転職エージェントには総合型転職エージェントと特化型転職エージェントの二種類があります。総合型転職エージェントは幅広く知られてきていますが、特化型転職エージェントについてはまだまだ認知されていません。今回はそれぞれの登録のタイミングを考えていきましょう。
特化型転職エージェントを使うタイミングは?【総合型も考える】

転職エージェントには総合型転職エージェントと特化型転職エージェントの2つがあることはわかったけど、登録のタイミングなどの使い分けを知りたい。
本記事を読めば上記のお悩みが解決できます。
結論は以下です。
- 最初は総合型転職エージェントに登録する
- 転職エージェントの使い方に慣れてきたら特化型転職エージェントを利用
- まとめ
一つずつ解説します。
最初は総合型転職エージェントに登録する
絶対に登録しておきたい転職エージェント8選!はおすすめの総合型転職エージェントです。
総合型転職エージェントは幅広いジャンルの業界、職種に関わる求人を数多く保有しています。
リクルートエージェントやdodaが代表例です。
特に転職エージェントの使い方に慣れていない転職初心者の方は、最初は総合型転職エージェントを使ってみることをおすすめします。
「転職活動はこんな感じで進む」というのを一度は体感した方がよいからです。
転職活動はキャリアの棚卸しから!にあるように、転職活動の手順としてはキャリアの棚卸しをして、転職理由、転職の軸を決めてから転職エージェントに登録することが理想です。
しかしあなたお一人で悩まずにまずは総合型転職エージェントに登録して、担当エージェントと悩みを相談しながらキャリアプランを固めていく方法もあります。
履歴書・職務経歴書は完璧でなくても良いので、一通り作成をしておきましょう。
もちろん転職エージェントに履歴書・職務経歴書を添削してもらうことは可能です。
並行してハローワークや転職サイトなどの転職方法も一通り使ってみましょう。
それぞれに使用目的があります。
転職エージェントを中心に転職活動をすることが明らかに効率的です。
しかしハローワークや転職サイトについても、それぞれ利用価値があります。
ハローワークでは応募までの基本的な転職活動の流れがわかれば目的達成です。
転職サイトについては求人検索のノウハウとウェブサイトから応募した後、企業とのやりとりについての基本的な流れがわかれば目的達成です。
転職エージェントについては、企業とのやりとりをする必要はありません。
というよりも、転職エージェントを必ず通すのがルールになっています。
転職エージェント推薦での応募では担当エージェントが事務手続きを代行するため、在職中の方など転職活動に時間を取れない方には特におすすめです。
さまざまな求人を紹介してもらい、あなたの進むべき道、やりたいことを明確にしていきましょう。
豊富な求人数と幅広いジャンルが総合型転職エージェントの特徴です。
転職理由を明確にしながら、転職活動することも総合型転職エージェントを使えば可能です。
総合型転職エージェントで、希望の転職先を見つけることが目的ですが、転職理由を明確にすることを最初は念頭においてください。
使っているうちに転職エージェントの使い方に必ず慣れてきます。
転職エージェントの使い方に慣れてきたら特化型転職エージェントを利用
特化型転職エージェントを使うタイミングはいつが良いのでしょうか?
特化型転職エージェントとは、ある業界・職種・年代にフォーカスした求人を取り扱うところです。
当たり前ですが、面談の質問にきちんと答えられる方の方が転職エージェントの受けはいいです。
「企業に推薦しても安心だな」と思うからです。
専門職についての特化型転職エージェントの代表例は以下です。
- ITエンジニアに特化した転職エージェント
- 看護師に特化した転職エージェント
- 医師に特化した転職エージェント
- 保育士に特化した転職エージェント
- 薬剤師に特化した転職エージェント
などです。
ITエンジニアの転職支援サービスレバテックキャリアなどが代表例 です。
担当エージェントは最新技術に明るい方々ですので、転職エージェントにある程度慣れている方が面談で緊張したりせずに済みます。
もう一つは年齢に特化した転職エージェントです。
20代に特化した転職エージェントは第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けの求人を多数保有しています。
就職経験のない20代の方向けの求人をそろえているところです。
ノースキルでも就職可能なノウハウを持っている転職エージェントです。
いずれにせよ特化型転職エージェントでは紹介される求人の範囲は限られたものとなります。
その代わりに担当コンサルタントはその業界、職種、年齢にとても精通しているので頼りになることは確実です。
これは大きなメリットです。
もしもあなたの仕事が専門職、もしくは20代ならば、出来るだけ早く特化型転職エージェントを使うべきです。
その代わり営業のような一般職であれば、総合型転職エージェントの方が向いています。
あなたがこれからどんな求人に応募したいかで使う転職エージェントも決まってくるといってもいいでしょう。
先ほど書いたことを繰り返します。
俯瞰的にあなたのキャリアをみてくれるのは総合型転職エージェントのコンサルタントの方が得意だからです。
総合型転職エージェントの方が転職全般について相談しやすいので、連絡を密に取っておくことです。
特化型転職エージェントは質の高い求人を紹介してもらうことがメリットになります。
どちらがいいというのではなく、二種類の転職エージェントの特徴ですので、上手く使い分けましょう。
まとめ
いままでのことをまとめます。
- 最初は総合型転職エージェントに登録する
- 慣れてきたら特化型転職エージェントを追加登録していく
上記の手順で転職エージェントを使っていくのがよいです。

総合型転職エージェントの利用をやめるというのではなく、追加していくことであなたの転職活動に必ず役に立ってきます。
まずは総合型転職エージェントに相談することから始めましょう。


