履歴書・職務経歴書を郵送するのも抵抗ありました。
応募求人の進捗管理は、エクセルで行っていましたが、スプレッドシートの方が便利です。



