本記事には、広告が含まれています。

【採用担当が教えます!】転職でとりあえず派遣で働くのは問題ないか?【市場価値次第】

【採用担当が教えます!】転職でとりあえず派遣で働くのは問題ないか?【市場価値次第】 | 転職プロセス 転職ノウハウ
転職ノウハウ
この記事は約11分で読めます。

 

 

転職できる自信がなく、とりあえず派遣でもいいかと考えている人「転職できる自信がないので、とりあえず派遣社員として働いても特に問題ないか知りたい。気になるのは年齢的な問題と後で転職したいと思ったときに、キャリアに傷がつかないかということ。各々とても重要な課題だと思うので、結論を知りたい。」

 

上記の疑問・お悩みにお答えします。

先日、こんなツイートをしました。

 

転職でとりあえず派遣というのもあり。ただしポータブルスキルが習得できるかどうかで決めた方が良い。正社員であっても、社内スキルだけ高い人も多い。例えばIT系であれば、ポータブルスキルは身につく。キャリアアップも可能だろう。派遣といっても業界・職種で結論は変わるのが「結論」

 

この記事を読めばわかること

  • 転職で、とりあえず派遣でも問題ないか?
  • 転職で、とりあえず派遣で働ける年齢はどれくらい?
  • 転職で、とりあえず派遣で働いて、その会社の正社員になれる?

 

この記事の根拠

 

記事構成は、以下目次のとおりです。

では、一つずつ解説します。

 

 

転職で、とりあえず派遣でも問題ないか?

転職で、とりあえず派遣でも問題ないか?

 

結論「転職市場価値が高ければ、派遣でも全く問題ない」

 

転職市場価値を高めよう

日本では、正社員のほうが待遇がよいですが、欧米では違います。

欧米は、やるべき職務がはっきり定義された有期雇用が普通です。

 

欧米はキャリア形成のため、一つの会社で働き続けることはしません。

とはいっても、ここは日本です。

 

転職するなら派遣ではなく、正社員を目指すのが当たり前かもです。

今のスキルで正社員になれそうにないので、「とりあえず派遣」でという気持ちはわかります。

 

筆者は、採用担当だからわかるのですが、正社員と派遣は雇用形態が違うだけです。

正社員よりも、ずっと仕事ができる派遣社員は山ほどいます

 

会社は、正社員か派遣社員かどうかについては、あまり意識していません。

特にエンジニア派遣の場合は、顕著です。

 

一度スキルを身につけると、他社でも通用する仕事をしていれば、派遣であろうが問題ありません

例えば、社内手続きに異常に詳しい正社員は、社内スキルが高いだけで、転職市場価値はとても低いです。

 

転職市場価値は、どの企業でも通用するスキルを身につけているかどうかで決まります。

正社員か派遣社員かではありません。

 

転職市場価値が高いスキルを「ポータブルスキル」と呼びます。

日本語でわかりやすく言うと、「持ち運び可能なスキル」ということです。

 

逆に社内スキルは一つの会社で働いていると、知らず知らずのうちに身についてしまいます。

しかし社内スキルがいくら高くても、転職市場価値には結びつきません

 

転職で重要なのは今の雇用形態ではなく、ポータブルスキルをどれだけ保有しているかです。

派遣といっても、事務もありますし、ITエンジニアもあります。

 

転職市場価値が明らかに高いのは、ITエンジニアの方です。

技術的な仕事は、どの会社でもコアな部分は同じです。

 

会社ごとに社外秘となる差別化要素がありますが、それについては派遣社員は扱わせてもらません。

派遣社員は割り切って、コアスキルを習得することに集中しましょう。

 

それが、あなたの転職市場価値を高める近道です。

転職はポータブルスキルで決断した方がいい【テクニカルスキルより重要】

 

転職でとりあえず派遣で働くメリットとデメリット

転職で「とりあえず派遣で働く」メリットとデメリットについて、解説します。

 

メリット

短期間での就業が可能

 

派遣で働く場合、正社員と比べて短期間での就業が可能です。

企業側も派遣社員を採用する際に、長期間の雇用を前提にしていない場合があります。

 

そのため、派遣社員として働きながら、他の企業への就職活動を進めることができます。

 

業務に専念できる

派遣で働く場合、企業に直接雇用された場合と比べて、業務に専念できる環境が整っています。

特に、企業側で研修制度が整っている場合は、スキルアップにつながることもあります。

 

給与・待遇が比較的良い

派遣で働く場合、時給や日給が比較的高いケースがあります。

また、企業側で福利厚生が整っている場合もあります。

 

ただし、正社員に比べると、給与・待遇面で不利になることが多いので、自己管理が求められます。

 

デメリット

雇用形態が不安定

派遣で働く場合、契約期間が決まっているため、雇用形態が不安定です。

契約期間が終了した場合には、契約更新されない可能性もあるため、次の就職先が見つからないというリスクがあります。

 

給与・待遇が不安定

派遣で働く場合、仕事がないときには、収入が不安定です。

また、正社員と比較すると、給与・待遇が不利になるなため、自己管理が求められます。

 

業務内容が一定しない

派遣で働く場合、業務内容が常に一定しないことも考えられます。

そのため、希望するスキル形成が、必ずしもできない可能性があります。

 

転職市場価値を高めるためのポイント

転職市場での価値を高めるためには、いくつかのポイントがあります。

以下に、転職市場価値を高めるためのポイントを解説します。

 

スキルアップを目指す

転職市場では、自己成長やスキルアップが評価されます。

現職での業務に加え、専門スキルの習得や語学力の向上、資格取得などを積極的に行うことが求められます。

 

自分自身の市場価値を上げることができれば、より高い報酬ややりがいのある仕事を得ることができます。

【スキルアップとリスキリング】2025年の転職業界トレンドを見据えて

 

転職エージェントを利用する

転職エージェントは、転職希望者のスキルや希望条件に合った求人情報を提供するサービスです。

自分の市場価値を正確に把握し、求人情報に応じた自己PRを行うことで、自分に合った求人情報を提供してもらえます。

 

転職エージェントのサポートを受けることで、よりスムーズに転職活動を進めることができます。

【採用担当が解説】転職エージェントを上手く使う5つのポイント【求人推薦される方法】

 

SNSやブログなどの活用

自分自身をアピールするためには、SNSやブログなどのネットワークサービスを活用することが有効です。

自分の専門分野に関する情報発信や、自分自身のスキルアップ状況の報告などを行うことで、自分自身をアピールすることができます。

 

また、SNSやブログを通じて、業界内の人脈を広げることもできます。

【採用担当が解説】転職活動では、ネットワーキングの活用が重要です

 

転職市場について常に情報収集する

転職市場は常に移り変わっています。

自分が求める求人情報が出ているか、自分の市場価値がどの程度か、など常に情報収集することが重要です。

 

求人情報サイトや業界専門誌、転職エージェントの情報提供など、複数の情報源から情報収集することで、自分自身の市場価値を正確に把握し、自分に合った求人情報を見つけることができます。

【重要です】転職情報収集は「何を」集めるのか?【情弱になるな】

 

 

転職で、とりあえず派遣で働ける年齢はどれくらい?

転職で、とりあえず派遣で働ける年齢はどれくらい?

 

結論「転職市場価値が高ければ、年齢は関係ない」

 

転職でとりあえず派遣で働く年齢は、20代後半から30代前半が多いです。

若い時期に派遣社員として働くことで、経験やスキルを身につけることができます。

 

また、派遣社員として働いた経験が、正社員になった場合にも役立つことがあります。

ただし、30代後半や40代から派遣社員として働き始めると、キャリア形成が難しくなる場合があります。

 

年齢関係なく派遣社員として働く場合、以下のことを意識することが大切です。

  • スキルアップ:業務内容や職種を変えて、幅広いスキルを身につけることができます。
  • 業界知識の習得:業界や企業について深く知り、キャリア形成に役立てることができます。
  • ネットワークの構築:転職先を探す際に役立つ人脈を築く
  • 派遣社員として働く場合でも、市場価値を高めるために努力する

転職では、転職市場価値が高いかどうかが、一番重要です。

年齢が若くても、転職市場価値が低ければ、派遣社員として修行しましょう。

 

40代以上になると、手を動かす仕事を与えてもらえない会社もあります。

その結果、誰でもできる単純作業をやらされるかもしれません。

 

そうなったら、危険です。

定年まで派遣社員として、勤めるならいいのですが、そうではないでしょう。

 

若い派遣社員は、有利なような気がしますが、それは人によります。

知識の吸収が早く、応用が利くことが多いので、おおむね正しいです。

 

30代の派遣社員であっても、コアスキルが高い人はむしろ多いです。

先ほども書きましたが、コアスキルが高ければ高いほど、転職市場価値があるとみなされます。

 

結論で書いた通り、年齢は関係ありません

コアスキル、ポータブルスキルが高いかによって決まります

【採用担当が解説】一度は転職すべき4つの理由とは?【井の中の蛙大海を知らず】

 

 

派遣社員で働いて、その会社の正社員になれる?

派遣社員で働いて、その会社の正社員になれる?

 

結論「厳しいが、派遣先の上司に認められれば可能性は十分ある」

 

もちろん、派遣社員から正社員になることは可能です。

しかし、派遣から正社員になるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

 

具体的には、以下のような点が挙げられます。

 

勤務実績があること

派遣社員として働いている期間が長いほど、その企業に対して信頼を築くことができます。

そのため、正社員登用の際にも、派遣期間中の勤務実績が評価されます。

 

長期間働くことで、企業からの信頼を得ることができれば、正社員登用のチャンスも広がります。

 

業務内容に適していること

正社員になるためには、その企業で行っている業務に対して適切なスキルや経験が必要です。

派遣社員として働いている期間中に、その企業で必要なスキルや経験を積むことができれば、正社員登用のチャンスが増えます。

 

逆に、業務に適していない場合は、正社員登用の対象外になる可能性があります。

 

正社員募集があること

企業が正社員を募集していなければ、正社員登用のチャンスはありません。

派遣社員から正社員になるためには、その企業が正社員募集をしていることが必要です。

 

正社員募集がある場合は、派遣社員として働いている期間中に、自分自身のスキルや経験をアピールすることが大切です。

 

経営状況が安定していること

派遣社員から正社員になるためには、その企業の経営状況が安定していることが必要です。

経営状況が不安定であれば、正社員募集が減少する可能性があり、正社員登用のチャンスも減ってしまいます。

 

まとめ

派遣社員から正社員になるためには、以下の条件が必要です。

  • 勤務実績を、積むこと
  • 業務内容に、マッチングしていること
  • 正社員募集が、あること
  • 会社の経営状況が、安定していること

しかし、決して不可能ではありません。

正社員になれるように、挑戦し続けましょう。

 

現実問題、派遣社員が正社員になるのは、難しい時代です。

会社は、正社員を守るからです。

 

それよりも、転職活動をして他社の正社員を目指した方が、効果的です。

派遣社員時代のあなたの実績を転職面接で話せば、問題ないです。

 

あなたは、転職市場価値が高いはず。

社内スキルを上げる必要は、ありません。

 

それよりも、王道をいきましょう。

確かに企業の採用担当によっては、色眼鏡でみるかもしれません。

 

まれに人事担当はそういう評価をしますが、現場責任者や取締役の方は、スキルを真っ当に評価します。

純粋に転職面接での【出来】を評価します。

 

転職活動のやり方が良くわからなければ、リクルートエージェントのような総合型転職エージェントに相談しましょう

とりあえず派遣でいこうと思う方は、ITエンジニアの案件が多い パーソルテクノロジースタッフ をおすすめします。

 

ITエンジニアやWeb系を目指せば、転職市場価値が高くなります

メーカー系案件が多い綜合キャリアオプションも、おすすめです。

 

日本のものづくり技術は、世界で戦えるレベルです。

課題はコスト意識にありますが、それは今後の課題です。

 

最後に、おすすめの派遣会社を選びました。

この中から選ぶとすれば、筆者だったら パーソルテクノロジースタッフ かなと思いますが、スキルに合わせて選定するのが良いでしょう。

 

転職の軸は、できるだけブレないことが大事です。

今の業界・職種を考慮して、決めましょう。

【採用担当が解説!】転職の軸がブレた時、確認すべき3つのポイントと対策とは?

 

 

無料登録は以下のボタンよりどうぞ。

 

無料登録は以下のボタンよりどうぞ。

 

【採用担当厳選】どこがいい?おすすめ転職エージェント24選!【選び方も】
採用担当が厳選したおすすめの転職エージェントを知りたい方は、必見!転職活動を成功させるためには、どの転職エージェントを利用するかが重要です。本記事では、転職エージェントの選び方とワークポート/ギークリーなど2025年最新版おすすめ24社を、ニーズごとに紹介。転職を検討している方は必見です!