- 社内SE転職がなぜ難しいのか理由を知りたい。
- 社内SE転職で失敗しないためにやるべきことを知りたい。
- 社内SEへの転職活動で役に立つおすすめの転職エージェントを知りたい。
上記の疑問・お悩みにお答えします。
先ほどこんなツイートをしました。
社内SE転職が難しい理由は以下。
・そもそも職種として人気がある
・年齢が高くなるとハードルが上がる
・上流工程経験が必要な場合が多い
・プログラマー経験の場合は難しい
・企業によって業務内容がかなり違う— CowBoy (@cowboy19620626) December 1, 2020
社内SE転職が難しい理由は以下。
- そもそも職種として人気がある
- 年齢が高くなるとハードルが上がる
- 上流工程経験が必要な場合が多い
- プログラマー経験の場合は難しい
- 企業によって業務内容がかなり違う
ちなみに筆者はエンジニア経験20年です。
今はプロジェクトマネージャーですが、社内SE経験も10年近くあります。
主に上流工程を経験していますので、社内SEの難しさもよくわかります。
記事構成は以下の通りです。
- 社内SE転職が難しい3つの理由とは?
- 社内SE転職で失敗しないためにやるべきこと
- 社内SEへの転職活動で役に立つおすすめの転職エージェント
では一つずつ解説します。
社内SE転職が難しい3つの理由とは?
結論から書きますと、以下の3つの理由で社内SE転職は難しいのです。
- 社内SEは職種としての人気が高く、転職が難しい
- 社内SEは年齢に伴い、求人企業の採用要件が厳しくなる
- 業務内容が企業によって異なるため、転職活動の対策が立てにくい
社内SEは職種としての人気が高く、転職が難しい
社内SEの人気が高い一番の理由は勤務先が変わらないので、ストレスが低いということです。
プロジェクト単位で常駐先が変わることのない社内SEは普通のSEと比べて、この点がとても魅力的な職種だと言えるでしょう。
社内SEは事業会社での勤務となることが多い点も人気が高い理由です。
SIerに比べると働きがいという点でありそうですからね。
社内SEは社内システム開発を行う職種なので、開発スケジュールがそんなに厳しくないイメージがあることも人気の理由ですが、これは会社によって全然違いますね。
社内SEといっても社内の情報システム開発以外も担当する場合だってあります。
残業が少ないのではというイメージは社内SEの場合は企業によっては当てはまりません。
人気が高い理由と実情が違うことが多いのも社内SEです。
求人ごとの仕事内容をできるだけ確認することが重要です。
「こんなはずじゃなかった」と後で思わないためにも、難しいですが求人票の情報収集は可能な限りしましょう。
社内SEは年齢に伴い、求人企業の採用要件が厳しくなる
社内SEとして採用されるのは、30代後半がリミットです。
40代になると、PMの経験が必須になったりします。
つまり年齢が上がるにつれて、採用基準がかなり厳しくなるんです。
ただでさえ競争率が激しい社内SEですので、年齢が若い方が有利になるのが転職が難しい理由です。
業務内容が企業によって異なるため、転職活動の対策が立てにくい
社内SEの職務は企業によって、かなり異なります。
一般的には「社内情報システム開発」を行う仕事が社内SEです。
ヘルプデスク業務が多い会社もあれば、IT戦略がメインの会社もあります。
社内SEと一言で言っても企業によって仕事内容が違いますし、一般的には「何でも屋」的な要素があるのも事実です。
転職活動の対策を立てる際には、あなたの強みが活かせる求人を目指すべきです。
例えば私は全社的なコスト削減効果のあるシステムを開発した経験がありますが、このような方はIT戦略や社内システム開発を行う社内SEの求人に応募する方が転職活動の対策として良いでしょう。
逆にヘルプデスクがメイン業務の方は、ヘルプデスクや基幹システム管理を行う社内SE求人に応募する方が転職活動の対策として良いでしょう。
社内SE転職といっても、業務内容が幅広いため仕事内容のマッチングをよく考える必要があります。
求人票を読めば仕事内容が把握できるほど詳細に書かれている場合は少ないので、社内SE転職は難しいのです。
求人応募前に仕事内容の情報収集するのは転職活動の基本ですが、社内SE転職の場合は得られる情報が少ない場合が多いため、難しくなっているのです。
採用面接で仕事内容のことを質問してみるとか、転職エージェントから情報入手しておかないと転職活動を効率よくできません。
社内SE転職で失敗しないためにやるべきこと
社内SE転職で失敗しないためには上流工程経験は必須です。
プログラマー経験しかない場合の社内SE転職は難しいです。
その場合はSIerで上流工程の経験をまずは積み、エンジニアとしての実績をつくることです。
社内SEの仕事は部署横断的なものが多く、社内調整をする場面も頻繁にあります。
結果として業務改革、コスト削減の仕事が多いということで、やりがいのある仕事だと思います。
ユーザの要求をヒアリングし、時には抵抗勢力と闘うこともあるでしょう。
そのためには折衝力、コミュニケーション能力が必要です。
ユーザの要求を聞く力と説得する能力も必要です。
一言でいうとヒューマンスキルですね。
振り返ってみれば私も社内調整が一番大変でした。
部門代表者である偉い方を集めて、会議開催の伺いをするところから始めなければなりません。
当時はオンライン会議はありませんでしたので、大変だったですね。
社内調整が終われば社内システム開発は要件定義書を作って、システムとして実装するだけなので、最初のIT戦略が最もスキルが要求される部分でしょう。
もちろん要件定義書などの仕様書作成スキルも重要な要素ですが、必要条件であって十分条件とは言えません。
もっと具体的に言えば、以下の実績を社内SE転職の前に作っておけばベストです。
- 社内システム開発によってコストをどれだけ削減できたか?
- 社内システム開発によって生産性がどれだけ上がったか?
社内SEへの転職活動で役に立つおすすめの転職エージェント
社内SE転職で失敗しないためにはIT特化型転職エージェントを利用した方がよいでしょう。
アドバイザーもエンジニア経験者であることがほとんどです。
総合型転職エージェントでは通用しないことがあるIT専門用語も遠慮なく話すことができます。
社内SEといっても仕事内容の範囲が広い場合が多いので、求人ごとに社内SE業務を具体的に情報を得ているIT特化型転職エージェントの方が社内SE転職には有利です。
後はあなたと求人とのマッチング次第です。
本ブログでは転職エージェントのランキングは意味がないと思っています。
理由はマッチングとアドバイザー次第だからです。
転職エージェントの良しあしではありません。
このような理由で転職エージェントはどれを使ってもさほど変わりませんので、とりあえず3社とも使ってみましょう。
無料ですし、マッチングしなければ使わなければいいんですから。
マッチング度合いを少しでも高めるためには複数利用し、最もしっくりくる転職エージェントに絞るのが効率的です。
IT特化型転職エージェントを使う場合は完全未経験者は登録断られる場合が多いです。
社内SE求人紹介される実績があれば、もちろん全力で転職支援してくれますのでご安心を。
迷う時間があったら、まずは行動しましょう。
その行動があなたの明るい未来を作るはずです。