
50代からの転職は年齢的に厳しいと聞くけれど、実際のところどうなんだろう?
使ってはいけないサービスや、自分たちシニア世代に合った戦い方があるなら知りたいな。
こういった疑問に、CEOで現役採用担当の筆者がお答えします。
こんにちは、CowBoyです。CEOと現役採用担当をやっています。
50代での転職活動に対し、「年齢的に厳しいのでは…」と不安を抱えていませんか?採用現場のリアルな視点からお伝えすると、確かに50代の転職は20代・30代と同じようなやり方では全く通用しません。
重要なのは、50代特有の「転職市場の現実」を正しく理解し、シニア世代ならではの戦い方へシフトすることです。実は、多くの方がこの年齢における「使うべき媒体」と「使ってはいけない媒体」を間違えているために、書類選考すら通過できずに苦戦しています。
本記事では、50代の転職が難しいと言われる本当の理由と、知らなきゃ損する「正しい媒体選び」による攻略法について、採用担当の目線から徹底解説します。
本格的な転職活動をスタートする前に、まずは以下の記事で「転職の正しい進め方と手順」の全体像を確認しておくのがおすすめです。
▼ 転職活動の始め方ロードマップ「7つの簡単な手順」はこちら
- 50代の転職市場におけるシビアな現実と求人の特徴
- シニア世代が「絶対に利用してはいけない」転職媒体
- 年齢の壁を乗り越えるための正しい戦い方と攻略法
- 筆者は、「CEO」かつ「現役採用担当者」で、数多くの転職面接や書類選考の現場を熟知しています。
- 企業側として、転職エージェントと契約し、求人を依頼しています。当然、転職エージェントのビジネスモデルも把握しています。
- 自らも3回の転職を経験し、50社以上の転職サービスを使い倒してきた実体験があります。
- 転職活動を通して、大手メディアが隠す「本音」の転職活動ロードマップを公開しています。
- 採用側と転職経験の両視点を持つ実体験が、この記事の根拠です。
記事構成は、以下の目次のとおりです。まずは全体像をご確認ください。
それでは、採用担当と転職経験の両視点から一つずつ詳しく解説します。
50代は年齢的に転職が難しい世代

ニーズはあるが、求人数は少ない
50代のシニア世代は、いつでもニーズが一定程度あります。
逆に景気が良くなったとしても、求人が増えるということはありません。
50代の転職は、厳しいです。
では50代転職では、何が難しいのでしょうか?
欠員補充の求人がほとんど
最も多いのは、ポジションの問題です。
50代ともなれば、それ相応の役職・地位についていることが、ほとんどだからです。
そのポジションがあかない限りは、企業としてもわざわざ募集することはしません。
つまり欠員補充のための求人が50代の場合が、多いです。
プロジェクトを新規に立ち上げたり、メンバーを増員したりする求人は、20代・30代の求人がほとんどです。
増員のためのニーズが、50代転職にはほとんどないのです。
希望条件が高すぎる
そういった背景から公開求人では、50代のものは少ないです。
かといって転職する場合で、年収が下がるのは本意ではないですよね?
それでは転職する目的の一つを、失うことになります。
転職先にこだわらないのであれば、50代でもどこかには就職できます。
しかし、それは転職の目的を見失っていますよね?
転職の目的は決して見失わずに転職先を見つけるべきです。
【CEO&採用担当の本音を解説】転職の目的は本当に明確ですか?
転職希望者の希望条件が高すぎるのも、50代転職が失敗する原因です。
その結果、転職先がなかなか見つからなくなります。
以上が、50代転職が難しい背景や理由です。
これを解決するためにはどのような転職媒体が良いのでしょうか?
50代が利用してはいけない転職媒体とは?

50代の転職のハードルが高くなってくると、転職先が決まらないという問題が出てきます。
それを解決するための対策は以下の2つです。
- 現実を知ること
- 出来るだけ多くの求人に応募すること
現実を知ること
1点目の「現実を知ること」は、転職サイトや転職エージェントを使うことで、50代の転職市場でのニーズを認識することです。
そうすることで、募集している企業や年収の実態を把握することができます。
在籍中であれば、50代で無理に転職をする必要がないかの判断も出来ます。
50代の方の場合は、おそらく年収も高いでしょう。
転職を考える前に、転職したら「年収が下がる」こともあるという現実を知っておくことが大事です。
それによって、転職を思いとどまる場合もあるでしょう。
リストラなどの事情により、すでに離職している方の場合は、転職するしかないので現在募集されている求人の把握から始めましょう。
まず現状認識は問題解決の基本ですものね。
シニア世代にはシニア世代の戦い方がある
もう一つの「できるだけ多くの求人に応募すること」というのは、本ブログで言っていることと矛盾することです。
ですが、50代のシニア世代については転職活動の期間も、応募する求人数も特殊です。
20代・30代とは、戦略も変わってきます。
転職活動も彼らとは違います。
転職期間が3ヶ月で決まることは、ないです。
50代のシニア世代の転職の場合は、数と時間が全てなんです。
なので、求人数が多い転職媒体を、使わなければいけません。
50代が使ってはいけない転職媒体があります。
20代向けの転職サイトが、それです。
転職サイトには「20代向けです」とは書かれていません。
ある程度の場数を踏んでいけば、求人票を見ればすぐにわかるようになってきます。
仕事内容がマネージメント業務を伴わないものについては、明らかに20代向けの求人です。
エグゼクティブ向けの転職サイトであるビズリーチやリクルートダイレクトスカウト
を除けば、50代向けの転職サイトはほとんどありません。
なので、転職サイトの利用は上記以外は50代の方はやめておきましょう。
年齢制限がなくても、50代の仕事とは言えない求人ばかりだからです。
50代が利用しないと損する転職媒体とは?

非公開求人を保有する唯一の転職媒体
転職エージェントは、数多くの求人を保有しているのが強みです。
中でもリクルートエージェントは業界最大手であり、ブランド力もありますので、ほかの転職エージェントに比べると、ぶっちぎりの数を持っています。
私は有名どころの転職エージェントはほとんど使ったことがありますので、リクルートエージェントの求人の紹介数が半端でないことは実感しています。
すべての年齢層の求人を数多く保有しているのが一番の強みです。
とはいえ、あなたは「数が多くても、求人の質」が一番の心配ですね。
転職エージェントの一番のメリットは、非公開求人を数多く保有していることです。
全求人の80%近くは非公開求人です。
【採用担当が解説】転職エージェントの非公開求人とは?【割り合いもお教えします】
つまり、公開求人は全求人の20%に過ぎないということです。
そして非公開求人には、転職エージェントを使わない限り、出会うことはできません。
特にリクルートエージェントは非公開求人だけでも20万件保有しています。
企業は「インディードリクルートパートナーズだから」と信頼して求人を依頼するところが多いです。
結果として、管理職の求人も豊富に保有しているのです。
実際、私も前職でリクルートエージェントから55歳の方を採用した経験があります。
なので、50代の方は、転職エージェントを使わなければ損すると言えます。
ハローワークや転職サイトに掲載されている公開求人だけに応募するのは、実にもったいないです。
担当アドバイザーが転職支援をしてくれる
さらにもう一つ大きなメリットがあります。
転職エージェントを使うと、転職のプロがアドバイスしてくれるということです。
まさにあなたの有能な秘書のような存在なのです。
コンサルタントとのコミュニケーションは、本当に大切です。
あなたの得意なこと、不得意なことをわかってもらえるように、職務経歴書はしっかりと作っておきましょう。
50代転職でも転職エージェントは利用するメリットがある
未経験分野についても、転職エージェントはフォローしてくれます。
以前のように経験のある職種からしか紹介しないということではなくなっています。
転職エージェントも利益を増やすためには、ハローワークや転職サイトで就活している人も取り込む必要性が出てきたからです。
以前は「50代の方の場合はハローワークで転職活動するしかない」という定説がありました。
今では未経験分野へのキャリアチェンジも転職エージェントで挑戦可能です。
そういう意味でも、転職エージェントを使うメリットがいかにあるかおわかりでしょう。
50代の転職攻略法:まとめ
- 50代の方は転職エージェントを使うのが転職成功の早道です。
- 転職エージェントは人を介するという点が他の媒体と大きく違うところです。
つまり、うまくコミュニケーションが取れれば、こんなにお得な転職媒体はないのです。
もちろん、すべてのサービスは無料で利用できます。
登録しておいて、あなたに損はないと思います。
転職の軸がわからないとか、とりあえず相談したいというスタンスでも転職エージェントは使えるものなんです。
最初から応募と意気込まずに、まずは相談からはじめては如何でしょうか?
50代の「豊富な経験」を正しく価値に変えたいあなたへ
50代の転職は、年齢という最大のフィルターをいかに回避し、企業の経営課題にマッチした「経験の切り出し方」ができるかが勝負の分かれ目です。一般的な求人媒体では出会えない、ミドル・シニア層を明確に対象としたエージェントを複数掛け合わせることで、初めて対等な条件でのリサーチと応募が可能になります。
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