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【採用担当が解説】55歳で転職はできるか?年齢の厳しい壁とは?

【採用担当が解説】55歳で転職はできるか?年齢の厳しい壁とは? 転職ノウハウ
転職ノウハウ
この記事は約11分で読めます。

 

 

55歳で転職したいと考えている人「55歳になり定年が近づいてきているが、転職してもう一花咲かせたい。55歳の転職は簡単でないのはわかっているが、失敗しないためのポイントをぜひ知りたい。55歳におすすめの転職エージェントを知りたい。」

 

上記の疑問・お悩みにお答えします。

 

リクルートエージェント 非公開求人20万件保有しているので、幅広く年齢層もカバーしている。
JAC Recruitment 管理職求人に強い転職エージェント。登録者も40歳代以上も多い。
レバテックキャリア ITエンジニア特化した転職エージェント。エンジニアであれば、スキル第一なので、良い求人を紹介してくれる可能性も大きい。
MS-Japan 経理、総務などの管理職向けの転職エージェント。業界ではトップクラスの求人数。
ビズリーチ エグゼクティブ向け転職サイト。年齢は関係なく、役員経験者であれば、かなりのオファーが来る。
リクルートダイレクトスカウト エグゼクティブ向け転職サイト。ビズリーチよりは知名度が低いが、リクルートが運営しているので、求人の質はとても高い。

 

先ほど、こんなツイートをしました。

 

 

55歳で転職を考える方の多くは役職定年が影響している。

55歳で転職する場合は多くの場合、年収ダウンしてしまうこともあるが、何よりも生涯現役の方がこれからは重要だと思う。

55歳転職で失敗しないためには、これまでのキャリアを活かした転職から考えること。

改めてキャリアの棚卸しが重要。

 

ちなみに筆者は採用担当であり、転職経験も3回ほどあります。

数多くの転職面接を行っています。年齢関係なく、55歳でも採用され、活躍している方は少なくないです。

 

経験の豊富さが求められる職種ではむしろ年齢層は高めでした。

採用担当経験をふまえて、55歳転職で失敗しないためのポイントも書きたいと思います。

 

記事構成は以下の通りです。

11分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。

 

  • 55歳で転職はできるか?年齢の厳しい壁【キャリアの棚卸しで解決】
  • 55歳で転職するための3つのポイント
  • 55歳で転職するおすすめの転職エージェント【行動しないと始まらない】

 

では一つずつ解説します。

 

 

55歳で転職はできるか?年齢の厳しい壁【キャリアの棚卸しで解決】

55歳で転職はできるか?年齢の厳しい壁【キャリアの棚卸しで解決】

 

結論「55歳で転職するのは年齢的に厳しいが、キャリアの棚卸しをすることで解決できる」

 

55歳で転職を考える方の多くは、役職定年制が影響しているようです。

管理職から外されるため、働くモティベーションが低下してしまうのです。

 

管理職から外されてしまうと、やるきがなくなってしまい、それで転職を考えだすのではないでしょうか?

しかし、ちょっと待ってください。今は、副業という働き方もあります。

【転職と仕事】副業の進め方【ブログ立ち上げの手順から解説】

 

 

あなたには「転職するだけの市場価値」がありますか?

これを検証してから動き出しても、遅くはありません。

 

それを確認するために効果的なのはキャリアの棚卸しです。

55歳ならではの豊富な経験を棚卸ししてみるだけでも、今までやったことの気づきにもなります。

 

キャリアの棚卸しのやり方は別記事に書いてありますので、そちらをご一読ください。

テンプレ付きですので、とても参考になるはず。

【採用担当が解説】キャリアの棚卸しを簡単に行う手順をマニュアル化

 

55歳で転職するためには、年齢による厳しい壁を突破する必要があります。

そのためには大変な手間がかかりますが、唯一の方法が「キャリアの棚卸し」です。

 

キャリアの棚卸しを行うことで、わかる主なことは以下です。

 

  • あなたの強み・弱み
  • 転職理由
  • キャリアプラン

 

さらに、職務経歴書の下書きともなりますので、キャリアの見える化ができます。

完成度が高ければ高いほど、職務経歴書の作成には時間はほとんどかかりません。

 

転職を成功させるためには「自分を知ること」がとても大事です。

強みを活かした転職をすべきであり、弱点を補うための転職は間違っています。

 

転職面接では、求人とのマッチング度合いが全てです。

逆に言えば、マッチング度合いが100%に近ければ、年齢はネックになりません。

 

これは、採用担当経験者として断言できます。

 

55歳で転職するには「マッチング度合いの高い求人を見つけること」につきます。

 

 

55歳で転職するための3つのポイント

55歳で転職するための3つのポイント

 

結論「55歳で転職するには、キャリアを最大限生かすことを考え、生涯現役を採用担当に示し、転職理由を前向きに話そう」

 

55歳でもマッチングが全てなので、キャリアを活かせる転職を考える

 

先ほども言いましたが、転職はマッチングが全てです。

55歳での転職でも同じです。

 

マッチング度合いが高い求人であれば、内定率はおのずと高くなります。

逆に自らやりたい仕事であったとしても、マッチングしていなければ、内定獲得は難しいでしょう。

 

求人選定する際にあなたのキャリアと求人側が求めている人物像とでは、少なくともギャップがあります。

そのギャップを埋めることができれば、55歳転職であろうが57歳であろうが怖いものなしです。

 

求人とのマッチング度合いをはかるために、キャリアの棚卸しがとても効果的だということをお話しさせていただきました。

ただあなた一人だけで転職活動をすると、キャリアを客観的に評価できません。

 

そんなときに頼りになるのが、転職エージェントです。

転職エージェントを使えば、担当コンサルタントから転職に関する様々なアドバイスをもらえます。

 

それと同時にあなたのキャリアにマッチングする求人を紹介してくれます。

55歳の転職ですから、紹介求人数という点で厳しいのは否めません。

 

しかし転職エージェントから、もし求人紹介があったとしたら、直接応募に比べるとかなり高い確率で内定できます。

それは、あなたを企業に転職エージェントから「推薦状」つきで応募していることによります。

 

直接応募では「添え状」を付けますが、企業にとっては「どこの誰かわからない人」なので、転職エージェントの推薦がある方がどうしても優先になるのです。

気の利いたコンサルタントであれば、推薦状を送った後に企業に補足の電話を入れて、面接の約束まで取り付けることもできます。

 

このように自力でキャリアの活かせる求人を探すのは、結構難しいです。

 

55歳の転職では、転職エージェントの利用は必須と考えてください。

 

55歳で転職するからには「生涯現役で働きたい」ことを示す

 

人生100年時代が到来しようとしている昨今は、ライフプランをしっかり考える必要があります。

年金があてにならないなら、生涯現役で働くことも視野に入れましょう。

 

そのためにも、今まで培ったスキルが活かせる働きがいのある転職を55歳ではすべきです。

55歳は昭和時代では定年の年齢でしたが、今は違います。

 

人生の折り返し点であり、これからまだまだ働ける年齢です。

例えばITエンジニアであれば、生涯できる仕事でしょう。

 

体力的に衰えるのは仕方がないので、在宅勤務可能な転職を選択することもおすすめです。

企業では55歳で採用しても、5年くらいで辞められたらペイしないと思われています。

 

逆に言えば「生涯現役で勤めるつもり」であることを会社に意思表示することが、選考でのアドバンテージともなります。

その一言を言えるかどうかで選考結果が決まったりしますので、転職面接は気を付けて対応しましょう。

 

55歳の転職面接では特に転職理由を前向きに話そう

 

55歳の転職に限らず、転職理由は転職活動でも最も重要なファクターです。

これが明確になっていないと、転職活動を始めるべきではありません。

 

ところで転職理由と言われて、どういうことを思いつきますか?

以下のようなことは実は退職理由であり、転職理由ではないのです。

 

転職理由と退職理由の違いを認識置く必要があります。

 

  • 年収が低すぎる
  • 管理職じゃなくなったので、やる気が出ない
  • 年下の上司と合うわけがない
  • 後輩社員に今までのスキルを教える気にもなれず、孤独感を感じる

 

【採用担当解説】転職理由と退職理由はどう違うのか?【知らないと恥をかく】

 

転職理由を正しく理解していれば、転職面接で前向きに話すことはむしろ当たり前なのです。

あえてここで書いているのは、それでも転職面接の場で転職理由を質問すると前職の不平不満を回答される求職者が実に多いからです。

 

もちろん、この段階で採用されることはなくなります。

転職理由をきちんと前向きに話せることは、55歳転職では特に必要と言えます。

 

年齢が年齢ですから「気難しいんじゃないか?」と勘ぐられてしまいます。

それはあまりにも転職面接では不利になります。

 

転職活動では戦略的に考えることも必要です。

転職面接で普段の自分よりも良く見えるように演じることも戦略のうちです。

 

55歳の転職では頭を使い、転職面接のストーリーもあらかじめ練っておきましょう。

求人によって質問されることは決まっています。

 

転職エージェント推薦の応募であれば、その情報があらかじめ入手可能です。

直接応募の場合は、質問は推定するしかないです。

 

戦う前から情報戦で負ける直接応募のような転職方法は使わないことです。

転職も情報戦ですから、事前にどれだけ正しい情報を入手しているかが選考結果に影響します。

 

 

55歳で転職するおすすめの転職エージェント【行動しないと始まらない】

55歳で転職するおすすめの転職エージェント【行動しないと始まらない】

 

55歳で転職するおすすめの転職エージェントを下記に示します。

求人は豊富にありますが、転職エージェントによって違いますので、少しでも可能性があるものは登録しておくのが良いです。

 

アンテナを張ることにより、求人紹介される機会が少しでも増えることが目的です。

求人紹介されたら、転職面接を辞退するのはよほどのことがない限り辞めましょう。

 

求人や会社の調査は 転職会議会社四季報 2024年4集 秋号 をよく読むことで、並行して進めていただいて構いません。

最終的に内定辞退すればよいのですから、積極的に応募していきましょう。

 

30代~40代の転職よりも、55歳求人数は少なくなっています。

妥協可能な希望条件もあらかじめ決めておいてください。

 

たとえば、勤務地は問わないとかです。

それでもハローワークや転職サイトを使うよりは良い転職ができるのが、転職エージェントです。

 

あとはあなたの行動次第です。

 

転職も仕事も同じですが、行動的な人の方が結局は失敗しません。

行動量が多い人は失敗から学ぶから、最終的には成功するんです。

 

1件の求人応募だけで内定獲得できればいいですが、それよりも数多く応募することです。

そのためには「良質の求人を保有する転職エージェントを使い倒すこと」これにつきます。

 

繰り返します。

 

あなたが行動しないと、何も始まりません。

行動こそが、転職が成功するか失敗するかの全てです。

 

リクルートエージェント 非公開求人20万件保有しているので、幅広く年齢層もカバーしている。
JAC Recruitment 管理職求人に強い転職エージェント。登録者も40歳代以上も多い。
レバテックキャリア ITエンジニア特化した転職エージェント。エンジニアであれば、スキル第一なので、良い求人を紹介してくれる可能性も大きい。
MS-Japan 経理、総務などの管理職向けの転職エージェント。業界ではトップクラスの求人数。
ビズリーチ エグゼクティブ向け転職サイト。年齢は関係なく、役員経験者であれば、かなりのオファーが来る。
リクルートダイレクトスカウト エグゼクティブ向け転職サイト。ビズリーチよりは知名度が低いが、リクルートが運営しているので、求人の質はとても高い。

 

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