転職理由が明確になり転職すると決意したら、すぐに実行すべき3つのことががあります。それは何でしょうか?
転職を決意したら、実行すべき3つのこととは?【すぐにやるべき】
転職をすると決意したけど、具体的に何から始めてよいのかわからない方も多いですよね?
特に初めての転職の場合は、回り道をしがちです。
私がそうでした。
試行錯誤して、結局はこの手順が一番効率的だとわかりました。
転職経験が3回あるので、説得力はあるかと思います。
転職を決意したら、以下の3つだけはすぐにやるべきです。
- ハローワークに登録し、転職活動の流れを実体験する。内定は獲得する必要はない。
- キャリアの棚卸しを行うことで、強み・弱みを把握し、キャリアビジョンをはっきりさせる。
- 転職サイトに登録し、あなたの希望する求人がどれくらい掲載されているかを確認する。
一つずつ解説します。
ハローワークに登録する
転職理由が明確になったら、まずはハローワークに登録にいきましょう。
公の機関に登録することで気も引き締まりますし、求人の検索を行うのにも必要な手続きです。
またわざわざハローワークに出向くのが面倒だったり、時間が取れない方も多いはずですね。
そんなあなたのために、ハローワークインターネットサービスがあります。
ネットさえつながる環境があれば、いつどこからでも求人のチェックができます。
登録はしなくても、上記サービスは利用可能ですが、求人検索で会社名が非公開になっていることもあるので、登録はした方が良いです。
ハローワークはこんな人におすすめ!で書いた方々にはこの媒体を中心に転職活動を行うことをおすすめします。

そうでない方にも転職活動の流れを把握するために、ハローワークを一度は使ってみましょう。
応募手続きから全てあなたが経験することで、どのように選考が進んでいくのかがわかると思います。
内定に至らなくても貴重な経験となるはずです。
登録は少し面倒ですが、一度行えば良いので、さっさと済ませましょう。
キャリアの棚卸しをする
応募したい求人案件がハローワークで見つかったとしても、応募するのは少し待ってくださいね。
その前にやることがあります。
それは履歴書や職務経歴書を作成することです。
そのための準備として、今までのあなたのキャリアの整理、すなわち、キャリアの棚卸しをするんです。
目的はあなたの強み、アピールポイントを明確にすることです。
キャリアの棚卸しでは、あなたのキャリア年表を手を抜かずに作ることが重要です。
「いつ、どこで、どんな立場で、どんな仕事をし、どんな結果をだしたか?」をリストアップします。
人に見せるものではありませんから、きれいに作る必要はありません。
一通り完成したと思っても、追加したい項目が出てくれば、どんどん追加していけばいいんです。
これがとても大事なんです。
それを基に職務経歴書を何パターンか作るんですから。
いわば、キャリアの棚卸しは職務経歴書を作成するためのマスターデータと考えて頂くと良いでしょう。
顧客や上司にほめられたこと、逆に仕事がうまくいかなかったことも、リストアップしておくことです。
それがあなたの強みや弱みを見える化することになります。
キャリアの棚卸しをしっかりと行っていれば、履歴書・職務経歴書の作成にはさほど苦労しないはずです。
初めての転職の方のために履歴書・職務経歴書の簡単な説明をします。
これで安心!履歴書の書き方とは?に書いたように履歴書とは、あなたの個人情報も含め、ひと目で学歴や職歴がわかる書類です。
内容としては、JIS規格のフォーマットで決まった通りに書けば大丈夫です。


誰でもできる職務経歴書の作成方法!で書いたように職務経歴書は、職歴に特化した書類でフリーフォーマットです。
ですので、見やすいレイアウトになるように工夫する必要があります。
書く内容は、書類選考に大きく影響しますので、あなたの成果を具体的に書くことが重要ですね。


応募書類、特に職務経歴書には完成はありません。
常に見直しが必要です。
求人案件に応募するたびに企業のニーズに合わせて修正する必要があります。
履歴書・職務経歴書はこの段階ではテンプレートと考えてください。
具体的な求人に沿って、志望動機や自己PRを書いていきます。
求人で求められるスキルを把握し、あなたのキャリアの棚卸しシートから接点のある部分があれば、付け足します。
逆にアピールしても、無駄な部分は思い切ってカットする勇気も必要です。
転職サイトに登録する【応募はしない】
ハローワークで求人案件を検索できるようになったとはいえ、もう少し情報を得たいですよね?
そんなとき、おすすめなのがリクナビNEXT
最初は戸惑うかもですが、転職サイトの仕組みを理解すれば上手く使うことができるのはなぜ?に書いたように転職サイトのビジネスモデルを理解することで、運用も上手くいきます。


求人数も多いですし、検索もしやすいので、登録はしておいて損はありません。
最初は1社で良いが、3社程度登録しておくと、転職市場の動向が把握出来ると思いますよ。
転職を決意した後にすぐに行うべきことは求人応募ではありません。
転職理由に相応しい求人数がそれなりにないと転職活動を始めても厳しいかもしれません。
転職サイトに登録したら、求人のリサーチを徹底的に行うようにしてください。
むしろ応募はしなくてもよいでしょう。
職務経歴書の完成度が上がらないと、スカウトを使う意味もありません。
最初はよくばらずに求人検索に徹しましょう。



