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【ブラック企業に転職しないために】応募・内定承諾前に4項目を調査

【ブラック企業に転職しないために】応募・内定承諾前に4項目を調査 転職ノウハウ
転職ノウハウ
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求職者1

求人がブラック企業かどうかの判断はかなり難しいが、内定承諾前に調査すべき項目を知りたい。

出来れば、求人応募前に調査可能な項目も知っておきたい。転職活動は、効率的にこなす必要があるので。

こういった疑問に、採用担当の筆者がお答えします。

たしかに、求人票や面接の段階でブラック企業かどうかを見抜くのは簡単ではありません。実際、入社してから「思っていた環境と全然違う…」と感じる人は決して珍しくありません。本記事では、そんなミスマッチを防ぐために、応募・面接・内定承諾の各段階でチェックすべきポイントを、採用担当の視点でわかりやすく整理しました。「こんな会社には注意」「求人票のこの文言は要チェック」など、実践的な判断材料をまとめています。後悔しない転職のため、まずはここで紹介する最低限のチェック項目を押さえておきましょう。

 

【採用担当解説】簡単な転職の進め方と手順は7つ【完全公開】

さきほど、こんなツイートをしました。

 

ブラック企業に、転職したくないもの。①求人応募②内定承諾 大きくはこの2つで判断することになる。①で完璧に確認できればよいが、普通は求人がcloseする前に簡単なチェックで終わる。②は念入りに確認する必要あり。詳細は、ブログ参照。

 

この記事を読めばわかること

  • 応募前・内定承諾前に確認すべき最低限のチェック項目が、わかる。
  • 求人票や面接で見抜ける「ブラック企業のサイン」が、具体的にわかる。
  • 内定承諾で後悔しないために、実行すべき手順がわかる。

 

この記事の根拠

  • 筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
  • 転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントを利用してきました。
  • 採用担当・3回の転職経験が、この記事の根拠です。

記事構成は、以下目次のとおりです。

では、一つずつ解説します。

 

 

ブラック企業に転職しないために、内定承諾前に4項目を調査

ブラック企業に転職しないために、内定承諾前に4項目を調査

 

内定承諾後でも辞退はできますが、転職先の企業ともめないためには、手順が大切となります。

【採用担当が解説!】内定承諾後に内定辞退は可能か【転職エージェント推薦にしよう】

 

最悪なのは、転職してから、ブラック企業であると気づくことです。

これだけは、避けなければなりません。

 

ブラック企業に応募しないで済む方法は、意外と簡単なので必ず行いましょう。

【採用担当が教える】ブラック企業に応募しないで済む2つの方法!

 

内定承諾前にも「念のため」、求人がブラック企業かどうかを再確認しましょう。

以下の4項目だけです。

 

最初の3項目については、応募前にも確認可能。

転職活動は「時間」が大切なので、効率的に使いましょう。

  1. 会社の経営状況を調査する
  2. 会社の評判や口コミを調査する
  3. 求人票の仕事内容、待遇が明確か?
  4. 労働条件通知書が貰えるか?

 

 

会社の経営状況を調査する

会社の経営状況を調査する

 

会社の経営状況・倒産リスクは、筆者が最も重要だと判断している項目。

経営状況が良くない企業は、従業員を大切にしないブラック企業であることが多いです。

 

会社の経営状況・倒産リスクについては、内定承諾前までには、確認しておきましょう。

内定が出ると、年収・福利厚生・職場環境などを優先して、情報収集する方が多いです。

もちろん転職する際に気になる部分ですし、必ず確認しておいて欲しいことの一つです。

しかし最優先の確認項目は、転職しようとしている会社が利益が出ていて、今後も大丈夫なのか?ということです。

最近は会社同士の吸収合併(M&A)がとても多いので、企業の体力が以前よりも必要です。

もちろん絶対安全な会社は存在しませんが、マーケットから評価されていれば安心材料になります。

 

マーケットの評価は、株価の推移をみればわかります。

企業研究、業界研究する上で必須の会社四季報や業界地図で企業の株価や業界の将来性を調べましょう。

 

特に、業界地図については、業界の将来性のリサーチに欠かせません。

「会社四季報」は投資家が読む本ですが、転職活動をする方の愛読書にもなっています。

 

株価と会社の経営状況は、連動しているからです。

株価が下落している企業については、原因を分析し、注意したほうが良いです。

 


 


 

 

会社の評判や口コミを調査する

会社の評判や口コミを調査する

 

次は、定番の会社の評判や口コミ調査です。

口コミの正しさについては、悪い評判のほうが多いのが現実です。

 

それよりも、口コミサイトの方が情報は正しいものが多いでしょう。

なかでも、情報が豊富なのは転職会議やOpenWorkです。

 

筆者も、転職活動ではとてもお世話になった口コミサイトです。

転職活動では、必須アイテムと言えます。

 


 


 

 

求人票の仕事内容、待遇が明確か?

求人票の仕事内容、待遇が明確か?

 

選考が進んでいくと、企業によっては求人票との乖離(かいり)に違和感を覚える場合があるかもしれません。

その直感はとても大切です。

 

最低限、以下の2点くらいは確認してから、面接に臨んでください。

  • 仕事内容は、具体的に書かれているか?
  • 年収・福利厚生などの待遇面で、疑問点はないか?

応募前の確認は、スピードが勝負です。求人票は、この程度で良いと思います。

転職面接で具体的に仕事内容について、質問することで疑問点を解消してください。

 

内定承諾前には、求人票の情報以外の疑問点はすべて解消されている必要があります。

転職面接では、企業側が良い人材を選んでいますが、あなたも良い企業を選ぶ良い機会です。

 

リクルートエージェントなどの転職エージェント推薦であれば、求人票に書かれていない求人情報も入手可能です。

応募段階で、求人に関する情報量は直接応募に比べると圧倒的に違います。

【採用担当解説】直接応募は本当に有利?転職エージェントのメリットを徹底解説!

 

あなた自身で、企業に疑問点を問い合わせるのは、勇気がいります。 

転職エージェント推薦であれば、疑問点はエージェントに質問すれば良いので簡単ですね。

 

 

労働条件通知書が貰えるか?

労働条件通知書が貰えるか?

 

内定が出ると企業によっては、待遇のような重要な通達を「電話で済ますところがあります」。

労基法では、雇用契約を結ぶまでに書面で労働条件を通知することが定められています。

 

このことを企業が、知らないはずはありません。

それでも、労働条件を電話で済まそうとする会社は、確実にブラック企業です。

 

>>厚生労働省:労働条件明示の義務

労働条件通知書をもらわないことには、細かい確認ができません。

 

従って、内定承諾の返事もできなくて当たり前です。

企業は内定を出した時点で、労働契約が(口頭であったとしても)会社と成立していると法的には判断されます。最高裁の判例上、内定の時点で「始期付解約権留保付労働契約」が成立ですが、ざっくりと労働契約と覚えておけばOKです。

 

ブラック企業でない限りは、労働条件通知書を書面で出してくるはずです。

内定が出たら、確認すべきポイントをチェックして、内定承諾の材料としてください。

【採用担当が解説】内定が出たら確認すべき6つのポイント【ブラック企業は避けよう】

 

【2025年11月最新】採用担当厳選おすすめの転職エージェント24選!【選び方も】
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