転職活動の大詰めともいえるのが給料交渉です。露骨に交渉するのはもちろんNGですよね。それでは、どのような対応が望ましいのでしょうか?
転職の面接の時に給料のことは話題に出さない【常識】
転職活動をする際の常識として、すでに浸透していますが面接のときに給料や福利厚生などの待遇について質問することはあまり良くないとされています。
必要スキルは満たしていても、面接の場で給料に関する質問をさんざんして採用が見送られるケースもありますので注意が必要です。
面接のときは、あくまでもあなたの仕事に関する夢やビジョンを語りましょう。
- 転職後、会社に提供できるものは何か?
- 転職後、3年後、5年後、10年後のキャリアビジョンは?
面接官は本当はここをみている!にもあるように相手はあなたの仕事観を聞きたがっています。
相手が望む答えを返しましょう。
『何か質問はありますか?』
面接の最後の定番質問です。
私は採用担当を行っていたので、よくわかりますが、仕事に関する質問をここでは期待しています。
給料に関する質問をここでしては、相手がガッカリします。
「相手が求めているものは、今なんだろう?」と瞬時に判断して、回答をする力が面接力なのです。
時には、あなたが困るであろう質問をわざとされる場合もあると思います。
いわゆる、圧迫面接です。
唯一動揺せずに冷静に答えることが、正しいです。
いずれにしても給料のことは面接で積極的に質問することは控えめにしましょう。
会社によっては内定が出たあとに、給料など条件面の面接を行う場合もあります。
その時は転職エージェントのコンサルタントに同行してもらうのがベストです。
直接応募の場合は、転職の給料交渉は注意が必要【まず不可能】
ハローワークはこんな人におすすめ!や知らなきゃ損する転職サイトの真相!のような直接応募の転職方法を使う場合はどうでしょうか?
その場合は、書類選考の結果連絡や面接日程調整もあなたが会社と直接交渉を行ってきたはずです。
内定後の給料交渉も当然、あなたが行わなければなりません。
内定が出たら確認すべき5つのポイントは?にしたがってチェックしましょう。
そこで記載されている給料が想定通りのものかどうかを正直に判断しましょう。
生活していけないような給料では問題外ですが、仕事がそれ以上に魅力的であれば、内定承諾を検討するのも十分ありです。
あくまでも、総合的な判断が必要です。
それでも、あまりにも給料が安すぎると思った場合は、企業と交渉する必要があります。
ですが、交渉する際は相手が【納得する理由】が必要です。
『前職での給料より金額が下回っているから』というのは、相手への納得感に欠けます。
家族の事情を話しても、相手が納得するかどうかはわかりませんよね。
相手の性格もわからないので、かなり難しいです。
「直接企業と給料の交渉をする」のは言いにくいですし、とても難しいことなのです。
下手なことを言って、内定取消しになるリスクももちろんあります。
面倒なことにどうしてもなりがちです。
転職エージェント推薦では転職先の給料交渉も行ってくれる
転職エージェントは非公開求人などの優良求人を紹介してくれるだけではなく、転職後の給料交渉も代行します。
むしろ転職エージェントにとっては、年収=給料がダイレクトに売上に影響しますので、最も力を入れる部分といえます。
あなたは転職後の希望年収、給料をキャリア相談で、キャリアコンサルタントに伝えていますよね?
ここが重要なところです。
転職エージェントは内定が出る前に給料交渉を行うはずです。
その際に企業が提示してきた給料が希望金額を下回っている場合は、転職エージェントはあなたに希望を下回っているが大丈夫か確認してくるはずです。
『現在の労働条件としては、こうなのでさらに交渉しましょうか?』
とまず言われますので、希望年収、給料はゆずらずに交渉を任せた方が良いでしょう。
相手の出方や性格も熟知しているキャリアコンサルタントは、うまく給料アップの交渉をするでしょう。
私個人としては、転職エージェントを使うメリットの1番は給料アップだと思っています。
転職活動を1人でしていたら、うまく給料交渉をすることはとても難しいからです。
直接応募と違って、言いにくい給料のことも企業に交渉してくれるのが転職エージェントの良いところです。
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