
面接で退職理由を聞かれたとき、どうしても言い訳っぽくなってしまう…。どう伝えれば面接官に納得してもらえるんだろう?
こういった疑問に、CEOで現役採用担当の筆者がお答えします。
こんにちは、CowBoyです。CEOと現役採用担当をやっています。
転職活動の面接を前にして、「ネガティブな退職理由をどう誤魔化して伝えようか」と頭を抱えていませんか?
実は、面接官が選考において本当に知りたいのは「過去の不満(退職理由)」ではなく、「未来へのビジョン(転職理由)」です。多くの求職者が退職理由を取り繕うことに必死になるあまり、最も重要な転職理由のアピールが弱くなってしまい、結果的にお見送りになってしまうケースが後を絶ちません。採用側の視点を正しく理解し、2つの理由のバランスを最適化することが内定獲得の絶対条件となります。
本記事では、採用担当の視点から、退職理由よりも転職理由が重要視されるリアルな裏事情と、面接官の心を掴む具体的な伝え方のテクニックを徹底解説します。
転職活動の方向性に迷わないよう、まずは以下の記事で「転職活動ロードマップ」の全体像を確認しておくのがおすすめです。
▼ 転職活動の始め方ロードマップ「7つの簡単な手順」はこちら
先日、こんなツイートをしました。
転職理由を伝える際には、具体的かつ明確に伝えることが重要。退職理由を伝える際には、ネガティブな要素を避けつつ、前向きな理由を強調。退職理由と転職理由のバランスを取ることも重要。面接官は、転職理由を聞きたがっている。退職理由を長々と話して、オウンゴールとならないように注意。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) October 5, 2024
転職理由を伝える際には、具体的かつ明確に伝えることが重要。退職理由を伝える際には、ネガティブな要素を避けつつ、前向きな理由を強調。退職理由と転職理由のバランスを取ることも重要。面接官は、転職理由を聞きたがっている。退職理由を長々と話して、オウンゴールとならないように注意。
- なぜ退職理由よりも転職理由が重要なのかがわかる。
- 転職理由を効果的に伝える方法がわかる。
- 退職理由と転職理由のバランスの取り方がわかる。
- 転職活動を成功させるためのポイントがわかる。
- 筆者は、「CEO」かつ「現役採用担当者」で、数多くの転職面接や書類選考の現場を熟知しています。
- 企業側として、転職エージェントと契約し、求人を依頼しています。当然、転職エージェントのビジネスモデルも把握しています。
- 自らも3回の転職を経験し、50社以上の転職サービスを使い倒してきた実体験があります。
- 転職活動を通して、大手メディアが隠す「本音」の転職活動ロードマップを公開しています。
- 採用側と転職経験の両視点を持つ実体験が、この記事の根拠です。
記事構成は、以下の目次のとおりです。まずは全体像をご確認ください。
それでは、採用担当と転職経験の両視点から一つずつ詳しく解説します。
転職理由が重要な理由

転職理由が重要である理由は、採用担当者が求職者の将来のビジョンや意欲を知りたいからです。退職理由は過去の出来事に焦点を当てていますが、転職理由は未来に向けた意欲や目標を示しています。採用担当者は、求職者がどのようなキャリアを築きたいのか、どのようなスキルを身につけたいのかを知ることで、その企業での適性や長期的な貢献度を判断します。
【CEO&現役採用担当の本音】転職理由を本音で話すのは当然のことか?
退職理由の伝え方

退職理由を伝える際には、ネガティブな要素を避けることが重要です。例えば、前職の上司や同僚とのトラブル、給与や待遇への不満などは避けるべきです。代わりに、前向きな理由を強調しましょう。例えば、「新しいスキルを身につけたい」「キャリアアップを目指したい」「新しい業界に挑戦したい」などの理由を伝えることで、ポジティブな印象を与えることができます。
【CEO&採用担当が直伝】退職理由を最強の転職理由に変える裏技
転職理由の伝え方

転職理由を伝える際には、具体的かつ明確に伝えることが重要です。以下のポイントを押さえて、転職理由を効果的に伝えましょう。
【採用担当が解説】転職面接で転職理由を聞かれたときはどうするの?【退職理由は軽めに】
企業の魅力を具体的に伝える
応募する企業の魅力を具体的に伝えることで、採用担当者に対して強い意欲を示すことができます。例えば、「御社の〇〇事業に興味があり、その分野での経験を活かしたい」「御社の企業文化に共感し、長期的に働きたい」など、具体的な理由を挙げることで、採用担当者に対して真剣さをアピールできます。
【CEO&採用担当が解説】退職理由・転職理由・志望動機に一貫性を持たせる手順
自分のスキルや経験をアピールする
転職理由を伝える際には、自分のスキルや経験をアピールすることも重要です。例えば、「前職で培った〇〇のスキルを活かし、御社でさらに成長したい」「〇〇のプロジェクトでの経験を活かし、御社の〇〇事業に貢献したい」など、自分の強みを具体的に伝えることで、採用担当者に対して自信を持ってアピールできます。
【CEO&採用担当が教える】転職理由はスキルアップでよいのだろうか?
将来のビジョンを示す
転職理由を伝える際には、将来のビジョンを示すことも重要です。例えば、「御社で〇〇の分野で専門性を高め、将来的には〇〇のポジションを目指したい」「御社の〇〇事業に貢献し、将来的にはリーダーシップを発揮したい」など、具体的なビジョンを示すことで、採用担当者に対して長期的な意欲をアピールできます。
退職理由と転職理由のバランス

退職理由と転職理由のバランスを取ることも重要です。退職理由を伝える際には、ネガティブな要素を避けつつ、前向きな理由を強調しましょう。そして、転職理由を具体的かつ明確に伝えることで、採用担当者に対してポジティブな印象を与えることができます。
面接官の質問に対する注意点

面接官によっては、転職理由を遠回しに聞く場合があります。その際には、退職理由を答えなくても大丈夫です。転職理由を答えることで、面接官に対して自分の意欲や将来のビジョンを伝えることができます。結局のところ、面接官が知りたいのは「自社でどれだけ貢献してくれるのか?」という点です。転職理由をしっかりと伝えることで、面接官に対してポジティブな印象を与えることができます。
転職理由の具体例

転職理由を具体的に伝えるためには、以下のような具体例を参考にすると良いでしょう。
キャリアアップを目指す
「前職では〇〇の業務を担当していましたが、さらに専門性を高めるために御社での〇〇のポジションに挑戦したいと考えています。御社の〇〇事業は業界でも高い評価を受けており、その中で自分のスキルを活かし、成長していきたいと考えています。」
新しいスキルを身につけたい
「前職では〇〇のスキルを身につけましたが、御社での〇〇の業務を通じて新しいスキルを身につけたいと考えています。御社の〇〇事業は最新の技術を取り入れており、その中で自分のスキルをさらに磨きたいと考えています。」
企業文化に共感する
「御社の企業文化に共感し、長期的に働きたいと考えています。前職では〇〇の業務を担当していましたが、御社の〇〇事業に携わることで、自分のスキルを活かしつつ、企業の成長に貢献したいと考えています。」
転職活動の成功ポイント

転職活動を成功させるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
自己分析を徹底する
転職理由を明確にするためには、自己分析を徹底することが重要です。自分のスキルや経験、将来のビジョンを整理し、どのようなキャリアを築きたいのかを明確にしましょう。
【採用担当解説】キャリアの棚卸しで強みを見つける方法と転職で評価されるスキル
企業研究を行う
応募する企業の研究を行い、企業の魅力や求めるスキルを把握することが重要です。企業のウェブサイトや口コミサイトを活用して、企業の文化や働き方、評価などを確認しましょう。
企業研究は以下よりどうぞ。
業界研究は以下よりどうぞ。
ネットワーキングを活用する
転職サイトだけでなく、SNSや業界のイベントなどを活用してネットワーキングを広げることも有効です。人脈を通じて求人情報を得ることができる場合もあります。
【CEO&現役採用担当が断言】転職活動を有利に進めるネットワーキング活用法
フィードバックを受け入れる
応募した企業からのフィードバックを受け入れ、改善点を見つけることも大切です。次の応募に活かすことで、成功の確率を高めることができます。
転職エージェントの活用

転職エージェントを活用することで、転職活動がよりスムーズに進むことがあります。エージェントは求職者のスキルや経験に基づいて適切な求人を紹介し、企業との交渉や面接の調整を行ってくれます。また、エージェントは企業の内部情報や選考基準を把握していることが多く、求職者に対して具体的なアドバイスを提供することができます。
エージェントの選び方
転職エージェントを選ぶ際には、自分の希望やスキルに合ったエージェントを選ぶことが重要です。エージェントの評判や実績を確認し、自分に合ったサポートを提供してくれるエージェントを選びましょう。また、エージェントとのコミュニケーションがスムーズに行えるかも重要なポイントです。信頼できるエージェントを見つけることで、転職活動がより効果的に進むでしょう。
【採用担当が解説】誰にでもできる転職エージェントの選び方とは【たった一つ】
エージェントの活用方法
転職エージェントを活用する際には、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
自己分析を行う
エージェントに相談する前に、自分のスキルや経験、希望するキャリアパスを明確にしておきましょう。自己分析を行うことで、エージェントに対して具体的な要望を伝えることができます。
積極的にコミュニケーションを取る
エージェントとのコミュニケーションを積極的に行いましょう。定期的に進捗状況を確認し、必要な情報を提供することで、エージェントがより適切な求人を紹介してくれる可能性が高まります。
【CEO&採用担当直伝】転職エージェントの求人紹介数を増やす3つの簡単な方法
フィードバックを受け入れる
エージェントからのフィードバックを受け入れ、改善点を見つけることも大切です。エージェントは企業の選考基準や求めるスキルを把握しているため、具体的なアドバイスを提供してくれます。フィードバックを活かして、次の応募に向けて準備を整えましょう。
複数のエージェントを利用する
一つのエージェントに頼るのではなく、複数のエージェントを利用することで、より多くの求人情報を得ることができます。異なるエージェントが異なる求人を紹介してくれるため、選択肢が広がります。
【CEO&採用担当が警告】転職エージェントは複数社利用が基本です【注意点あり】
転職活動の心構え

転職活動を成功させるためには、以下の心構えを持つことが重要です。
ポジティブな姿勢を持つ
転職活動は時にストレスがかかることもありますが、ポジティブな姿勢を持つことが大切です。前向きな気持ちで取り組むことで、面接や選考の際にも良い印象を与えることができます。
【CEO&現役採用担当が解説】転職活動は自分のペースで!疲れた時のストレス対策
継続的な努力を惜しまない
転職活動は一朝一夕で成功するものではありません。継続的な努力を惜しまず、求人情報のチェックや応募書類の作成、面接の準備を怠らないようにしましょう。
自己成長を意識する
転職活動を通じて自己成長を意識することも重要です。新しいスキルを身につけたり、自己分析を行ったりすることで、自分自身の成長を実感できるでしょう。
【採用担当が解説】転職活動では、自己投資を惜しまないようにしよう
サポートを受け入れる
転職活動は一人で行うものではありません。家族や友人、エージェントなどからのサポートを受け入れ、助けを借りることで、転職活動がよりスムーズに進むでしょう。
まとめ:退職理由よりも転職理由が重要な訳

転職活動において、退職理由よりも転職理由が重要である理由を解説しました。採用担当者は、求職者の将来のビジョンや意欲を知りたいと考えています。転職理由を具体的かつ明確に伝えることで、採用担当者に対して強い意欲を示し、転職活動を成功させるためのポイントを押さえましょう。転職理由をしっかりと伝えることで、採用担当者に対してポジティブな印象を与え、転職活動をスムーズに進めることができます。
また、転職エージェントを活用することで、転職活動がより効果的に進むことがあります。エージェントの選び方や活用方法を押さえ、自己分析や企業研究を徹底することで、転職活動を成功させるための準備を整えましょう。ポジティブな姿勢を持ち、継続的な努力を惜しまず、理想のキャリアを築くことができるでしょう。
転職理由を明確にすることは、単なる面接対策ではなく、あなたの「転職の軸」を立て直すための最初のステップです。この軸が固まって初めて、次のステップである「転職サイトを使った市場マーケティング」で、自分がどの求人に狙いを定めるべきかがハッキリと見えてきます。
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