
転職する決意がつかない人「転職活動を始める前にやるべきことを知りたい。後で後悔しないためにも、それだけはやっておきたい」
上記のお悩みにお答えします。
先ほど、こんなツイートをしました。
転職を決意する前にやるべきことがある。たった一つなので、必ず実行してほしい。それは転職する目的であり、転職理由である。退職理由だけで転職するのはとても危険。未来像が見えていないのだから。
— CowBoy (@cowboy19620626) July 27, 2021
転職を決意する前にやるべきことがある。たった一つなので、必ず実行してほしい。それは転職する目的であり、転職理由である。退職理由だけで転職するのはとても危険。未来像が見えていないのだから。
ちなみに筆者は採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
採用担当者としての目線と転職経験から、この記事を書いてみました。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 【たった1つ】転職を決意する前にやるべきこと【後で後悔しない】
- 転職を決意するきっかけは退職理由
- 転職理由を明確にすることで転職が決断できる
では一つずつ解説します。
【たった1つ】転職を決意する前にやるべきこと【後で後悔しない】
転職活動を始めると孤独との闘いとなります。
それに打ち勝つためには「なぜ転職するのか?」のモティベーションを保つ必要があります。
転職を決意する前にやるべき【たった1つ】のことは、「転職理由を明確にすること」です。
転職理由を明確にすることで転職活動は効率的に進められるのです。
転職を決意するきっかけは退職理由
あなたが転職を決意するきっかけは何でしょうか?例えば、以下の理由でしょうか?
- 年収、給料などの待遇面で不満である。
- やりたい仕事が出来ない。
- スキルアップをしたい。
- 上司によるパワハラの職場環境を変えたい。
- 福利厚生に不満がある。
- 残業が多く休みが取れない。
- プライベートなどない生活だ。
- 人間関係がうまくいっていない。
考え付く限り、リストアップしましょう。
それらはあくまでも会社を辞めるきっかけになったことなので、退職理由と言います。
転職活動を始めるために明確にすべきなのは転職理由です。
退職理由は過去のことですから、これだけで転職活動を開始する動機にはなり得ません。
実は転職理由と退職理由とは表裏一体でもあります。
将来のキャリアアップなどの未来につながりそうな退職理由が転職理由となります。
退職理由はネガティブなものが多いでしょう。
それをポジティブなものにできれば、転職理由となります。
在職中の会社で上司に直訴して解決可能そうなことは、それは転職理由にはなりえません。
今の職場で努力することで、達成可能であれば、これも同様です。
難しいですが、人事に誠実に現状を説明して、異動可能な場合もあります。
上司や職場を変えることは転職しないでも実現はできます。
そういうところまで退職理由を深掘りして考える必要があります。
厳密には転職理由と退職理由はどう違うのか?に書いてありますが、これらの違いは明確です。
上記の例で退職理由にしかなりえないものもあります。
退職理由を転職理由に深掘りしないと転職活動は始めるべきではありません。
転職理由を明確にするためには、退職理由に未来につながるものがないと難しいです。
退職理由をよく精査し、転職理由へと昇華、深掘りしていきましょう。
転職理由を明確にすることで転職が決断できる
あなたはどんなあなたになりたいですか?
10年後のあなたまでキャリアパスが描けていますか?
この質問に明確に答えられたあなたは大丈夫です。
あなたの信じる道を歩いてください。
もしもまだ曖昧な気持ちだとしたら、今の会社で精一杯頑張る方が良いかもしれません。
これ以上は無理というところまで全力で仕事に取り組んだ先にあなたの未来が見えると思います。
今の会社でキャリアを積むのが答えになったら、それはそれでハッピーではないでしょうか?
転職理由が明確になったら、転職を決意することです。
それはあなたのマインドの問題なのです。
転職すると決意したら後戻りはしないと決めてください。
仕事もある程度はセーブすることになるでしょう。
スピード感を持って、動くことは並大抵のことではありません。
あなたが全て一人で転職活動をするのでしたら、とても大変です。
転職には転職エージェントの3つのメリットとは?に書かれているように心強い転職エージェントというプロフェッショナルな存在もあります。
転職エージェントを利用するのも手段の一つです。
いずれにせよ自問自答して、自分なりに答えが出たときが転職を決意する時期だと思います。
転職を決意したら、あとは行動あるのみです。
転職活動のやり方はノウハウが蓄積されており、その知識があるとないとでは、圧倒的な差が出ます。
転職ノウハウだけではうまくいくものもいきません。
筆者は採用担当を経験してますので、よくわかります。
例えば転職面接では、スキルだけでなく会社の社風と合うかどうかも見られます。
転職面接は企業と応募者とのお見合いのようなものだからです。
転職活動での転職面接対策はある程度決まっていますが、テクニック的なものは意外と少ないです。
転職面接では「企業が何を望んでいるか?」を常に考えることが大切です。
転職活動は常に応募先が求める人物像を頭に描きながら行えば、上手くいきます。
もしもあなた一人で転職活動するのが不安ならば、転職エージェントのアドバイスをもらいながら転職活動する方がずっと楽ですし、効率的です。
独学が苦にならない方はハローワークや転職サイトを使った直接応募で問題ありません。
逆に誰かのアドバイスをもらいながら転職活動をしたい方は、転職エージェントを使いましょう。
転職活動はスキルによって、上手くいくかどうかが決まります。
自己アピールが上手い方は直接応募の方が自由に動けると思います。
結局はあなたの行動パターンによって、転職方法を選ぶのが良いのです。