
退職願と退職届の違いがわからないで悩んでいる人「転職先が決まったが、在職先との退職交渉はよくわからない。退職の際に、会社からひきとめにあうとも聞くので、できれば円満退職したい。そのためのノウハウがあれば、知りたいな。」
こういった疑問に、CEOで現役採用担当の筆者がお答えします。
こんにちは、CowBoyです。CEOと現役採用担当をやっています。転職先が決まると、在職中の方は退職の意思表示をする必要があります。その際に会社に提出する書類は、退職願もしくは退職届です。その違いは何でしょうか?本記事では、明確な違いをわかりやすく解説します。
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先ほど、こんなツイートをしました。
退職時に会社に出す届け出は、退職願と退職届がある。退職願は、円満退職できる場合の書類。会社と揉めてしまったら、退職届しかない。労働契約の解除は、労働者側が一方的にできる。一方で、雇用側は勝手に解雇はできない。なので、退職は法的にも自由にできる。ブラック企業を辞める場合は、退職代行…
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) September 6, 2024
退職時に会社に出す届け出は、退職願と退職届がある。退職願は、円満退職できる場合の書類。会社と揉めてしまったら、退職届しかない。労働契約の解除は、労働者側が一方的にできる。一方で、雇用側は勝手に解雇はできない。なので、退職は法的にも自由にできる。ブラック企業を辞める場合は、退職代行を使ったほうが確実。
- 退職願と退職届の違いが明確にわかる。
- 退職交渉で揉めないための方法がわかる。
- どうしても、会社が退職を受け付けないときの最終手段がわかる。
- 筆者は、「CEO」かつ「現役採用担当者」で、数多くの転職面接や書類選考の現場を熟知しています。
- 企業側として、転職エージェントと契約し、求人を依頼しています。当然、転職エージェントのビジネスモデルも把握しています。
- 自らも3回の転職を経験し、50社以上の転職サービスを使い倒してきた実体験があります。
- 転職活動を通して、大手メディアが隠す「本音」の転職活動ロードマップを公開しています。
- 採用側と求職側の両視点を持つ実体験が、この記事の根拠です。
記事構成は、以下の目次のとおりです。まずは全体像をご確認ください。
それでは、採用担当と求職側の両視点から一つずつ詳しく解説します。
退職願と退職届は公式文書

転職先が決まると、一番の山場と言って良いイベントが待っています。
それは、会社に退職の意思を表明することです。
意思表示の方法としては、退職願か退職届を会社に提出する以外にはありません。
「退職願」や「退職届」は会社にとって、公式文書だからです。
では、この二つの公式文書の違いは何でしょうか?
- 退職願とは、退職をしたいと会社にお願いするもの
- 退職届とは、退職しますと会社に「一方的に宣言」するもの
です。
ずいぶん、印象が違いますよね?
世の中は広いようで、狭いものです。
出来れば、退職願を受理してもらい、円満退社といきたいですね。
退職願を提出する時期

円満退社を望むなら、タイミングがなによりも重要です。
一般的には、退職の意思表示をしてから、転職先の入社までは約1~2ヶ月必要です。
業務を沢山持っていた方は、それ以上かかるかもしれません。
引き継ぎにかかる日数は、人によって違います。
職場環境によっても、違います。
きちんと工数、スケジュールを見積もっておきましょう。
特に後任者が決まらないと、上司に一旦引き継ぐ必要が出てきます。
こうなると、忙しい上司のスケジュールに合わせる必要があります。
受け身の姿勢では、成功しません。
会社はあなたに辞められては困るのですから、引き継ぎはあなたが進める必要があります。
誰が適任者かは、あらかじめ考えておきましょう。
おおよその退職期間が決まったら、今度は転職先と綿密な打ち合わせをして、入社日を決めていきます。
すると、おのずと退職日も決まってきます。
退職願を提出する時期は、まさにこのタイミングです。
これより早くても遅くてもいけない、絶妙な駆け引きが必要です。
言うまでもなく、退職の意思表示をする相手は、あなたの直属の上司です。
もちろん、他の方には他言無用で退職交渉は進めます。
会社の先輩などに話すのは、トラブルのもとですので、注意しましょう。
退職を告げる相手である上長は、いつも忙しいものです。
退職願を出すタイミングを逃すと、転職先の入社日に影響がでます。
退職の意思表示は、勇気を出してください。
遠慮していると、あなたにとって不利になります。
「山田課長、明日お時間ください。お話があります。」
これを聞くと、普通の上司なら「ひょっとして、あいつ退職するのかな?」と認識すると思います。
突然、退職の意思表示をすると、お互いに冷静になれません。
ここは、明日話すことを家で整理しておきましょう。
上司もその間、明日何をどう話すかを考えるはずです。
説得する材料を考えるかもしれませんし、退職願を出された時の対応も考えるでしょう。
もしかしたら、引き留められなかった場合も考え出すかもしれません。
あなたは自分のことよりも、会社に迷惑をかけないために、どうしたらいいかを第一に考えておいてください。
メインとなるのは、業務引き継ぎです。
- 誰にどの業務を引き継ぐとうまくいきそうか?
- 各業務はどれくらいで引き継ぐ予定か?
- 引き継ぎにかかる後任者の工数見積もり
- それによって遅延するかもしれないプロジェクトと影響範囲
- そして、退職予定日と全てのスケジュール
これらを提示したとしたら、上長は「退職の意思は、かなり固いな」と思うはず。
上司に退職することと退職日の了解を取ったら、翌日には「退職願」を提出してください。
これは上司と協議のうえ、提出したことを示すためです。
円満退社するためには、かなりの事前準備が必要なのです。
余裕があれば、引き継ぎ用業務マニュアルも作成したほうがよいでしょう。
後任者だって、いついなくなるかわかりません。
誰でもできるように、業務マニュアルを作ることで引き継ぎもスムーズにいきます。
筆者も転職するときの引き継ぎには、とても苦労しました。
唯一助かったのは、日頃から業務マニュアルを最新にしておいたことです。
それによって、業務マニュアル作成の手間は省けて、結果的に引き継ぎのみで済みました。
それでも引き継ぎ相手に時間を取ってもらうのですから、大変です。
たかが引き継ぎと侮らずに、転職活動の最後の山場と言ってもいいでしょう。
ここは、うまく乗り越えてください。
そうすれば、あなたには転職先で、明るい未来が待っています。
退職届は最終手段

ここまでいけば、円満退社ができるでしょう。
もしも、この手順を知らずに間違った方法で退職願を提出したとしましょう。
退職願には、強制力はないので、会社ともめるでしょう。
退職願は、あくまでも双方の合意のもとで退職するという文書です。
会社が、退職願を受理しない場合もあり得るわけです。
そうなると、かなりの方が困ってしまうのではないでしょうか?
ところで、職業選択の自由って聞いたことありませんか?
国民には、その権利が日本国憲法で保証されています。
退職手続きにこじれてしまったら、「退職届」の提出をするしかありません。
どうしても会社を辞められない時はどうする?に書いたように、退職届の提出は最終手段です。
ですがここまでこじれると、仕方がありません。
転職先は、待ってくれません。
早めに、決着をつけましょう。
ただし退職の時に、必要な手続きなどはいやがらせを受けるかもしれません。
いづれにしても、社会保険の類は、会社は本人に返す義務があります。
おそらく、郵送になってしまうかもですね。
退職届は、いつまで提出すれば大丈夫でしょうか?
法的には、退職希望日の2週間前までに会社が受理していれば、労働契約は一方的に解除できます。
そのためには、受け取り拒否が簡単にできない【配達記録付内容証明郵便】で送る方が確実です。
ただ、このやり方はかなり強引です。
できれば、あなたが会社に持っていって、受け取ってほしいですよね。
退職届を会社が受理してくれない場合も考えておきましょう。
その時は、退職代行サービスを使う方が、会社と揉めずに退職できます。
退職代行は、退職届を会社に代理で届けてくれるので、精神的には一番楽です。
あなたお一人での対応が難しい時は、退職代行を利用してください。
【採用担当が厳選】おすすめ退職代行の選び方【ガチの電話現場動画あり】
このように、退職願と退職届とは、明確な違いがあります。
文書の内容は、ほとんど同じなのですが、法的効力が違います。
退職届は、お互い気分の良いものではありません。
できるだけ、円満退社できるように努めましょう。
それでもダメだったときの最終手段として、退職届があるということを知っておくだけでも、気が楽になるのではないでしょうか?
転職先の入社日までに、退職できないことだけは、避けなければなりません。
退職交渉は、このようにとても大変です。
筆者が転職エージェントを使うようにおすすめするのは、あなたのベネフィットになるからです。
求人応募して、内定をもらうまでは、あなたは転職したい、求人側は人が欲しいと利害が一致しているわけです。
ところが退職となると、あなたは辞めたいけれど、会社は辞めさせたくないわけです。
そこに退職交渉の難しさが、あります。
退職する段階になって、コンサルタントのアドバイスがとても役に立ったという方は大勢います。
あなただけでの退職交渉は、段取りを間違えると大変なことになります。
転職エージェントは、より効率的に退職する術をコンサルタントは教えてくれます。
有能なコンサルタントなら、直接応募での求人で転職することになったとしても、相談に乗ってくれます。
転職活動は孤独ですから、あなたに専任のコンサルタントがつく転職エージェントはそれだけで価値があります。
転職エージェントを使ったことのない方は、ぜひ一度使ってみてください。
以下は、筆者が今で使っている業界最大手のリクルートエージェントです。
様々なノウハウを転職エージェントは、もっています。
転職活動で頼りになることは、間違いないです。
正しい7つのステップを完遂し、内定を獲得した後は、条件交渉と円満退職という最後の重要なミスマッチ防止フェーズに入ります。大手が絶対に触れないインサイダー情報や、選考の裏側を熟知したプロのアドバイスを最後まで味方につけることこそが、転職を大成功で締めくくる鍵です。
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