エンジニア転職したいが、未経験でも大丈夫か?
エンジニアに未経験で転職する際に、必要最低限身につけるべきスキルは何か知りたい。
エンジニア転職に未経験で失敗しないための方法を知りたい。
上記の疑問・お悩みにお答えします。
結論から言うと「エンジニア転職は未経験でも十分に可能」です。
ただし前提条件がありますので、それについては記事中に書いていますのでご一読ください。
- エンジニア転職する際に、未経験でも大丈夫か?
- エンジニアに未経験で転職する際に、身につけるべきスキルは何か?
- エンジニアに未経験で転職するための方法
とはいえ、何の根拠もなく書いているのではありません。
筆者は採用担当経験者であり、エンジニア部門の責任者でもあります。
さらに同じ会社にずっといたのではなくて、転職も3回ほどしています。
この記事構成は以下の通りです。
- エンジニア転職する際に、未経験でも大丈夫か?
- エンジニアに未経験で転職する際に、必要なスキルは何か?
- エンジニアに未経験で転職するための方法
では一つずつ解説しますね。
エンジニア転職する際に、未経験でも大丈夫か?
先ほども書いた通り、エンジニア転職は未経験でも大丈夫です。
エンジニア転職が未経験者でも採用される理由は大きく分けて2つです。
- 面接で提出したポートフォリオについての説明が良かった。
勘違いしやすい人は、ポートフォリオの中身が良いから採用されたと思いますが、全く違います。
評価されたのは開発プロセスです。
エンジニアはあなた一人で仕事をするわけではありません。
チーム、グループ、もしかしたら会社全体を巻き込んだ仕事をすることになるかもしれません。
企業としては未経験である時点で、応募者の技術力はあてにしていません。
それでも採用されたということは、それにも勝る何かがあったということです。
- 年齢的にも若いので、ポテンシャル採用された。
エンジニアは激務ですので、若いに越したことはありません。
未経験でも吸収する力は若い方の方が優れています。
記憶力も吸収力もあるので、20代はベストタイミングです。
第二新卒であれば、未経験でも積極的にエンジニア転職に挑戦して良いと思います。
エンジニアに未経験で転職する際に、必要なスキルは何か?
未経験でもエンジニア転職は可能だと先ほど言いました。
ですが、完全未経験の方はエンジニア転職は難しいです。
完全未経験とは例えばプログラミングについての知識を全く持っていない方です。
プログラミングスクールを卒業して、エンジニア転職したとしても、業務としてプログラミングを任せられるということはまずありません。
最初はテストエンジニアから始まり、次第にスキルアップし、プログラマー、システムエンジニアへと成長していきます。
未経験からエンジニア転職する場合のキャリアパスはこのようなものです。
ですが、プログラミングスキルがないとテストエンジニアの業務も十分に出来ないでしょう。
エンジニアにとって、プログラミングスキルはコアスキル、ポータブルスキルです。
つまりどの会社でも通用するスキルです。
エンジニアにとっての共通言語ですので、アメリカ人が英語を話せるのと同様に彼らにとっては当たり前のことです。
未経験でエンジニア転職してきた方には、最初から大事なプログラミングを担当させることはありません。
しかし、業務ではプログラミングスキルの基礎は身につけている必要があります。
いくら人材不足とは言え、最低限身につけるべきスキルはあるのです。
それが今まで言った通り「プログラミングスキル」です。
エンジニアであれば、必須のスキルなんです、マジで。
そのために未経験でエンジニア転職するのであれば、実務経験はなくても、何らかのアプリを開発すべきです。
ユーザが友人であったとしても、リリースして実際に使ってもらいましょう。
ユーザからフィードバックをもらい、アプリの改善をすると実務レベルではなくても、成長すると思います。
その経験こそが重要です。
エンジニアで経験するであろう疑似体験をすでに済ませていることはアピールポイントになります。
アプリ開発をするために、プログラミングスクールがあると言っても過言ではありません。
ノースキルではさすがにエンジニア転職は無理なんですよ。
実際の現場では新しい技術を使って、開発をし、顧客トラブルも対応しなければなりません。
そのためには新たなプログラミング言語もどんどん習得する必要があります。
プログラミングスクールで学んだことは、直接業務で役立つものではありません。
それよりもチームでアプリ開発をすることで、プロジェクト管理の仕方であったり、新しい技術をすぐに取り入れる姿勢、顧客トラブルをすぐに解決できる能力が身につきます。
エンジニアに未経験で転職する際に、必要なスキルは一言で言えば「仕事が出来るかどうか?」ですね。
エンジニアスキルだけでは仕事はできません。
トラブル対応、バグ対応などは顧客とのコミュニケーションも必要になります。
ソースコードのどこに不具合があるかをできるだけ早く見つける必要ももちろんあります。
顧客の不具合を再現するために、こちらで簡単なテストケースも作ってみる必要があるでしょう。
シンプルなモデルで不具合の出る箇所を特定する方法は定番中の定番です。
これで問題がない個所をつぶしていくんです。
このようにエンジニアの仕事はプログラミングだけではありません。
色々な業務をこなす必要があるため、全てにおいて臨機応変に対応できる能力が必要です。
エンジニア転職に未経験で失敗しないための方法
エンジニアに未経験で転職するための方法は「プログラミングスクールに通った後、転職エージェント推薦で応募」が良いです。
【おすすめ】エンジニア転職に未経験で失敗しないためのプログラミングスクール3選
プログラミングスキルを身につけるためのプログラミングスクール3社を挙げます。
あなたの相性にあったところを選ぶのが良いでしょう。
TechAcademyは1週間の無料体験があります。
Web系エンジニアになりたい方向きです。
無料なのでとりあえず試してみるのが良いかなと思います。
【おすすめ】エンジニア転職に未経験で失敗しないための転職エージェント3選
エンジニア転職に強い転職エージェントを挙げます。
担当アドバイザー次第なので、迷わないで3社とも登録してしまいましょう。
エンジニアの場合はバグ・不具合対応をする必要があります。
そのために必要なのはソースコードを読むスキルです。
これなくしてエンジニア転職は無理です。
エンジニアでも上工程から下工程までさまざまな業務があります。
プログラマーという仕事は将来的には自動化されてなくなりつつありますが、考え方が重要です。
例えば厚切りジェイソンは「プログラミングで問題解決能力が身につく」と言っています。
その通りだと思います。
エンジニア転職しても、バグ・トラブル対応のためにプログラミング知識がすぐに役に立つということです。
バグがソースコードのどの辺りにあるかは、仮説を立てると効率的です。
これこそ問題解決能力です。
テストエンジニアであっても、もちろんプログラミングスキルは必要です。
システムを設計する側も、プログラムで処理可能な部分を想定できないと設計はできません。
つまりプログラミングスキルはエンジニアにとってのベーシックスキルであるといえます。
プログラミングスキルを身につけるためには、プログラミングスクールで勉強するのが一番です。
人間は怠ける動物だからです。
受験勉強をやっていたころを思い出してください。
予備校や塾に通った方が効率的でしたよね?
私は家が豊かではなかったので、Z会という通信講座をやってましたが、本音では予備校行きたかったですね。
プログラミングスクールではあなたに担当者であるメンターがつきますので、質問したいことはメールなり、チャットでいつでもきけます。
面倒を見てくれるメンターの方がいれば、相談も出来ますし、サボルことも出来ません。
結果としてエンジニア転職する方法としては一番の近道になります。
ただし記事の最初に書いた通り、ここで学ぶことはエンジニアにとっては基礎中の基礎です。
それよりも臨機応変に対応する力があなたには求められます。
エンジニア転職できたとしても、技術力で競うのはやめましょう。
同じ土俵で戦っても勝てません。
あなたはヒューマンスキルやポータブルスキルで優れていますので、差別化はそこでしましょう。
もちろん、プログラミングはやらなくていいということではありません。
プログラミングスクールと転職エージェントを上手く使いましょう。
思い立ったら、行動すればあなたの未来は開けると思います。
行動したという自信が残りますから。