一昔前では厳しかった40代以上の転職ですが、人材不足により、今は大幅に改善されています。転職活動で登録しておきたい転職サイトを3つ選んでみました。ご参考になさってください。
BIZREACH(ビズリーチ)
ハイクラス求人に特化した転職サイト
転職サイトの中でも、異彩を放っているのが、この【ビズリーチ】です。
CMでおなじみの方も多いと思います。
転職サイトとは言え、ヘッドハンティング型に近い運営方式をとっています。
もちろん普通の転職サイトのように、求人検索して応募することも可能です。
ビズリーチの価値はヘッドハンターによる非公開求人オファーでしょう。
料金
通常の転職サイトや転職エージェントは利用料は無料なのですが、このサイトに関しては有料となっています。
月間で2980円ほどですが、なぜビズリーチは有料としているのでしょう?
それはやはりビジネスモデルに関係しています。
企業ですから、全て理由があるわけです。
転職サイトと比べることでわかりやすくしてみましょう。
転職サイトのビジネスモデル
転職サイトのビジネスモデルを図にしてみました。
転職サイトは求人掲載料を受け取り、求人として掲載しています。
掲載料を高く出せる企業については、転職サイトも目立つ場所に掲載します。
場所もそうですが、面積的にも大きくとっています。
一方、掲載料が安い企業の場合は、目立つ場所には掲載されませんし、面積的にも小さいです。
新聞広告をイメージして頂ければ、わかりやすいと思います。
なので、転職サイトに登録しているあなたから見ると、掲載料が高い求人は見つけやすいが、そうでない求人は見逃しやすい傾向にあります。
それは、転職サイトにとって、顧客は企業だからです。
ビズリーチのビジネスモデル
ビズリーチは登録者もお客様扱いにするため、お金を取ります。
ビズリーチは求職者、採用企業、人材紹介会社の全てから料金を頂いています。
そのため、一般の転職サイトに比べて、あなたは平等に扱われるわけです。
どうしても、企業ファーストとなりがちな、ビジネスモデルを改善した仕組みと言えるでしょう。
確かにあなたの金銭的な負担は増えるかもしれません。
転職サイトにしろ、転職エージェントにしろ、高い料金を支払う企業優先にどうしてもなってしまいますよね。
あなたは無料で利用しているのですから。
あなたが企業と同等の立場になるということなのです。
CAREERCARVER(キャリアカーバー)
仕組みはもっとシンプルです。
有料プランは存在せず、通常の転職サイトと同じ全て無料で利用できます。
ヘッドハンターによるスカウトがメインの転職サイトですので、ヘッドハンターの能力を見極める必要があります。
転職エージェントでもそうですが、担当コンサルタントの力量次第で、うまくいくものも失敗してしまいます。
下記のようなヘッドハンターにあたったら、関わらず無視しましょう。
- メールのレスポンスが24時間以内に返ってこない
- 求人情報を深く知らない、その業界に詳しくない
- スカウトしたにも関わらず、どの部分がマッチングしたのか答えられない
上記は最近、私が出会ったコンサルタントがまさにそうでした。
職務のことを聞いても、答えられない、マッチングポイントを聞いても黙ってるんです。
どう考えても同じ文面で色々な人に送っている人なんだなと思いました。
ヘッドハンターは殆どそんな新人のような人はいないと思います。
ですが、優れたヘッドハンター、そうでない人がいるのは事実です。
CAREERCARVER
選択肢を広げるために登録するのは、必須だと思います。
ただし年収600万円以下の方は、登録しても求人紹介がない可能性もあります。
あなたの年収で登録するかどうかを決めてください。
エグゼクティブのあなたは登録した方が断然お得です。
CAREERCARVER


JAC Recruitment
業界ベストスリーに入る転職支援サービスです。
特徴としては、ハイクラス求人に特化しているということでしょう。
ビズリーチ、キャリアカーバーは転職サイトですが、JAC Recruitment は転職エージェントですので、登録するとあなたに専任のコンサルタントがつきます。
基本的に転職成功するまで、コンサルタントが全面的にサポートしてくれます。
書類添削、面接対策はもちろん、面接日程調整や待遇交渉も行います。
紹介される求人は800万円以上のものが中心ですので、現年収が600万円くらいの方は年収アップするチャンスです。
キャリアの棚卸しをしっかり行う効果とは?に書いたように転職理由を明確にすることによって、あなたの未来を描くことが大事です。
転職することは手段に過ぎないのです。
何をやりたいかが重要です。
職務経歴書はキャリアの棚卸しの後で!に書いたように職務経歴書を作成する前にやることがあります。
添削してもらうには、見せても恥ずかしくないレベルくらいまでには、自分で作っておきましょう。