
転職理由を明確にする方法で、悩んでいる人「転職活動に入る前に、転職理由を明確にしようと思っている。転職ノウハウでは、転職理由が重要と書かれているから。ただ、転職理由を明確にする方法がいまいちわからないので、知りたい。」
こういった疑問に、採用担当の筆者がお答えします。
転職活動では、転職理由を明確にすることが最も大切です。重要であることはわかっているけど、面接直前に付け焼き刃的に考えてしまう方も多いはず。出来るだけ簡単に転職理由を明確にする方法がありますので、本記事で解説します。
先日、こんなツイートをしました。
転職理由が重要な理由。転職失敗するかどうか成功するかにリンクするから。書類選考や面接対策の為に、転職理由が必要なのではない。転職する際に、目指すべき方向性を決めないと転職失敗するから。業界や職種などの転職軸にもつながる。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) May 5, 2024
転職理由が重要な理由。転職失敗するかどうか成功するかにリンクするから。書類選考や面接対策の為に、転職理由が必要なのではない。転職する際に、目指すべき方向性を決めないと転職失敗するから。業界や職種などの転職軸にもつながる。
- 転職理由を明確にすることが、とても重要性であることがわかる。
- 転職理由を明確にする方法が、わかる。
- 筆者は現役の採用担当者かつ代表取締役で、数多くの転職面接や書類選考の現場を熟知しています。
- 自らも3回の転職を経験し、50社以上の転職サービスを使い倒してきた実体験があります。
- 採用側と求職側の両視点を持つ実体験が、この記事の根拠です。
記事構成は、以下の目次のとおりです。まずは全体像をご確認ください。
それでは、採用担当の視点から一つずつ詳しく解説します。
転職理由を明確にすることの難しさ

なぜ転職理由は、重要なのでしょうか?
履歴書に、書くためでしょうか?
面接で質問されても、回答できるようにするためでしょうか?
確かに、転職活動で転職理由を答える場面は多いでしょう。
書類選考や面接の対策という一面も、確かにあります。
ただそれ以前に、重要な理由があります。
転職理由が明確になっていないと、あなたの進むべき道が見えてこないということです。
すると業界・職種、つまり「転職の軸」が定まりません。
応募する求人の選定に際しては、転職理由が明確になっていることが前提です。
転職理由が明確になっていれば、「転職の軸」も決まります。
転職理由は、転職先で「できること・もとめられていること・やりたいこと」を明確にすることを意味します。
転職活動は、転職先での自己実現を糧にすることでモティベーションが維持できます。
転職理由を明確にする重要性は、お分かりいただけたでしょうか?
でも、転職理由を明確にすることは、とても難しいです。
口で言うのは容易いですが、あなた一人で転職理由の明確化をするのは、厳しいかもしれません。
特に転職初心者は、転職理由の意味と重要度を理解していない方が多い。
例えば、以下のような転職理由を面接で答える方が未だにいます。
- 年収が、低すぎるから
- 人間関係に、疲れたから
- 残業が多くて、プライベートの時間がとれない
など。
転職理由を理解していないため、転職理由の明確化を難しくしています。
先ほどの例はすべて退職理由です。
退職理由と転職理由が区別できていない方がとても多いです。
区別の仕方は実は簡単です。
過去のことは退職理由で、未来のことは転職理由なんです。
【採用担当解説】転職理由と退職理由はどう違うのか?【知らないと恥をかく】
あなたが転職理由と考えていたこと、実は退職理由だったなんてことありませんか?
でも大丈夫です。
転職活動のノウハウはかなり確立されています。
それさえ知っていれば、あとは実行あるのみです。
これからが転職理由を作成するまでの方法についてです。
やることはとても簡単で誰でもできます。
【採用担当が徹底解説!】転職理由を明確にする3つの方法を【簡単に】マニュアル化!
転職理由を明確にするには、まず今までのあなたを振り返ろう

転職活動では、キャリアの棚卸しをすることがとても効果的です。
キャリアの棚卸しとは、今までのあなたを振り返ることです。
どんな仕事をどれぐらいの期間、どこで、どれだけ実績をあげたかを表にすることです。
あなたの年表と考えて頂いて良いと思います。
上図のようなイメージで、作ってみるととても分かりやすいです。
簡単に、表の説明をします。
縦は過去から現在までの時間軸になります。
行が若い(上)ほど古い経歴、下の行に行くにつれて、新しくなっていきます。
大区分としては、会社ごとに経歴1、経歴2と区切ることで見やすくします。
列の項目としては、基本的には下記でいいですが、好みによって増やして下さい。
例えば、筆者は期間の列を増やして、いつその仕事をしたかわかるようにしています。
| 項目 | 説明 |
| ①勤務先・職種 | 勤務先・職種を書きます |
| ②職務 | 職務を書きます |
| ③実績 | 実績はできるだけ定量的に例えば「売り上げ○○円」などと数字を出して書きます |
| ④自己評価・満足度 | ③に対する自己評価・満足度を書きます |
| ⑤理由 | ④の理由を書きます |
| ⑥変動可能性 | 転職によって変わることを書きます |
これで、あなたの過去から現在までの職務経歴がリストアップされたことになります。
きちんとキャリアの棚卸しをしておくことで、職務経歴書の作成が楽になり、なおかつ、良いものが出来ます。
次は、あなたのキャリアビジョンです。
将来の行を埋めることで、あなたのキャリアビジョンが見える化されます。
このように整理していくことで、キャリアの棚卸しが完成します。
キャリアの棚卸しをしっかり行うことによる効果は、計り知れません。
職務経歴書作成が楽に書けるのも、メリットです。
さらに、転職理由が深堀りされるのも大きな効果と言えます。
【採用担当が徹底解説!】転職理由をなぜなぜ分析で深掘りしよう!
職務経歴を書き出す作業は面倒ですが、決して難しいことではありません。
あなたが経験したことを書きだすだけですから。
出来上がったキャリアの棚卸しシートは職務経歴はもちろんのこと、転職理由も明確に書かれたものになります。結果として、転職活動では大きな武器になります。
キャリアの棚卸しでは、純粋にあなたの職務経歴を良いことも悪いことも書き出しましょう。書類選考には使われないので、ある意味気楽でよいです。
キャリアの棚卸しでは、あなたの得意、不得意が見えてくるメリットがあります。
不得意分野には、応募しないですむので、効率的です。
転職活動では、他人から評価されていることを転職軸とすると良い結果になります。
自己評価は、意外と難しいものです。
そのため、頭で考えるよりも、キャリアの棚卸し作業でリストアップしましょう。
もちろん、上司や同僚から誉められたエピソードなんかも書くべきです。
そうやって書いていくと、あなたの進むべき道「転職の軸」が明確になります。
不思議と。
誰でも簡単にできる転職理由を明確にする方法とは?

先程のJAC Recruitment のオリジナルシートは、とても良く出来たキャリアの棚卸しテンプレートです。
この転職エージェントに登録すると、キャリアの棚卸しの添削も行ってもらえます。
職務経歴書の添削を行う転職エージェントは多いですが、キャリアの棚卸しから支援するところは、実はあまりありません。
転職理由に自信がない方ももちろん相談可能です。
転職活動で不安に思っていること、疑問に思っていることのアドバイスをもらえるのでとても助かります。
それは私の実感で転職エージェントなしでは転職は難しかったと思います。
JAC Recruitment
- 満足度の低い項目は転職により解決できそうか?
- 満足度の高い項目は現在の会社で伸ばせそうか?
をチェックしていきます。
現在は満足していないけど、転職によってその不満を解消できそうな項目がまさに転職理由の核となります。
キャリアの棚卸しという手順が決まっている方法を使って、転職理由を明確にする。
これこそ誰でも簡単にできる転職理由を明確にする方法だと言えるでしょう。
もちろん転職理由は意外と簡単に作れるって本当?に書かれている方法でも転職理由の明確化は可能です。
あなたにとって、やりやすい方法で試してください。
転職活動をする前に転職エージェントにキャリア相談してみるのは、全然アリです。
転職理由が明確にならない場合は、担当コンサルタントと話すことであなたの強みや弱みがわかってきます。
なのでまずは行動しましょう。
転職エージェントよりも、キャリアコーチングを利用する方法もあります。
キャリアコーチングは、転職理由の明確化に重点を置いています。
転職理由を一からサポートしてもらいたい方向けです。
ただし、転職エージェントと違って、求人紹介はできない仕組みになっています。
【採用担当が断言!】キャリアアップコーチングを使って転職の軸を明確にしよう!



