
- 30代の転職は不利なのだろうか?
- 30代転職のメリット・デメリットを知りたい。
- 30代転職の注意点を知りたい。
上記の疑問・お悩みにお答えします。
- 30代の転職は不利なのだろうか?
- 30代転職のメリット・デメリットを知りたい。
- 30代転職の注意点を知りたい。
とは言っても、何の根拠もなく書いているわけではありません。
この記事には以下の根拠があります。
- 筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
- 転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
- 採用担当経験、そして3回の転職経験がこの記事の根拠です。
- 上記の通り。
記事構成は以下の通りです。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 30代の転職は不利なのだろうか?
- 30代転職のメリット・デメリット
- 30代転職の注意点
では一つずつ解説します。
30代の転職は不利なのだろうか?
結論から言うと30代の転職は不利にも有利にもなります。
それは転職理由によります。
30代の転職理由のダントツ一位が業務内容(48.8%)によるものです(type転職エージェント調べ)。
上記転職理由の方は転職活動を有利に進めることができるでしょう。
次いでキャリアチェンジ(28.2%)、経営状況(6.3%)と続きます。
キャリアチェンジが転職理由の方は転職活動は厳しいかもしれません。
20代の転職の場合は経験は問われませんが、30代の場合は経験・実績がものを言います。
今までの経験をリセットしてキャリアチェンジするのは、どうしても不利になります。
30代転職をする場合、転職理由のデータを見ますと、業務内容によって転職する方は問題ないと言えるでしょう。
30代の転職は「即戦力」採用されるかどうかだけです。
20代の場合はポテンシャル採用もあり得ますが、30代転職の場合は即戦力が最優先採用です。
キャリアを活かした転職をする場合は、30代であっても不利にはならないです。
逆に言えばキャリアを活かせない転職の場合は、30代転職はかなり厳しいです。
30代転職のメリット・デメリット
先ほど書いたように30代転職は即戦力として採用されます。
逆に即戦力であることをアピールできれば、30代転職は比較的簡単だということです。
このメリットを活かすためには今までの経験をリストアップし、応募先で活かすことができるものを把握しておく必要があります。
そうすれば30代転職のメリットを最大限活かすことができます。
30代転職のデメリットとしては、即戦力にならない未経験転職のハードルが高くなることです。
20代と違って30代転職となると企業は「今までの経験を活かして欲しい」ので、ミスマッチが生じやすくなります。
結果として30代の未経験転職の難易度は高くなると思ってください。
30代までの経験を活かさないで、未経験転職する場合は「その業種・職種でしか自己実現できない理由」を明確にしてください。
転職理由がしっかりしていれば、未経験転職でも挑戦する価値はあります。
その時は年収ダウンすることは想定しておいてください。
>>30代後半でも満足できる転職は可能か?【保有スキル次第で余裕】
30代転職の注意点
30代転職ではキャリアの棚卸しをしっかりと行う
30代の転職は即戦力採用となる点が圧倒的に有利です。
そのためには、キャリアの棚卸しをしっかり行うことです。
そうすると転職理由、長所・短所が見えてきます。
転職理由は最も重要で、これが明確になるまでは転職活動をすべきではありません。
>>【転職理由は明確?不明確?】今すぐ転職すべき人の特徴【たった2つ】
転職理由は「転職して何をしたいのか?」という未来予想図にほかなりません。
今の会社の仕事で満足ならば、転職を考えませんよね?
今の会社ではできない仕事で、これからやりたい仕事がはっきりしていれば、それが転職理由です。
さらに長所・短所を把握することで、得意・不得意分野がわかります。
キャリアの棚卸しでは、今までの仕事上の実績がわかりますが、さらに転職の軸(転職理由、長所・短所)も明確になるんです。
つまり、応募する業種・職種がはっきりするので、キャリアの棚卸しは手抜きはしないことです。
>>【キャリアの棚卸し】あなたの強みはどうすればわかる?【効果絶大】
20代転職ではそこまで必要ではないかもしれませんが、30代転職では真面目にキャリアの棚卸しを行ってください。
それは即戦力になる業種・職種に応募するためです。
30代の未経験転職では転職理由を深掘りしよう
未経験転職は30代では、先ほど書きましたがあまりおすすめしません。
それでも挑戦する場合は転職理由を明確にしておくことです。
20代の方に比べて、人生経験豊かな30代のあなたが説得力ある転職理由を面接で話すことができれば、勝ち目は出てきます。
30代転職でも未経験分野に挑戦することは難しいですが、無理なことではありません。
30代転職では、転職エージェントを利用することで年収が下がることを防ごう
30代転職では在職中の年収より下がる場合もあり得ます。
今までの実績はリセットされるので、ある意味当然です。
未経験転職でない場合は転職エージェントに年収アップの交渉をしてもらうことをおすすめします。
転職エージェントは年収の30%程度が紹介手数料として、会社の売上になるビジネスモデルです。
そのビジネスモデル上、転職エージェントは年収交渉を普通に行ってくれるはずです。
30代の転職であれば、以下の転職エージェントをおすすめします。
転職活動には転職エージェントの活用は必須です。
それは直接応募に比べて、あなたを企業に売り込んでくれるメリットがあるからです。
転職サイト、ハローワーク求人であっても転職エージェント推薦で応募するのが、転職失敗しない秘訣です。
上記リストは転職エージェントを使ったことがない方でも、安全安心なところだけを選びました。
まずは行動しましょう。
間違ったと思ったら、修正すればいいだけです。
>>【採用担当厳選】どこがいい?ニーズ別の転職エージェント【おすすめ】121選【転職サイトとの使い分けも解説】
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