
転職で、いきなり管理職を目指している人「転職でいきなり管理職を目指したいが、可能か?転職でいきなり管理職を目指す上で、必要なスキルを知りたい。転職でいきなり管理職を目指す上で、おすすめの転職エージェントと転職サイトを知りたい。」
上記の疑問・お悩みにお答えします。
先日、こんなツイートをしました。
転職で「いきなり管理職」を目指す場合は、可能だが大変。管理職を経験していなくても、転職先によっては、いきなり管理職に就くこともできるが、プロパー社員から厳しい目で見られることは覚悟しなければならない。外資系管理職は、実績さえ出せばプロパーと中途採用の差別は少ないのでおすすめ。
— CowBoy (@cowboy19620626) March 8, 2021
転職で「いきなり管理職」を目指す場合は、可能だが大変。管理職を経験していなくても、転職先によっては、いきなり管理職に就くこともできるが、プロパー社員から厳しい目で見られることは覚悟しなければならない。外資系管理職は、実績さえ出せばプロパーと中途採用の差別は少ないのでおすすめ。
- 管理職を目指す方向けの転職エージェント
- 管理職を目指す上で、必要な3つのスキル
- 管理職を目指したい人が、陥りがちな失敗例
- 管理職を目指したいが、可能か?
- 筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
- 転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
- 採用担当経験、そして3回の転職経験がこの記事の根拠です。
記事構成は、以下目次のとおりです。
では、一つずつ解説します。
転職でいきなり管理職を目指す人必見!おすすめ転職エージェント・サイト3選
結論「転職エージェントはJAC Recruitment、転職サイトはビズリーチ・リクルートダイレクトスカウトがおすすめ」
転職エージェントや転職サイトの中でも、特におすすめの3つを紹介します。
- ハイクラスの転職エージェント JAC Recruitment(ジェイエイシーリクルートメント)
- ビズリーチ
- ハイクラス転職サイト【リクルートダイレクトスカウト】
JAC Recruitment

JAC Recruitment
管理職求人も、多く保有しています。
年収アップを望む場合は、外資系管理職求人に応募するのが効果的です。
スキルに自信がある人であれば、求人紹介されるでしょう。
スキル不足の方の場合は、登録できないこともあります。
あなたの転職市場価値をはかるために、登録できるか挑戦してみるだけでもいいでしょう。
【採用担当解説】JAC Recruitmentは実際どうなのか?口コミと評判を調べてみた
【採用担当が解説】給料決定の仕組みを知り年収アップを狙う【JAC Recruitment】
【JAC Recruitment】30代以上向け転職エージェント
無料登録は以下のボタンよりどうぞ。
ビズリーチ
ヘッドハンター型転職サイトですので、オファーは企業・転職エージェントのどちらからも来ます。
テレビCMでもおなじみなので、知名度がとても高い転職サイトです。
筆者ももちろん利用しています。「企業としても良い人材を採用するため」に、結構な数のオファーが、来ます。
【採用担当解説】ビズリーチは実際どうなのか?口コミと評判を調べてみた
【ビズリーチ】エグゼクティブのヘッドハンティング型転職サイト!
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リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト
求人数はビズリーチより見劣りしますが、求人の質という点ではむしろ勝っています。
ここもビズリーチと同様、ヘッドハンターからのオファーを待つ転職サイトです。
急いで転職したい方は、同社が運営するリクルートエージェントを使った方が良いでしょう。
リクルートダイレクトスカウトは、良い求人が来るまで転職しないで待てる人におすすめします。
現職で部長クラスの方は仕事が忙しいので、ここに登録しておくと思わぬ優良オファーが来ると思います。
【採用担当解説】リクルートダイレクトスカウトは実際どうなのか?口コミと評判を調べてみた
【年収950万円】リクルートダイレクトスカウトはハイクラスの転職サイト!
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これらの転職エージェントや転職サイトは、転職希望者に特化したサービスを提供しており、管理職候補者にとって必要な情報を提供してくれます。
具体的なサービスや詳細は、ビズリーチ リクルートダイレクトスカウト
JAC Recruitment
を確認してみてください。
転職でいきなり管理職に就くためには、十分な準備が必要です。
自身の「スキルや経験」を見極め、「適切な転職エージェントや転職サイトを利用」して、理想の管理職ポジションを目指しましょう。
転職でいきなり管理職を目指す上で、必要な3つのスキル
結論「部下マネジメントスキル、部署をまとめるスキル、業界専門スキル」
転職でいきなり管理職に就くためには、以下の3つのスキルが必要です。
- 部下マネジメントスキル
- 部署をまとめるスキル
- 業界専門スキル
部下マネジメントスキル
管理職になると、部下をマネジメントするスキルが必要不可欠です。
部下とのコミュニケーション能力や、フィードバックの方法、業務の優先度設定などが求められます。
また、チームビルディングのスキルや、部下のモチベーションを高める方法を知ることも大切です。
このように管理職で最重要スキルと言えば、部下マネージメントスキルです。
部下を評価する際のポイントは、何に重点を置いているかなどで応募者の考え方も大体わかります。
部下育成にきちんと力を入れてきた人なのかも、わかります。
採用面接の今までの経験ですと、部下を育成しようとせず、部下の実績だけで評価する応募者も多いです。
企業によってマッチング度合いが大きいのが、部下マネージメントスキルです。
社風にも大きく影響するからです。
例えば外資系企業であれば、かなりドライな社風です。
評価も「実績だけ」で行います。
日系企業であれば、部下がどのように業務に取り組んできたかも考慮して評価する会社が多いです。
能力・実績主義になったとはいえ、日系企業はまだまだ「年功序列」は残っている企業が多いです。
あなたの部下マネージメントスキルと企業の社風とのマッチングは、よく調査しておく方がいいでしょう。
マッチングしてない求人に応募することは、転職活動の無駄です。
求人応募は会社四季報や転職会議でよく調べて、企業研究を十分にしてからにしましょう。
部署をまとめるスキル
管理職になると、自分だけでなく、チーム全体をまとめるスキルが必要です。
部署内のタスクやプロジェクトの進捗状況を把握し、メンバー同士の連携を取りながら、部署の目標を達成するためには、組織マネジメントのスキルが必要です。
部署・チームをまとめるスキルも、必要です。
部署でどのようなアウトプットを出すのか「方針」を示し、「責任をとる」のが管理職です。
間違っても部下の手柄を横取りしたり、自分の失敗を部下の責任にするダメな管理職になっては、いけません。
全てのアウトプットは「管理職の責任」なのです。
チーム成果のコミットメントができているかはとても重要です。
チームとして成果が出るように部下に働きかけることを第一とすべきです。
管理職としての仕事が忙しく、チームの成果が出ているかどうか部下にフォローできない場合もあるでしょう。
そのような場合は管理可能なサブチームを作るなどして、組織体制を考えることも必要です。
何十人、何百人のチームの成果をあなただけでフォローするのは、土台無理です。
チームの中でキーマンをサブチーム単位のリーダーに指名することで、あなたの負担は軽くなるはずです。
ただし部下一人一人の成果についても「気を配る」ことも忘れてはいけません。
チーム成果については組織体制を考えることも必要ですが、「部下一人一人のアウトプットをフォロー」することも必要なのです。
部署・チームをまとめるスキルはこのように管理職として、総合的なものが必要です。
管理職の経験がなくても、事業の立ち上げにたずさわった経験などがあれば、転職面接では十分なアピールポイントになります。
管理職としての採用ポイントは「結果よりプロセス」です。
応募者が、どのようなプロセスで部下を管理してきたのかを転職面接ではみています。
業界専門スキル
自分が所属する業界について、専門的な知識や経験が必要です。
業界のトレンドや、競合他社の動向などを常に把握しておくことが求められます。
管理職は部下の管理を行うことが多いのですが、会社で意外に多いのが業界のことに詳しくない方です。
単なるスケジュール管理をしている管理職になってしまい、部下からも尊敬されません。
最先端技術を常にキャッチアップするのは、管理職の仕事です。
これから求められる技術をあらかじめ読むスキルも必要です。
時代遅れの業務内容をチームで行っては、チームの評価が下がり、あなたが降格ということももちろんあり得ます。
プレイイングマネージャーの場合はあまり心配ないのですが、実作業を行っていない管理職の方は特に心配です。
転職でいきなり管理職を目指すのであれば、業界専門スキルは必須と言えます。
これからニーズがある事業は、どんなものがあるかを転職面接で提案できるようにしておきましょう。
あなたが指示をする立場なのですから、部下よりも業界専門知識を深く身につけていることは当然とも言えます。
転職でいきなり管理職を目指したい人が陥りがちな失敗例
転職でいきなり管理職を目指す人が陥りがちな失敗例は、多岐にわたります。
以下では、よくある失敗例をいくつか挙げてみました。
過剰な自信によるミスマッチ
自信があるのは良いことですが、過剰な自信は時に誤った判断を生み出し、転職先でのミスマッチを招くことがあります。
特に、いきなり管理職になることを目指す場合、それまでのキャリアやスキルセットが管理職に必要なものと合致しているか、慎重に考える必要があります。
部下や上司とのコミュニケーション不足
管理職になると、自分自身が業務を行うだけでなく、部下の業務やパフォーマンスを管理する必要があります。
そのため、部下や上司とのコミュニケーションが非常に重要になります。
しかし、新しい職場でのコミュニケーションに慣れていないと、コミュニケーション不足が生じ、部下や上司との関係が悪化することがあります。
業務の詳細把握不足によるトラブル
転職先での業務内容について、十分な調査や情報収集を行わずにいきなり就業することは、トラブルを引き起こす可能性があります。
特に管理職になると、自分の担当業務だけでなく他部署との調整やプロジェクトの進行管理など、業務内容が複雑になる傾向があります。
そのため、業務の詳細を把握し、必要に応じて勉強することが必要です。
以上のような失敗例を回避するためには、自己分析や企業研究を十分に行い、自分に適した職種や業務内容を選ぶことが大切です。
また、転職後は部下や上司とのコミュニケーションを意識し、業務内容を詳しく把握することが必要です。
転職でいきなり管理職を目指したいが、可能か?【可能だが大変】
結論「多くの企業で管理職不足のため、転職でいきなり管理職を目指すのは可能だが大変です」
結論から言うと、転職でいきなり管理職を目指すのは大変ですが、可能です。
その理由としては、中小企業では特に管理職不足のため、ニーズがあるから。
多くの20代・30代の方が管理職を志向していないのも、管理職不足の一因です。
中間管理職はそれだけ大変な仕事だということです。
転職でいきなり管理職を目指す前に「なぜ管理職を目指すのか?」について、明確にしておきましょう。
転職するのであれば、管理職以外にも、色々な働き方があります。
わざわざ管理職を目指すからには、転職理由が明確に説明できなければなりません。
転職活動では「転職理由」が最も重要ですが、それは管理職への転職でも同様です。
管理職からの転職が難しい4つの理由とは?【メリット・デメリットも解説】