
生成AIの発達で、転職しようと思っている仕事が将来なくならないか不安である。どんな仕事が、今後なくならないのか?
上記のお悩みに、採用担当の筆者がお答えします。
- 転職しようと思っているが、その仕事が将来なくならないか不安。
- どんな仕事が、今後なくならないのか?
転職を考えたことがなくても、上記のような不安は誰しも持っているのではないでしょうか?
- なくならない仕事は、存在するのか?
- どのような仕事が、なくなりやすいのか?
- 筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
- 転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
- 採用担当経験、そして3回の転職経験がこの記事の根拠です。
記事構成は、以下目次のとおりです。
では、一つずつ解説します。
どのような仕事が、今後なくなりやすいのか?
今後10年ほどでテクノロジーは劇的に進化を遂げ、どうなっているか予想できないのが本音です。
それでも以下のことは確実でしょう。
- AI,IoT時代に本格的に突入
- AIがやった方が確実で早い仕事は必然的に消滅することになる
転職しないほうがいい業界の特徴は、「自動化可能か?」どうかです。
自動化が簡単にできる仕事であれば、AIがやった方が早くて確実だからです。
【採用担当が徹底解説!】転職しないほうがいい9つの業界とは?【業界選定の基準も】
以下の仕事は自動化可能なので、今後なくなりやすいと考えてよいでしょう。
一般事務員
事務員の仕事自体、人間がやるとミスが起きやすいので自動化されれば不要になる職種です。
かなり早くなくなると思わますね。
銀行員
今では、常識になったキャッシュレス決済。
現金を使う頻度が減っていき、最終的には銀行は事業を模索しています。
これは多くの人が、知っている事実です。
警備員
警備ロボットがすでに運用されていることから、将来的には人間の仕事ではなくなる仕事です。
走る能力は、人間が勝っていますが、いつの日か抜かれます。
建設作業員
大手ではすでにAI導入中で、無人化を目指しています。
近い将来、なくなる仕事です。
スーパー・コンビニ店員
ご存知の通り、AIによる無人レジ実験がさまざまな店舗で行われています。
すぐにでも、この仕事はAIに置き換わります。
タクシー運転手/ライドシェア
日本の自動運転技術は、かなり遅れています。
法整備も、進んでいません。
世界的に見れば、タクシー運転手はUberなどに、置き換わっています。
タクシー運転手は、日本の業界団体から守られていますが、なくなる仕事です。
電車運転士
すでに、電車の運転士は、ほぼ自動化されています。
タクシー運転手よりも、早くなくなる仕事です。
あなたの仕事は、どうでしょうか?
上記は一例ですので、「自動化可能か?」という視点で、あなたの仕事を点検してみてください。
もしもAIに代替可能な仕事であれば、早めにキャリアチェンジを考えましょう。
困ったときは、転職エージェントに相談しましょう。
あなたの強み・弱みがあぶりだされて、転職のがはっきりすると思います。
【2025年版】転職活動の疑問解決!注目業界トップ10と避けるべき業界を徹底解説
人間にしかできない仕事が、残る
コミュニケーションが必要な仕事
人間にできてAIが不得意なことは、何でしょうか?
それは、やはり「人とのコミュニケーション」です。
コミュニケーションが必要な仕事は、今後も残ります。
例えば、以下のような仕事は人とのコミュニケーションなしには成り立ちません。
- 営業職
- 介護職
- 看護師
- 保育士
- 医師:ただし、レントゲン診断はAIの方が優秀なので消滅するかも。
責任の重い仕事
仕事によっては、AIが責任をとることが不可能なものがあります。
以下は、代表的なものです。
- 経営者
- 政治家
ITエンジニア
ITエンジニアについてはデータサイエンティストを始め、AI関連の仕事が増えることが明白なため、今後も残る仕事と言えるでしょう。
IT職に就く人は増えていくでしょう。
未経験でもプログラミングスクールに短期集中で通い、もしくはオンラインでスキルの習得は可能です。
プログラミングは取っつきにくいですが、実は難しくありません。
【無料あり】エンジニア歴15年の筆者がおすすめするプログラミングスクール5選
偏差値50以上の方なら、難なく身につきます。
PythonやSwiftなどのプログラミングスキルがある程度身についたら、IT特化型転職エージェント推薦で求人応募することで、IT転職可能です。
エンジニア転職におすすめの言語「Python」!そのメリットとデメリットを徹底解説
【エンジニア歴15年が解説】Swiftプログラミング言語の3つの特徴とは?
情報編集力を鍛えて、今後なくならない仕事に就く
「これから重要になるのは情報編集力である」と藤原和博氏は、著書 10年後、君に仕事はあるのか?の中で書いています。
それに対して、情報処理力とは正解がある問題を出来るだけ早く解決する能力です。
数学や物理のようなテスト問題を解く力が情報処理力です。
将来的に、情報処理力の割合が減るとはいえ、これは基礎学力とも言えます。
国語、数学などの基礎が出来ていなければ、情報編集力はつきません。
日本の教育は、「情報処理力」一辺倒であるため、創造性で欧米に遅れをとっています。
そもそも「ビジネスに、正解はありません」。
答え探しをするのが、ビジネスです。
経営者であればビジネスモデルを模索し、「儲かる仕組み」を作るのが第一です。
しかし日本の経営者は、「What?」よりも「How?」を重視する傾向があります。
これも日本の教育が、影響しているからです。
筆者は3回ほど転職していますが、経営者とビジネスモデルについて議論したのは1社だけです。
それでも多い方なのかも、しれません。
大企業になればなるほど、仕組みは出来上がっているので、「雇われ社長」は特に苦労はしないのかもです。
パラダイムシフトが起きた時の対応力は、まさに情報編集力です。
これからは、情報編集力を強みとしているビジネスマンが、生き残ります。
藤原和博氏の著書10年後、君に仕事はあるのか?は、これからのビジネスマンにとって、必読書です。
【エンジニア歴15年の筆者が断言!】プログラミングはAIで自動化される?