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退職願と退職届の違いは何なの?

内定・退職
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転職先が決まると、在職中の方は退職の意思表示をする必要があります。その際に会社に提出する書類とは...

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退職願と退職届は公式文書

 

転職先が決まると、一番の山場と言って良いイベントが待っています。

そうです!

 

 

会社に退職の意思を表明することです。

意思表示の方法としては、退職願か退職届を会社に提出する以外にはありません。

 

 

【退職願】、【退職届】は会社にとって、公式文書だからです。

では、この二つの公式文書の違いは何でしょうか?

 

 

✅退職願とは退職をしたいとお願いするもの

✅退職届は退職しますと自ら宣言するもの

 

 

です。

ずいぶん、印象が違いますよね?

 

世の中広いようで狭いものです。

出来れば、退職願を受理してもらい、円満退社といきたいですね。

 

 

 

 

 

退職願を提出する時期

 

 

円満退社を望むなら、タイミングがなによりも重要です。

一般的には、退職の意思表示をしてから、転職先の入社までは約2ヶ月必要です。

 

 

業務を沢山持っていた方は、それ以上かかるかもしれません。

引き継ぎにかかる日数は、人によって違います。

 

職場環境によっても違います。

きちんと工数、スケジュールを見積もっておきましょう。

 

特に後任者が決まらないと、上司に一旦引き継ぐ必要が出てきます

こうなると、忙しい上司のスケジュールに合わせる必要があります。

 

 

受け身の姿勢では、成功しません。

会社はあなたに辞められては困るのですから、積極的には引き継ぎの手助けをしないと考えた方が良いです。

 

 

誰が適任者かは、あらかじめ考えておきましょう。

おおよその退職期間が決まったら、今度は転職先と綿密な打ち合わせをして、入社日を決めていきます。

 

 

すると、おのずと退職日も決まってきます

退職願を提出する時期はこのタイミングです!

 

これより早くても遅くてもいけない、絶妙な駆け引きが必要です。

そして、退職の意思表示をする相手は、あなたの【直属の上司】です。

 

 

もちろん、他の方には他言無用でお願いします。

トラブルのもとです。

 

退職を告げる相手である上長はいつも忙しいものです。

ですが、このタイミングを逃すと転職先の入社日に影響が出るかもしれません。

 

 

ここは勇気を出して、話をしてください。

遠慮はやめましょう。

 

 

「山田課長、明日お時間ください。お話があります。」

これを聞いて、普通の上司なら「ひょっとして、あいつ退職するのかな?」と認識すると思います。

 

 

一気に話すと、お互いに冷静になれません。

ここは、明日話すことを家で整理しておきましょう。

 

上司もその間、明日何をどう話すかを考える時間がとれるのです。

説得する材料を考えるかもしれませんし、退職願を出された時の対応も考えるでしょう。

 

 

もしかしたら、引き留められなかった場合も考え出すかもしれません。

あなたは自分のことよりも、会社に迷惑をかけないためにどうしたらいいかを第一に考えておいてください。

 

メインとなるのは、業務引き継ぎです。

 

 

✅ 誰にどの業務を引き継ぐとうまくいきそうか?

✅ 各業務はどれくらいで引き継ぐ予定か?

 

✅ 引き継ぎにかかる後任者の工数見積もり

✅ それによって遅延するかもしれないプロジェクトと影響範囲

 

✅ そして、退職予定日と全てのスケジュール

 

 

これらを提示したとしたら、上長は【退職の意思が固いな】と思うのではないでしょうか?

上司に退職することと退職日の了解を取ったら、翌日には【退職願】を提出してください。

 

 

上司と協議のうえ、提出したところを示すためです。

円満退社するためには、かなりの事前準備が必要なのです。

 

 

もちろん、引き継ぎに必要な業務マニュアルも作成する必要があります。

後任者だって、いついなくなるかわかりません。

 

誰でもできるように、業務マニュアルを作ることで引き継ぎもスムーズにいきます。

私も転職するときに引き継ぎはとても大変でした。

 

唯一助かったのは、日頃から業務マニュアルを最新にしておいたことです。

それによって、業務マニュアル作成の手間は省けて、結果的に引き継ぎのみで済みました。

 

それでも大変なんです。

なので、たかが引き継ぎと侮らずに転職活動の最後の山場と言ってもいいでしょう。

 

ここを乗り越えてください。

そうすれば、あなたには明るい未来が待っているのですから。

 

 

 

 

 

退職届は最終手段

 

 

ここまでいけば、円満退社ができるでしょう。

もしも、この手順を知らずに間違った方法で退職願を提出したとしましょう。

 

退職願は強制力はないんです。

 

 

あくまでも、双方の合意のもとで退職するという文書ですから。

会社には退職願を受理しない権利もあるわけですね。

 

そうなると、かなりの方が困ってしまうのではないでしょうか?

職業選択の自由って聞いたことありませんか?

 

国民にはそれが保証されているんです。

退職手続きにこじれてしまったら、退職届の提出をするしかないかもしれません。

 

 

どうしても会社を辞められない時はどうする?に書いたように退職届の提出は最終手段です。

ここまでこじれると、仕方がありません。

 

転職先は待ってくれません。

早めにけりをつけましょう。

 

 

ただし退職の時に必要な書類はいやがらせを受けるかもしれません。

社会保険の類は、いづれ本人に渡す義務があります。

 

郵送になってしまうかもしれませんね。

退職届の期限はいつまで提出すれば大丈夫でしょうか?

 

 

法的には、退社の2週間前には会社が受理している必要があります。

受け取り拒否が簡単にできない【配達記録付内容証明郵便】で送るのが確実でしょう。

 

 

かなり強引です。

できれば、あなたが会社に持っていって、受け取ってほしいですよね。

 

 

退職届を会社が受理してくれない場合も考えておきましょう。

その時は、思いついたら、その日に最安値で退職する方法は存在するか?に書いたような退職代行サービスを使う方が会社と揉めずに退職できます。

 

退職届を会社に代理で届けてくれるので、精神的には一番楽です。

あなたお一人での対応が難しい時は退職代行を利用するのも良いでしょう。

 

 

 

 

 

このように、退職願と退職届とは、明確な違いがあります。

文書の内容はほとんど同じなのですが。

 

退職届はお互い気分の良いものではありません。

できるだけ円満退社できるように努めましょう。

 

それでもダメだったときの最終手段として、退職届があるということを知っておくだけでも、気が楽になるのではないでしょうか?

転職先の入社日に間に合わないということは避けなければなりません。

 

退職交渉というのはこのようにとても大変です。

私が転職エージェントを使うようにすすめるのは、実はこの点なんです。

 

応募して、内定をもらうまでは、あなたは転職したい、求人側は人が欲しいと利害が一致しているわけです。

ところが、退職となると、あなたは辞めたいけれど、会社は辞めさせたくないわけです。

 

そこに難しさがあるんです。

退職する段階になって、コンサルタントのアドバイスがとても役に立ったという方は大勢います。

 

あなた1人での退職交渉ももちろん、転職先を決めたわけですから、大丈夫でしょう。

ですが、より効率的に、より楽に退職する術をコンサルタントは教えてくれます。

 

結果として、直接応募での求人で転職することになったとしても、相談には乗ってくれます。

転職活動は孤独ですから、やはりあなたに専任のアドバイザーがつく転職エージェントはそれだけで価値があると思うんです。

 

使ったことのない方はぜひ一度使ってみてください。

以下は私も登録している業界最大手のリクルートエージェントです。

 

様々なノウハウをエージェントはもっています。

頼りになることは間違いないです。

 

 

 

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