転職成功かと思ったが、転職先でまた不満が出てくる人「異業種転職できて、転職成功だと思っていた。転職先での仕事内容はイメージと違うし、年収も忙しい割には低いので、だんだんと不満が出てきた。この不満が解消されない状態が続くのなら、また転職をしたいと最近考えるようになった。」
上記の疑問・お悩みにお答えします。
先ほど、こんなツイートをしました。
転職成功したと思ったが、あとで不満が出てくる場合の原因はなんでしょうか?それは転職理由が明確になっていないから。辞めることが転職理由になってはいけない。転職して何を実現したいのかをよく考えることで失敗を防げる。転職理由次第では年収ダウンも仕方ない。
— CowBoy (@cowboy19620626) January 10, 2021
転職成功したと思ったが、あとで不満が出てくる場合の原因はなんでしょうか?
- 転職理由が明確になっていないから。
- 辞めることが転職の目的になってはいけない。
- 転職して何を実現したいのかをよく考えることで失敗を防げる。
- 転職理由次第では年収ダウンも仕方ない。
ちなみに筆者は採用担当経験があり、転職経験も3回ほどあります。
転職経験と採用担当としての知見を踏まえて、今回のお悩みについて回答いたしますので、転職活動でぜひご参考になさってください。
ここでは転職活動で成功するためにも、あなたはどうすべきかを考えたいと思います。
記事構成は以下の通りです。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 転職成功かと思ったが、不満が出てくる場合の原因は?【たった一つ】
- 異業種転職で成功するためには【ゼロリセットする】マインドが大切【転職失敗しない】
- 転職成功するためには、転職エージェントに相談してみる【転職失敗しない】
では一つずつ解説します。
転職成功かと思ったが、不満が出てくる場合の原因は?【たった一つ】
結論「転職理由が明確になっていなかったのが原因」
本ブログでは何度も転職理由の重要性を書いています。
書類選考や転職面接の対策が目的ではありません。
転職はあくまでも通過点です。
転職先であなたが何をしたいのかが明確になっていれば、多少の不満は我慢できるはずです。
>>【転職理由は明確?不明確?】今すぐ転職すべき人の特徴【たった2つ】
今回の相談者さんの事例を考えてみましょう。
転職をした本当の理由は何なのでしょうか?
- 異業種転職に挑戦したい
- 年収を上げたい
- 仕事内容にあこがれていた
転職成功したと思ったのは恐らく「異業種転職」できたからでしょう。
その際には妥協しなければならない希望条件も当然出てきます。
異業種転職をしたいのが本当に転職理由であったとすると、深掘りが全くできていません。
業種のリサーチも十分だったのかはなはだ疑問です。
>>【悲報】転職理由を深掘りしないとどうなるか?【3つの弱み露呈】
職種は同じでも業界の常識は全く違います。
業界研究はとても重要で、そのためにも業界地図などで事前にリサーチすることは必須です。
「会社四季報」業界地図 2025年版
転職先の社風などは転職会議を見れば口コミが多く掲載されていますので、事前に失敗を回避することができたでしょう。
転職活動ではこのような事前準備がとても重要です。
相談者さんの悩みは厳しく言えば「転職理由が明確でないので、当たり前のこと」です。
異業種転職ですから、親和性の高い業種でなければ、業界の常識が全く変わります。
仕事内容もイメージと違うのも当たり前です。
年収ダウンも当たり前です。
転職では即戦力採用が基本です。
異業種転職したとすると、転職先からは即戦力とはみなされていないわけです。
前の会社に不満が出てきて転職するのはわかります。
問題は転職して不満を解消できるかどうかです。
ありがちなのは「今の会社を辞めたい」というのが転職理由となってしまうことです。
職場環境を変えることで今の不満が解消されるわけではありません。
そのためには今までのあなたのキャリアを振り返ってみて、強み・弱みを自己理解することです。
あなたの強みを活かせる転職を目指すべきです。
異業種転職を否定するわけではありませんが、強みが活きないのならまた転職したくなるでしょう。
転職するなら今まで身につけたあなたの強みが活きるような道を選ぶ方がずっといいです。
逆に弱みを補うための転職は不満がたまるだけですので、おすすめしません。
転職では今までの不満を解消し、強みを活かすこと以外は転職先で新たに不満が出てきます。
その点は注意しましょう。
異業種転職で成功するためには【ゼロリセットする】マインドが大切【転職失敗しない】
結論「異業種転職では気持ちをゼロリセットすることで転職成功できる」
異業種転職後に不満が出てくる方は、業界の研究不足が理由であることがとても多いです。
転職面接で働いているイメージができるような質問をできるだけすることです。
例えば「一日のタイムテーブルを教えてください」と質問するだけでも、働く際のイメージができますよね。
そこから話を膨らませていけばよいのです。
業界研究を十分にしていれば、わからない用語も少ないと思われますが、転職面接で疑問点を解消しておけば転職後に後悔することも少なくなるはずです。
具体的にどんなことをやるのかをしつこいくらいに転職面接では質問しましょう。
成長している業種の場合は特にハードワークが想定されます。
IT系の業種にあこがれる人は多いですが、仕事が多忙であり、地味なことも多いことも理解すべきです。
>>転職で業界を変えることは可能か?【ポータブルスキル次第】
>>転職しないほうがいい5つの業界とは【ブラック以外に将来性も考慮】
異業種転職の場合は即戦力ではないのですから、「ゼロリセット」する気持ちが大切です。
「前の業界ではこうだった」というのは通用しません。
新入社員のつもりで真摯な気持ちで先輩社員から教わりましょう。
ですが中途社員なので一から教育してくれる会社はとても少ないです。
書類選考、面接を通過し内定を勝ち取っている相談者さんの場合はスキルに問題はないのです。
問題があるとすればマインドです。
今までの経験をリセットにする必要はありません。
しかし転職先には転職先のやり方があります。
それをまずは習得しましょう。
仕事に夢中になれれば、不満は出てこないはずです。
相談者さんは念願の業種に転職できているからです。
忙しいとか、年収が低いとか言うのは贅沢というものです。
異業種転職では即戦力ではないので、会社のやり方にあわせることです。
不満を持つのは仕事を身につけてからでも遅くはありません。
転職成功するためには、転職エージェントに相談してみる【転職失敗しない】
結論「転職エージェントに相談することで、転職成功できる」
転職理由を明確にすれば、転職成功することができます。
少なくとも今回のような転職失敗はありません。
異業種転職をしたいと思った転職理由が深掘りされていないのが致命的です。
転職理由を深堀する段階で、異業種転職すれば年収ダウンすることはわかったはずです。
年収ダウンしても、異業種転職したいと思えるかです。
転職は引き返すことはできません。
なので進むべき道は何がベストかを検証してから、転職活動を始めましょう。
興味がある業界程度ではリスクがありすぎます。
転職活動を開始するためには、きちんと情報収集を行うことです。
あなただけでこの作業をやることが難しいと思ったら、転職エージェントの手も借りることです。
とりあえずキャリア相談するのも全然ありです。
転職エージェントとしても適性を把握するのは得意です。
異業種求人であっても適さない人には求人紹介はしません。
転職エージェントと企業との信頼関係が崩れるからです。
転職エージェントに相談することで、あなたの強みがわかったりします。
エージェントから求人紹介があったら、それがあなたの得意分野に入るからです。
転職後、不満が出てきた相談者さんは転職エージェントに相談してみるのも良いと思います。
必ず「なぜ、その企業に転職したのか?」は質問されます。
あなたの回答をもとに「なぜ会社で不満を持っているのか?」を言語化してくれるはずです。
また転職するかどうかはそれから考えればよいことなのです。
【裏事情】転職エージェントの裏事情とメリットとは?【転職のプロが徹底解説】
【常識外ですが真実!】転職サイトのデメリット・メリット【採用担当が徹底解説!】