
上司に退職を伝えたら「ちなみに次はどこに行くの?」と転職先を聞かれてしまった…。これって素直に教えても大丈夫なのかな?言いたくない場合のうまい断り方や、今後の退職交渉の進め方を知りたい!
こういった疑問に、CEOで現役採用担当の筆者がお答えします。
こんにちは、CowBoyです。CEOと現役採用担当をやっています。
「退職交渉の場で、上司から転職先をしつこく聞かれて困っている…」「正直に答えないと怒られそうで怖い」と悩んでいませんか?
結論から言うと、退職交渉において転職先を会社に伝える義務は一切ありません。むしろ、素直に教えてしまうことで「あんな会社に行くのか」と不要な引き留めに遭ったり、悪質なケースでは転職先へネガティブな連絡を入れられるなど、無用なトラブルに巻き込まれるリスクすらあります。
本記事では、現役採用担当の視点から、転職先を聞かれた際の角が立たない上手なかわし方や、絶対に失敗しない退職交渉の段取りについてわかりやすく解説します。
本格的な退職手続きや転職活動を進める前に、まずは以下の記事で「転職の正しい進め方と手順」の全体像を確認しておくのがおすすめです。
⇒転職活動のロードマップはこちら
先日、こんなツイートをしました。
退職交渉でやってはいけない5つのNG
?転職先の入社日を就業規則を確認しない
?直属の上司以外に「最初に」退職報告
?ボーナス、年休消化にこだわる
?退職の意志表示でなく「相談」のような報告。「最悪」
?本音の退職理由、転職先を言ってしまう。「最悪」https://t.co/kyg2V4oyr2— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) May 18, 2022
退職交渉でやってはいけない5つのNG
✔転職先の入社日を就業規則を確認しない
✔直属の上司以外に「最初に」退職報告
✔ボーナス、年休消化にこだわる
✔退職の意志表示でなく「相談」のような報告。「最悪」
✔本音の退職理由、転職先を言ってしまう。「最悪」
- 退職交渉で転職先を絶対に「言ってはいけない」理由
- 上司からしつこく聞かれた時の角が立たない回答例
- 円満退職を実現するための正しい「段取り」とスケジュール
- 退職交渉を有利に進めるための転職エージェントの活用法
- 筆者は、「CEO」かつ「現役採用担当者」で、数多くの転職面接や書類選考の現場を熟知しています。
- 企業側として、転職エージェントと契約し、求人を依頼しています。当然、転職エージェントのビジネスモデルも把握しています。
- 自らも3回の転職を経験し、50社以上の転職サービスを使い倒してきた実体験があります。
- 採用側と求職側の両視点を持つ実体験が、この記事の根拠です。
記事構成は、以下の目次のとおりです。まずは全体像をご確認ください。
それでは、採用担当と求職側の両視点から一つずつ詳しく解説します。
採用担当者がズバリ回答!「退職交渉で転職先を言う必要はあるか?」

結論「退職交渉では転職先を言わないほうが良い」
退職交渉で最も大事なこと。
それは「退職報告」とすることです。
退職してからどうするかは言う必要はありません。
転職することも言う必要はないです。
直属の上司に退職の意志表示をすると十中八九、引き留められます。
退職する会社にあなたの情報を与えると交渉が不利になります。
現職の企業が転職先にネガティブな情報を言うこともありえます。
「最悪」転職することは言っても良いですが、転職先は絶対に教えないでください。
最悪、転職先が内定取り消しをするかもしれません。
退職交渉では一身上の都合で通しましょう。
本当の退職理由も言う必要はないです。
退職する会社の不平不満を言ってはまとまるものもまとまりません。
退職交渉は転職活動と違います。
転職活動は採用側と応募者とでwin-winの関係にあります。
ところが退職交渉では会社はあなたを辞めさせたくないのです。
なので「退職報告」とすべきです。
業務引き継ぎマニュアルも作っておきましょう。
退職の意志がかたいと思わせましょう。
そうじゃないと「年収を上げてあげる」などと言いかねないです。
もしくは「好きな部署に異動させてあげる」とも言いますね。
退職交渉は話し方次第で「退職相談」に受け取られる危険があります。
あくまでも「退職」することにしたとハッキリとした話し方にすべきです。
会社としては「退職を引き止める」のは常套手段です。
大事な戦力ですからね。
ですがあなたにはあなたの人生があります。
会社のために生きる時代ではないですからね。

退職交渉では情報を与えないでください。退職理由も言う必要はありません。ましてや転職先を言えば邪魔される可能性もあるので、絶対に教えないでください。
退職交渉では段取りがすべて

結論「退職交渉では段取りを間違えないようにしよう」
退職交渉では段取りが全てです。
手順は決まっています。
退職交渉に失敗する人は「知らない」人がほとんどです。
転職活動に手順があったように退職交渉にも段取りはあります。
【採用担当が解説】退職交渉で絶対やってはいけない5つのこと【失敗しないため】
きちんと段取りを踏んでも退職できないブラック企業の対処法は?
退職交渉の場合は転職活動と違い「やってはいけないこと」のほうが重要です。
あくまでも交渉事なので「やり直し」がききません。
転職活動の場合は多少の失敗をしても許されます。
同じ失敗を繰り返さなければ良いだけです。
- 退職の意志表示は前日、直属の上司にアポをとる。
- 退職の意思表示は他の人に聞かれないように、会議室などを予約する。
- 業務引き継ぎは「誰にどのくらいの工数かかるか?」を見積もる。
- 有給消化は余裕がなければ諦める。引き継ぎの方が大事。
- 退職予定日も決めておく。
- 退職願も用意しておく。
- 転職先は絶対に教えない。
- 最低限、上記の段取りは守りましょう。
まずは直属の上司にアポをとりましょう。
誰もいない時間帯がいいでしょう。
直属の上司に考える時間を与えるため、打ち合わせは次の日がベストです。
お互い冷静になれるからです。
もちろん直属の上司に都合を聞いて、会議室を予約するのは必須です。
同僚に話を聞かれては大変です。
早朝か夕方がよいでしょう。
退職の意思表示は報告とします。
退職の意思がかたいことを示す必要があります。
業務引き継ぎについて綿密なスケジュールを提示するとよいでしょう。
そして間髪をいれずに退職日の調整をしましょう。
できれば「退職願」も用意しましょう。
退職日は変更になるかもしれませんが、退職の決意は伝わります。
それだけでも十分です。

退職交渉はやり直しができません。十分に注意してください。手順は決まっています。要は段取りを知っているかどうかです。情報収集はきちんとしましょう。
転職エージェントに相談しながら退職交渉を進めるべき

結論「転職エージェントから事前にアドバイスをもらうことを強くすすめる」
退職交渉はとても難しいです。
やはりサポートしてくれる転職のプロが必要ですよね。
転職エージェント推薦で転職すれば、全力で退職交渉のアドバイスももらえます。
転職エージェントにとっても売上になるかならないかですから必死です。
あなた一人で退職交渉をするのは難しいし、不安ですよね。
直接交渉するのはあなたですが、何かあれば転職エージェントにすぐ相談できます。
転職エージェントにとって退職交渉は慣れっこです。
的確なアドバイスをもらえます。
退職交渉は直属の上司の性格によって対応が変わります。
事前に転職エージェントに直属の上司のキャラクターを伝えておくとよいでしょう。
筆者が転職エージェントを使ってよかったと思えたのは求人紹介はもちろんですが、退職交渉も大きいです。
困ったときに相談できるのは転職エージェントだけです。
ハローワークの職員は転職のプロとは言えません。
転職サイトはそもそもコンサルタントがつきません。
結局「人を介する」転職エージェントが頼りになります。
求人応募だけでなく、困ったときは相談できる関係を作っておきましょう。
【採用担当が解説】転職エージェントを上手く使う5つのポイント【求人推薦される方法】

退職交渉を一人で行うのは至難の業です。転職エージェントからのアドバイスをもらえば、かなり退職交渉は楽になります。何かあったときにも、すぐにコンサルタントに相談が可能です。転職エージェントを使わない手はないと思います。
正しい7つのステップを完遂し、内定を獲得した後は、条件交渉と円満退職という最後の重要なミスマッチ防止フェーズに入ります。大手が絶対に触れないインサイダー情報や、選考の裏側を熟知したプロのアドバイスを最後まで味方につけることこそが、転職を大成功で締めくくる鍵です。
代表取締役の視点から、損をしない条件交渉のやり方と、絶対に失敗しない円満退職へのステップ、そしてその後のキャリアまで支えてくれる24の窓口のリアルな比較は以下で詳しく解説しています。



