- コロナ禍で転職すべきだと思うが、転職市場が変化しそうで不安だ。
- コロナ禍で転職すべきだと思うが、転職活動が変化しそうで不安だ。
- コロナ禍で転職すべきだと思うが、今できる転職活動はあるのだろうか?
上記の疑問・お悩みにお答えします。
先ほど、こんなツイートをしました。
今こそ、転職準備をすべき。
・転職して「何を実現したいのか」をはっきりさせる
・上記の目的に沿って、転職市場にニーズがあるか調査
・自己分析
・履歴書・職務経歴書の作成
ここまでが転職活動の事前準備でとても大変。
時間があるときに少しずつ進めた方がよい。— CowBoy (@cowboy19620626) December 18, 2020
今こそ、転職準備をすべき。
- 転職して「何を実現したいのか」をはっきりさせる
- 上記の目的に沿って、転職市場にニーズがあるか調査
- 自己分析
- 履歴書・職務経歴書の作成
ここまでが転職活動の事前準備でとても大変。
時間があるときに少しずつ進めた方がよい。
ちなみに筆者は転職経験が3回ほどあります。
さらには採用担当者を経験しています。
転職経験と採用担当としての転職ノウハウをお伝えできればと思います。
記事構成は以下の通りです。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- コロナで転職すべき?転職市場はどう変化する?
- コロナ禍でも転職すべきだが、転職活動が変わったりしないか【変わります】
- コロナ禍の今できる転職活動はあるのか【事前準備をしっかり行う】
では一つずつ解説します。
コロナで転職すべき?転職市場はどう変化する?
結論「コロナで転職市場は変わりません。それよりも大きな産業構造の変化が起こっています。」
連日経済がダメージを受けていると報道されています。
求人はなくなってしまうのではと心配するのも当然だと思います。
求人数が減っているのは、コロナによる影響だけではないのです。
それよりも産業構造が大きく変わろうとしていますため、求人数が減っているのです。
斜陽産業は大きな転換が必須なのに、現状維持のまま経営を続けている企業は当然、行き詰まります。
インターネット革命からさらに進み、今は第四次産業革命が進行中なので、キャッチアップ出来ない企業は生き残れないでしょう。
デジタル革命を前提としたあまりにも大きな革命であるため、当然人間の職業にも大きく影響を与えます。
例えば、スーパーやコンビニについてはAIによる無人レジ実験が様々な店舗で行われています。
そうするとレジ打ちの仕事は近い将来なくなると思ってよいでしょう。
転職市場で求人数が減ってきたのは、将来ニーズが減っていく業種・職種です。
逆にエンジニア求人については、人手不足が続いています。
筆者がエンジニアなのでよくわかりますが、毎日とても忙しいです。
将来もAIに置き換わる可能性が少ない業種・職種を目指しましょう。
判断の基準は「人間にしかできない仕事かどうか?」です。
例えば、営業、介護士、看護師、医師など人とのコミュニケーションを頻繁にとる必要のある職業です。
経営者、政治家は人間にしか責任が取れませんので、AIに置き換わることはないでしょう。
エンジニアはこれからもAI関連の仕事をしなければならないので、人手不足がずっと続くでしょう。
あなたの今の職種は「自動化」される可能性はないでしょうか?
もしもその可能性があるのであれば、早めにキャリアチェンジを検討する方が良いと思います。
客観的なことをききたいのであれば、パソナキャリアなどの転職エージェントに相談するのが無難です。
転職市場が今どうなっているのかを把握しているのは、転職エージェントです。
転職エージェントはどんな業種・職種が伸びそうかを理解しているからです。
コロナ禍でも転職すべきだが、転職活動が変わったりしないか【変わります】
コロナ禍では対面で話すことに制限がかかります。
おのずと転職活動にも変化が出てきます。
直接会社に訪問する機会を減らし、なるべくリモートで対応するようになっています。
逆に言うと、これができないITリテラシーの低い企業は人手不足でも求人を出すのは難しいでしょう。
転職活動で大きく変わるのは、会社説明会と転職面接です。
どちらもWebツールを使って、一方的な配信をしたり、双方向で会話をしたりすることが可能です。
転職活動をする方もパソコンが苦手ではすみません。
面接はまさにパソコンでZoomなどのアプリを起動することで行われるのです。
スマホ世代の方であれば、問題なく対応できると思います。
心配なのはITリテラシーの低い年代の方です。
コロナ禍の今できる転職活動はあるのか【事前準備をしっかり行う】
この記事の最初に掲載したツイートのように転職活動では事前準備が最も大変です。
事前準備までしておけば、求人数が増えてきたときにすぐに応募可能です。
先手先手を打っていくことは仕事と同じことで転職活動でも重要です。
事前準備は以下の4つからなります。
- 転職理由を明確にする。
- 転職理由に沿った求人が現時点でニーズがあるかリサーチ
- キャリアの棚卸し
- 履歴書・職務経歴書の作成
では一つずつ解説します。
転職理由を明確にする
なぜ転職をするのでしょうか?
それを言語化する作業が「転職理由を明確」にすることです。
なぜ会社を辞めるのかを言語化する作業は「退職理由の明確化」です。
転職失敗する人の大半は「退職理由」が明確になっただけで、転職活動を始めてしまうパターンです。
転職理由が明確にならないと、どんな業種・職種を目指すべきかが決まりません。
転職して「どんな自分になりたいのか?」をまずは言語化しましょう。
転職理由が明確になって初めて、転職活動を開始すべきです。
転職理由に沿った求人が現時点でニーズがあるかリサーチ
転職理由が明確になったら、応募すべき求人が明確になります。
次にやるべきことは、その求人にニーズがあるかリサーチすることです。
おすすめの方法はリクナビNEXTなどの転職サイトを使うことです。
転職サイトには数多くの求人が掲載されています。
転職理由が明確になれば、検索する求人も絞り込まれています。
検索対象の業種・職種だけであれば、リサーチする時間もかからないでしょう。
目的はニーズがあるかどうか調査することです。
求人数が少ないのであれば、現時点での転職はしないほうが良いでしょう。
しかし求人数はいつ復活するかわかりません。
転職の事前準備だけはしっかりすすめておきましょう。
つまり履歴書・職務経歴書までは完成させておくことです。
キャリアの棚卸し
キャリアの棚卸しと自己分析は同義です。
あなたの強み・弱みを見える化することが目的です。
やるべきことは「いつ、どこで、どんな仕事を、どんな立場で、どれくらいの実績を出したか」を時系列で書きだす作業です。
かなり大変ですが、これをさぼらずにできれば、職務経歴書の作成は苦労なく完成するでしょう。
キャリアの棚卸しを行っている間に「仕事中に上司・同僚に言われたこと」も思い出すと思いますが、それも書き込みます。
それがあなたの強み・弱みの見える化につながります。
さらに転職の目的も深掘りされます。
長期的に何を目指すかのキャリアビジョンも明確になります。
キャリアの棚卸しは時間がかかります。
転職はしないとしても、常におこなうことが理想です。
そうすることで、転職活動をすぐ開始することが可能になるからです。
コロナ禍の今でもできる転職活動のうち、最も重要な作業はキャリアの棚卸しです。
履歴書・職務経歴書の作成
キャリアの棚卸しがしっかりできていれば、履歴書・職務経歴書の完成までには時間はかかりません。
転職活動では求人ごとに履歴書・職務経歴書の作成は必要です。
一から作成するのでは大変なので、求人ごとに修正すれば簡単なのです。
履歴書・職務経歴書の作成はインターネットにテンプレが公開されていますので、それを利用するのが早いです。
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