大企業からベンチャー転職したい人「大企業からベンチャー企業に転職したい。大企業からベンチャー企業に転職して、戸惑うことを知りたい。大企業からベンチャー企業に転職したときに、転職失敗しないために心がけることを知りたい。」
上記の疑問・お悩みにお答えします。
先ほど、こんなツイートをしました。
大企業からベンチャー企業への転職。かなり戸惑うはず。
・インフラが整っていない
・組織も整っていない
・仕事は自ら見つけ出すもの
・社長との距離が近くなる
私はまさに大企業からベンチャー企業の立ち上げをしました。家賃の安いオフィス探しから始めたので面白かったです。— CowBoy (@cowboy19620626) January 13, 2021
大企業からベンチャー企業への転職。かなり戸惑うはず。
- インフラが整っていない
- 組織も整っていない
- 仕事は自ら見つけ出すもの
- 社長との距離が近くなる
私はまさに大企業からベンチャー企業の立ち上げをしました。
家賃の安いオフィス探しから始めたので面白かったです。
ちなみに筆者は大企業から転職して、ベンチャー企業を立ち上げました。
そこで採用担当者も兼任していたので、転職失敗した人をみてきました。
記事構成は以下の通りです。
7分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 大企業からベンチャー転職して、戸惑う2つのこととは?
- 大企業からベンチャー転職して、心がけた方が良いこと【失敗しないため】
- 大企業からベンチャー転職した方が良い人
では一つずつ解説します。
大企業からベンチャー転職して、戸惑う2つのこととは?
結論「ベンチャー企業では大企業のように仕事をする範囲が広くなる」
インフラが整備されていないことが多く、業務範囲が広くなる
経験から言えることですが、大企業では仕事をする環境が整備されています。
大企業では「仕事をする環境は万全なので、アウトプットを出す」ことに集中すれば良いのです。
大企業では業界によって違いますが、それぞれの仕事がやりやすい業務システムが構築されているのが普通です。
一方、ベンチャー企業ではそのような業務システムはないか、半自動システム的なところが多いです。
各社員が仕事がやりやすいように業務システム構築は自分でやる場合も多いです。
有名なベンチャー企業であれば、このようなインフラ面で困ることはないかと思いますが、大半のベンチャー企業はやるべき仕事の範囲がとても広いのです。
インフラがどの程度整備されているかは、転職面接でさりげなく確認しておきたい項目です。
ベンチャーマインドとしては、守りではなくチャレンジですので言い方には注意しましょう。
「インフラ面は整備されているのですか?」と質問すると転職面接での印象はあまりよくありません。
それよりも「毎日、どのような一日を過ごされているのかイメージしたいので、教えてください」と質問すれば、インフラが整備されているかどうかはわかるのではないでしょうか?
組織がフラットなので責任と権限を持って働ける
次は組織です。
大企業はピラミッド構造ですが、ベンチャー企業はフラットな組織が多いです。
その意味はベンチャー企業では、責任と権限をもって働けるということです。
大企業の社員のほとんどは上司の承認がないと、やりたいことはできません。
そのため、大企業の経営判断は遅く、スピード感がありません。もちろん例外もあるでしょう。
結果として、欧米などの企業に遅れをとってしまっています。
さらに良くないことに大企業では上司に承認される計画しか作らない傾向があります。
リスクをとることを大企業は嫌うのです。
私の勤めていた大企業がまさにそうでした。
上司に通りそうな計画を立てるので、本末転倒でしたね。
ベンチャー企業ではあなたがノースキルでない限りは、権限を持って仕事ができます。
使える予算も持っています。
その代わりに当たり前ですが大きな責任も伴います。
大企業からベンチャー転職すると、仕事の仕方の違いに戸惑うでしょう。
ベンチャー転職する方でしたら、事前に情報収集はしていると思います。
ここで取り上げたことについて「問題ないよ」とあなたは言われるかもしれませんね。
そんなあなたであれば、問題なくバリバリとやっていけるでしょう。
>>ベンチャー経営でわかった!スタートアップ転職で失敗しない人の共通点
大企業からベンチャー転職して、心がけた方が良いこと【失敗しないため】
結論「大企業とベンチャー企業とではマインドが全く違う」
先ほども書きましたが、大企業とベンチャー企業とでは働き方が全くと言っていいほど違います。
一言でいうと「マインド」ですね。
大企業の働き方は守りに近いです。
それに対して、ベンチャー企業の働き方は攻めです。
ベンチャー企業には失敗を許す風土があり、失敗から学び次に活かせばよいという考え方があります。
大企業の場合、失敗すると大変です。
大企業では失敗すると出世にも影響します。「なぜ失敗したんだ?」と追及されます。
個人的には大企業の社風は好きではありません。
やりたいことができないからです。
上司が承認した仕事しかできず、失敗すると責められます。
ベンチャー企業ではやりたいことがあれば、どんどん提案できます。
大企業のようなピラミッド組織ではないので、自己責任で仕事を進められるんです。
大企業で失敗したときに責められるのは、その上司が責められるからです。
ベンチャー企業では自分の裁量で仕事ができます。
大企業からベンチャー転職した時に、心がけることは「仕事は自分でみつけること」です。
上司が親切に社員一人一人の年度計画を立ててくれるわけでもありません。
ベンチャー企業では何か困ったことがあれば、すぐに集まってディスカッションしあって、解決することが多いです。
計画よりもまずは行動です。
そして行動しながら、修正するのがベンチャーマインドです。
大企業のような意味のない会議は、皆無と言っていいでしょう。
ベンチャー転職した時に心がけることは再度言いますが「仕事の仕方」、つまり「マインド」です。
大企業のようにやるべき仕事を上司が与えてくれるわけではありません。
あくまでも仕事はあなた自身が作り出すものです。
それが「ベンチャーマインド」なのです。
>>【経営者が教えます!】ベンチャーへの転職で失敗しない方法は?
大企業からベンチャー転職した方が良い人
結論「日頃の仕事で常に提案をしている人はベンチャー向き」
今までのことをまとめますと、
- ベンチャー企業はインフラ整備されていない
- ベンチャー企業は組織がフラットであり、責任・権限を持って仕事ができる
- ベンチャー企業では大企業と違って、仕事は自分で作り出すものである
上記の環境が好きな人は明らかにベンチャー転職向きです。
大企業にも常に提案をしている人はいます。
大企業の社風にもめげずに、どんどん言い続ける人ももちろんいます。
そんな人は大企業で働くより、ベンチャー企業への転職をおすすめします。
ベンチャー企業では社長との距離が近くなります。
経営者の考え方も学べますし、常日頃から会社の状況もわかります。
ベンチャー企業である程度働いたら、また大企業へ転職するのもありです。
その時のあなたは最初に大企業で働いていたのとは別人になっているはずです。
本来業務のほかに経営、営業、会計は理解できているはずなので、大企業でのポジションもさらに上を狙えるでしょう。
大企業からベンチャー企業に転職した方が良い人は、キャリアデザインもきちんと考えている人です。
ベンチャー企業の求人はハローワークや転職サイトではなかなかないと思います。
特に事業立ち上げメンバーを募集する際は、非公開求人にする必要が出てきます。
なので、ベンチャー企業に限らず、優良な非公開求人は転職エージェントだけが保有しているのです。
ぶっちゃけ、転職エージェントはどこでもよく、アドバイザーや求人とのマッチングで決まります。
なので、使ってみないと相性が合うかはわかりませんが、利用しないともったいないです。
特にリクルートエージェントやdoda、JAC Recruitmentは3大転職エージェントであり、ベンチャー求人を多数保有していますので、一度相談してみてはいかがでしょうか?
>>【起業経験談】ベンチャー企業の転職で求められる4つの人物像とは?
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