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【採用担当が解説】転職理由を深掘りしないとどうなるか?【3つの弱み露呈】

【悲報】転職理由を深掘りしないとどうなるか?【3つの弱み露呈】 転職理由
転職理由
この記事は約8分で読めます。

 

 

転職理由が明確になっていないが、転職活動を始めようとしている人「転職活動で転職理由が重要なことは理解しているつもりだ。だが、ぶっちゃけ転職理由が明確になっていないと、どんなデメリットがあるのかわからないので本気で取り組む気にもならない。面接前に、一夜漬けでもいいのではと思ってしまう。転職理由を深掘りしないとどうなるかを具体的に知りたいな。」

 

こういった疑問に答えます。

 

転職活動をする上での出発点は転職理由です。転職理由が腹落ちしていない状態で転職活動に入ると、どうなることが想定されるでしょうか?

 

先ほど、こんなツイートをしました。

 

転職活動では、転職理由の深掘りが大切。完璧に深掘りする必要はないが、求人応募までには必要な作業なので、転職エージェントと相談してみるのも良い。転職理由を深掘りしないと①転職の軸が定まらない②転職の目的がいつのまにかわからなくなる③「こんなはずじゃなかった」と転職してから、気づきや…

 

この記事を読めばわかること

  • 転職理由の深掘りが、重要な訳がわかる。
  • 転職理由を深掘りしないと、転職活動でどんなデメリットがあるかわかる。

 

この記事の根拠

 

記事構成は、以下目次のとおりです。

では、一つずつ解説します。

 

 

転職理由を深掘りしないとどうなるか?

転職理由を深掘りしないとどうなるか?

 

転職理由は、深掘りして初めて明確になります。

この作業をしないと、どうなるでしょうか?

 

結果から言うと、転職活動でとても不利な戦いをすることになります。

希望条件にあう「転職先が見つからない」可能性が大きいです。

 

はっきり言えば転職しないほうがいいです。

 

下記の3つの弱みが露呈するからです。

  • 転職の軸が定まらない
  • 転職の目的がわからなくなる
  • 転職してから「そんなはずじゃなかった」と気づく

転職活動ではそうならないことは必須です。

ちなみに転職理由の深掘りの方法については以下の記事をご参照ください。

【採用担当が徹底解説!】転職理由をなぜなぜ分析で深掘りしよう!

 

本記事では転職活動で「こうなってはいけません」という最悪の事態を書きます。

それでは一つずつ解説します。

 

 

転職の軸が定まらない

転職の軸が定まらない

 

一点目は、転職の軸が定まらないことです。

 

転職理由が明確になっていないことで、ターゲットとなる業種、職種が決まりません。

自分を理解することがとても重要なのが転職活動です。

 

自己理解が十分にできていないとどうなるか?

転職で重要なことは転職を成功させるための3つのポイントとは何か?に書いてあります。

 

「こんな仕事をしたいから転職をする」というような転職の軸が定まりません。

それでは転職活動のモティベーションが維持できませんよね。

その結果、惰性(だせい)で転職活動を続けてしまいます。

 

転職活動も仕事と同様なので、スケジュール管理が必要です。

転職活動を開始してから3ヶ月が経過しても、希望する転職先が決まらないことが大いにあり得ます。

 

その原因は希望業種・職種が決まっていないことが大きいです。

希望年収や勤務地は業務との関連性が薄いので、転職活動は「仕事内容で探す」が軸です。

 

転職の軸が定まらない状態で転職活動を続けていると、半年を経過しても納得できる転職先が決まらないことだってあり得ます。

それは転職の軸が定まらずに、ブレているのが原因です。

【採用担当が教える!】転職活動ではモチベーション維持が最も重要!

 

転職の軸が定まらないのは最悪ですよね。

 

 

転職の目的がわからなくなる

転職の目的がわからなくなる

 

2点目は、転職の目的がわからなくなります。

 

転職理由の深掘りが出来ていないということは、何のための転職かが腹落ちしていないということです。

あなたが転職理由に納得をしていないのですから、面接で不用意な回答をしてしまったりなどの無理が出てきます。

 

1点目の転職の軸が定まらないということは、2点目の転職の目的がわからないことにそのままつながります。

転職の目的は転職の軸よりも抽象的なものです。

 

転職の目的が不明確ということは「何のために転職するのかわかっていない」ということです。

転職のきっかけは、割とはっきりしていると思います。

  • ほかの会社での今までの職種経験を積んで、よりレベルアップをしたいと願う転職
  • 給料アップを願い、キャリアアップすることで、それを実現するための転職

などです。

 

これは転職のきっかけであり、つまり退職理由です。

退職理由を転職理由にしっかりと落とし込まないとダメだと今までも書いてきました。

 

転職目的がはっきりしていないと、どこを目指せばよいかわからなくなります。

現職に対する不満のままで、転職活動を始めるのは最悪です。

 

辞めてどうする?の転職理由が不明確なままだからです。

転職活動では以下の手順を踏んで決めることが王道中の王道です。

  • 退職理由
  • 転職の目的
  • 転職理由
  • 転職の軸

退職理由が最も多く、転職の軸に行くにしたがって項目は少なくなっていきます。

転職の目的の明確化は転職の軸を決める上で欠かすことができません。

転職の軸は具体的な希望業種・職種ですから、大事なのですが、転職の目的はもっと重要です。

 

ここで転職の目的を間違えれば、転職の軸も当然間違えるからです。

そのため、希望条件をリストアップすることをおすすめします。

 

転職の軸は何なのかを見える化することは重要です。

  • 希望職種は?
  • 希望業界は?
  • 雇用形態は?
  • 希望年収は?
  • 社会保険完備?
  • 勤務地は?
  • 転勤の有無?

などの項目です。

それにより転職の軸は定まります。

 

ですがそれを決めた根拠が必要ですよね。

それが転職の目的であり転職理由なんです。

 

そうじゃないと、何となく上記の希望条件を決めてしまうことになります。

 

転職の軸は決まっているが、転職の目的は決まっていない。

面接をしていると、そういう方が結構多いです。

 

転職活動で求人検索して応募する場面では求職者は特に困らないでしょう。

書類選考を通過して、面接の段階になるとそうはいきません。

 

転職の目的や転職理由は必ず質問されるからです。

転職の理由を深掘りすることで、転職の目的もはっきりします。

 

転職の目的が明確じゃないのに転職活動をすることは絶対にやめてください。

 

 

転職してから「そんなはずじゃなかった」と気づく

転職してから「そんなはずじゃなかった」と気づく

 

3点目は、転職してから「そんなはずじゃなかった」と気づく方が多いです。

 

その理由は転職理由を深掘りしないからです。

転職の軸が不明確なままなので、業種・職種のリサーチ不足になります。

 

なぜ「この求人に応募するのか?」を理解せずに転職活動をしてはまずいですよね。

転職の軸の内容も非常に薄いものとなっているんじゃないでしょうか?

 

コアスキルや希望条件と外れてても、求人応募することを繰り返せば、何のための転職かわからなくなります。

結果として望まない転職をしてしまうことが非常に多くなります。

 

以下は待遇に関する一例です。

  • 年収が前職よりも下がってしまう。
  • 未経験で慣れない職種へ転職したが、仕事が面白くない。
  • 希望勤務地と全く違うところに配属された。

などです。

 

これらは、事前に転職会議などで企業の口コミを調査しておけば、避けられるものばかりです。

転職理由を深掘りすることは、ただの面接対策ではありません。

 

あなたが今後、どうしていきたいかのキャリアビジョンをはっきりさせることでもあります。

それが本当の目的です。

 

転職はあくまでも自己実現のための手段です。

本当の目的は、転職理由を深堀りした先にこそあります。

 

それが実現できないような会社に転職したとしても、またうまくいかなくなります。

転職の際に【あなたの実現したい何か】が明確になっていないため、このようなことになるのです。

 

どの会社に転職しても、上司とうまくいかずに転職を繰り返すお知り合いはいませんか?

その方はやはり転職理由を深掘りできていないのだと思います。

  • 会社に対する不満は退職理由にしかなりません。
  • 退職理由を掘り下げ、転職理由が深掘りされるのです。
  • 転職理由で自己理解ができ、転職の軸が定まります。

この作業をきちんと行ってはじめてどうやって自己実現をするかがわかってきます。

転職理由を深掘りできなければ、自己理解ができません。

 

あなたのキャリアプラン、キャリアビジョンも描けません。

このような状態では、転職できたとしても転職先での成功は望めないでしょう。

 

なぜならば何をしたくて転職をするのかが明確でないからです。

転職理由の重要性はこのような深い事情によるものです。

 

転職活動を始めるには転職理由が深掘りされていなければなりません。

そうでない場合は転職理由を自問自答してください。

 

結果次第では転職する必要がないかもしれませんよ。

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