転職を決意する前にやるべきことは転職理由を明確にすることです。求人に応募する際の志望動機は転職理由とどう関連付けるべきなのでしょうか?
志望動機と転職理由との違いとは?
今勤めている会社を辞めて転職したい。
転職を決意する前にやるべきことは?で書いたことがクリアになっていますよね?
✅ 転職理由とは『〜が今の会社では、実現できないので転職』するものです。
この転職理由は転職活動中はブレてはいけないものです。
さらに言うと転職理由はブレるような性質のものではありません。
これに対して、志望動機というのは、文字通り、応募する求人に対してのものなんです。
✅ 志望動機とは『〜だから、貴社で働きたい』というもの
つまり求人ごとに【志望動機】は異なるんです。
志望動機は、
✅ 【応募企業の魅力】+【あなたの自己PR】
の構成となります。
志望動機はその意味でブレる性質のものです。
転職理由と志望動機とは違うということがおわかりいただけたでしょうか?
転職理由と志望動機にはどのような関連があるのか?
では転職理由と志望動機は無関係なのでしょうか?
そうではないですよね。
志望動機の中に転職理由が含まれるという関係です。
志望動機は転職理由はもちろんですが、以下の項目で構成すると良いです。
- ほかの会社ではなく、応募する会社でなければならない理由
- あなたがそこで活躍できる理由
- 今後あなたがどうなりたいか?
上記のうち、最初以外は転職理由そのものですよね。
なので、志望動機は転職理由に大いに関係があるということになります。
志望動機は企業を十分に調査してから考えよう
ある求人があって、応募するときにはこれで安心!履歴書の書き方とは?のように履歴書に志望動機を書きますよね。
そこに何を書いたらいいか思い浮かばない場合、どうすればいいのでしょうか?
前述したように志望動機の構成要件はだいたい決まっています。
企業の魅力とあなたの魅力を伝えればいいんです。
そのためには企業研究がなによりも大切です。
ホームページはもちろんのこと、新聞や雑誌などで取り上げられた記事ももらさず情報を収集しましょう。
それでも十分とは言えないのです。
準備にやり過ぎはありません。
入念な企業研究をしましょう。
そうするとこの会社はどんな人材を求めているかがぼんやりとでもわかってきます。
情報はインターネットからかなり取得できます。
今だったら、Googleでの検索で結構解決できます。
まずはメモ帳でもエクセルでもよいので、情報をできるだけリストアップしましょう。
次に不要と思われるものは、削除するか、別データに移して整理します。
ここまでは手を抜かないことが必要ですが、情報には限りがないので、できれば1日、多くても3日くらいで作業は終えましょう。
応募求人の進捗管理はどうすればいいの?に書いたように求人の進捗管理も大変ですからね。
次にまとめた企業情報をよく読んでください。
その会社がやっている事業や売っている製品などで、あなたの琴線に触れた部分をさらにまとめあげましょう。
これでこの会社でなければならない理由になります。
次は肝心のあなたのコアスキルのアピールです。
求人へアピール可能なスキルのみにそぎ落とします。
そのスキルを前面に打ち出して、入社後働いている姿を相手にイメージさせるように膨らませます。
求人票の仕事内容をイメージすることが重要です。
転職エージェント推薦での応募の場合は、キャリアアドバイザーに相談しましょう。
企業と応募者とをつなぐ何かをもう一押しします。
企業研究とあなたのスキルに共通することを書きましょう。
このような流れで志望動機を書くとスムーズに行くことが多いです。
志望動機とか転職理由などは面接でも、必ず聞かれるところですので、しっかり対策しましょう。
転職初心者の方には、やはり的確なアドバイスがもらえる転職エージェントを利用することをおすすめします。
例えば業界最大手の転職エージェントとして有名なリクルートエージェント。
運営はご存知リクルートが行っています。
志望動機の書き方に迷ったら、求人のことをよく知っているキャリアアドバイザーに相談しましょう。
的確な修正指示をしてくれますよ。
また面接対策もバッチリです!
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