面接とは安心であると何度もお伝えしてきました。面接官の不安を取り除くためです。ではその不安とは何なんでしょうか?
面接での優先順位第一位はあくまでも【保有スキル】!
面接とは安心である!であると本ブログでは何度も書いています。
誤解されているかもしれないので、今回はその補足をしたいと思います。
面接官を安心させるための回答を考える部分が最も難しいのです。
これについては、面接で場当たり的に考え付くものではありません。
事前の準備が必要です。
キャリアの棚卸しを手抜きするとどうなるか?にも書いたようにキャリアの棚卸しが面接対策ともなるのです。
キャリアの棚卸しをしっかりとおこなっていれば、あなたの強みが具体的にわかるはずですね。
キャリアの棚卸し作業では、経験と実績などのデータに基づいた自己分析を行います。
それをもとに職務経歴書を作成します。
その時間違いだらけの職務経歴書の書き方とは?にあるように余計な情報は書かないことです。
面接対策もその延長です。
全てにおいて、実績などのデータを根拠にアピールしないと説得力が出ません。
特に面接官はあなたのスキルが職務経歴書に書かれていることが【等身大なのか?】、【過大評価気味か?】を確信できず、不安なのです。
その不安を取り除くためには、時には専門的な話にも深く答えていく必要があります。
山場は二次面接です。
二次面接で注意すべき三つのポイント!に注意して準備しましょう。
面接テクニックに頼ることなく一次面接と二次面接の違いとは?に書いたように一次面接でも人事の方にもわかるように説明できれば、面接官は安心しますよね。
その意味で面接とは安心であると言っているのです。
職務経歴書でも同じですが、データに基づかないアピールは不要なんです。
結構、転職本には【自己アピールは重要です】とか書かれています。
しかも、熱意意欲を訴えましょうと……
実際に採用を経験していた私からすると、おかしな話です。
中途採用においては、心情で訴えられても採用結果には関係ないからです。
応募者は会社が期待する売り上げを上げてくれるかどうか?
これだけです。
なので、応募者が持っているスキルこそが全てなのです。
転職理由と志望動機はどう関連付けるか?に書いたように志望動機はとても重要です。
別の会社へは行きませんという誓いですね。
他社ではなく、御社が第一志望であることを確認して、面接官は安心したいのです。
なので、これについては必要なことではあるのですが、過剰に言いすぎても逆効果です。
会社で行っている事業をあなたなりに分析して、5年後、10年後には、会社も自分も幸せになれることを訴えてこその志望動機です。
きちんとしたデータに基づいた話が面接官には、受けるんです。
それは説得力があるからです。
やっぱり面接の優先順位第二位は【パーソナリティ】!
スキルが全てとはいえ、人間性が見られないわけではありません。
だって、部下として使いにくい社員はお荷物ですからね。
出来すぎる人に限って、会社になじまない場合があります。
そういう方は、自分で起業した方がずっといいです。
そうでない平凡なタイプであれば、その会社に合うのかは重要です。
事前に転職エージェントから情報を得ていたとしても、こればっかりは対策は難しいですよね。
会社との相性、いわばお見合いのようなものですから。
自然体で臨むのがよいでしょう。
無理して入社しても、後で居づらくなっては意味ないですからね。
これについては、会社に判断してもらいましょう。
面接ではデータに基づかないアピールは響かない!
あなたのパーソナルな部分を除けば、スキルのアピールを論理的に説明することで面接官との信頼関係が築けます。
あなたの主観が入っている自己PRは面接官には響きません。
アピールするのであれば、エピソードに基づいて、あなたのスキルを訴えてこそ、相手に響きます。
特に、トラブル対応の仕方はあなたの問題解決能力をあらわします。
【〇〇ができる】というのは、テクニカルスキルですが、これ以外にもアピールすべきことはありますよね?
例えば、調整能力。
これは立派なヒューマンスキルです。
管理職には、絶対なければならないスキルです。
このように、スキルと言っても、かなりのかずになるはずです。
それを整理して、物語り形式で話すことで、面接官も納得しやすいです。
主観を入れて話す意味がないこと、お分かりいただけましたか?
あなたのエピソードが一番、説得力があるんです。
そのためには、ある程度の失敗経験は話しておいた方が良いです。
順調にトラブルなく来ましたということは、実は何もしていないとも受け取られます。
面接対策は万全の準備をして臨んでください。
転職エージェントに登録すると、万全のサポートをしてくれますよ。
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