転職エージェントの掛け持ちで悩んでいる人「転職エージェントは掛け持ちした方がいいのだろうか?そもそも転職エージェントを掛け持ちしている事実を伝えた方が良いのだろうか?転職エージェントを掛け持ちしすぎると、スケジュール管理が大変になりそう。適切な転職エージェントの掛け持ちは何社程度か?」
上記の疑問・お悩みにお答えします。
先ほど、こんなツイートをしました。
転職エージェントの掛け持ちをしても良いのか疑問に思っている方がいるが、問題ない。掛け持ちをしていることを転職エージェントには隠さずに話すこと。それが一番。求人や面接日程が被ったりしたときの言い訳が簡単。転職エージェントも、掛け持ちされているところに負けまいとあなたをサポートする。
— CowBoy (@cowboy19620626) March 12, 2021
転職エージェントの掛け持ちをしても良いのか疑問に思っている方がいるが、問題ない。掛け持ちをしていることを転職エージェントには隠さずに話すこと。それが一番。求人や面接日程が被ったりしたときの言い訳が簡単。転職エージェントも、掛け持ちされているところに負けまいとあなたをサポートする。
ちなみに筆者は採用担当経験として、多くの書類選考や転職面接を行っています。
企業として、複数の転職エージェントに求人を依頼し、人材を紹介してもらった経験があります。
さらに求職者として、転職経験も3回ほどあり、50社近くの転職エージェントと転職サイトを使ってきました。
採用担当経験と転職経験からこの記事を書きたいと思っています。
記事構成は以下の通りです。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 転職エージェントはなぜ掛け持ちした方がいいのか?【2つの理由】
- 転職エージェントには掛け持ちしていることを話すこと
- 転職エージェントの掛け持ちは何社程度が適当か?
では一つずつ解説します。
転職エージェントはなぜ掛け持ちした方がいいのか?【2つの理由】
結論「優れたコンサルタントに出会うため、優良求人に出会うため、この二点が転職エージェントを掛け持ちする理由」
転職エージェントは複数利用が基本でも書きましたが、転職エージェントの掛け持ちは求職者の間ではもはや常識になりつつあります。
本記事では、重要なところだけを深掘りしていきたいと思います。
転職エージェントを掛け持ちする理由は二つあります。
- 優れたコンサルタントに出会うため
- マッチングが優れた求人に出会うため
転職エージェントの掛け持ちは、優れたコンサルタントに出会うため
転職エージェントはリクルートエージェントやdodaが優れているとかの転職エージェント名で選ぶことはできません。
大手転職エージェントに優れたコンサルタントがいる確率は高いですが、それはあくまでも確率です。
最も重要なのはあなたの担当コンサルタントが有能なのか、無能なのかということです。
無能なコンサルタントにあなたの人生を任せることは、絶対おすすめできません。
あなたと相性ばっちりな有能コンサルタントに出会うためには、それなりに数をこなす必要があります。
転職エージェントを掛け持ちすることで、コンサルタントの対応能力の違いが判ると思います。
同じ転職エージェントで担当者を変えることも、もちろん可能です。
担当者が無能コンサルタントだとわかったら、すぐに変更を依頼しましょう。
あなたのこれからの人生がかかっているのです。
直接、無能コンサルタントに言う必要はありません。
転職エージェントには必ずユーザが苦情を言う窓口があります。
理由を簡潔に書いて、担当コンサルタントの変更を依頼しましょう。
多くの転職エージェントがウェブサイト上から手続き可能です。
以下はリクルートエージェントの依頼フォームです。
転職エージェントの掛け持ちは、マッチングが優れた求人に出会うため
1社よりも2社、2社よりも3社の方がチャンスは広がります。
転職エージェントは企業と求職者をマッチングする仕事だからです。
転職エージェントが保有する求人はそれぞれ違います。
求職者のスキルが同じでも、企業とマッチングできなければ、求人紹介はされません。
出来るだけ多くの求人紹介をしてもらうためには、転職エージェントの掛け持ちが必須となります。
転職エージェントの選び方としては「転職の軸」を基本にしてください。
ITエンジニア志向であれば、IT系求人を数多く取り扱っている
などの転職エージェントを選ぶ方法です。それでも1社だけではマッチングしないのが、転職活動の難しさです。
総合型転職エージェントを数社、特化型転職エージェントを数社掛け持ちすることで、あなたのスキルとマッチングする求人を見極めましょう。
10社も20社も転職エージェントを掛け持ちしていたのでは、求人管理が大変です。
ある程度使ってみて、求人紹介されないところや求人紹介されても「転職の軸」とずれているところは、除外して減らしていってください。
転職エージェントには掛け持ちしていることを話すこと
結論「転職エージェントには掛け持ちしていることを話すことで、ライバル意識を持たせよう」
転職エージェントに掛け持ちしていることを正直に話すことで、転職活動がスムーズにいきます。
メリットは以下の2つです。
- 求人紹介での重複を防げる
- 面接日程調整がうまくいく
転職エージェントの掛け持ちを話すことで、求人紹介重複を防げる
異なる転職エージェントから同じ求人に応募することは禁止されています。
あなたに求人応募についての管理責任がありますが、転職エージェントに掛け持ちを話すことで重複応募ミスを減らしやすいのです。
転職エージェントから「応募したことある求人ですか?」と言われれば、重複応募は限りなくゼロに近くなります。
転職エージェントに掛け持ちの事実を話していないと、マッチングしている求人なのに辞退する理由を問い詰められますしね。
その結果、転職エージェントとあなたとの信頼関係にひびが入り、あなたが気まずくなります。
なので、転職エージェントには正直に掛け持ちしていることを言ってください。
担当コンサルタントは「あの転職エージェントより良い求人を良い条件で、早く転職させるよう頑張ろう」とします。
転職エージェントにとって、他社経由で転職されるのは、何としても避けたいのです。
そのライバル意識をうまく利用しましょう。
優れたコンサルタントを見つけたら、出来るだけ他社で見つけた優良求人が応募できないか聞いてみましょう。
転職エージェントに限らず、転職サイト求人でも転職エージェント推薦求人にすることで、内定率がかなり高くなります。
転職エージェントの掛け持ちを話すことで、面接日程調整がうまくいく
これは言うまでもないですが、面接日程調整において「この日もダメ、この日も」というスタンスの求職者のサポート優先度は後回しになります。
求職者も転職エージェントに対して、早く良い対応をしていく必要があります。
面接日程などは「明日ならいつでも大丈夫です」という求職者であれば、面接日程調整がしやすいですよね。
転職エージェントを掛け持ちしているため、面接が重なっているのであれば、その事実を話せます。
転職エージェントを掛け持ちしていることから話すのでは、信頼関係が崩れやすいです。
面接日程が重なりそうだと正直に話せるので、心理的にも楽です。
そもそも転職エージェントは他社をライバル視しています。
一日でも早く面接日程を入れてくれるでしょう。
無能コンサルタントの場合はそうではないので、有能コンサルタントとの対応の違いをよく見ておいてください。
転職エージェントの掛け持ちは何社程度が適当か?
結論「転職エージェントの掛け持ちは多くても2社に絞る」
転職エージェントの掛け持ちの目的はコンサルタントと求人です。
これが満たせれば、掛け持ちする転職エージェントは減らしていくべきです。
見極めが難しいのは求人です。
無能コンサルタントかどうかは勘でわかると思います。
まずは有能コンサルタントがいる転職エージェントに絞っていきましょう。
無能コンサルタントもすべて担当者変更をし続けて、有能コンサルタントに当たらなかったら、切り捨てるしかないです。
優良な求人は有能コンサルタントだからこそ、紹介可能です。
あなたのスキルを理解できない無能コンサルタントでは、あてになりません。
転職面接、年収交渉の段階に入ると有能コンサルタントかどうかがよりはっきりしてきます。
内定前までには多くても2社程度にまで絞りましょう。
できれば総合型転職エージェントと特化型転職エージェントを1社ずつが理想です。
総合型転職エージェントのコンサルタントは企業との年収交渉や退職交渉のアドバイスに優れています。
特化型転職エージェントは業界知識にとても詳しいので、技術的なことも含めて詳しく知っています。
両社どちらとも使うメリットがあります。
転職エージェントを掛け持ちしている事実は隠さずに、ライバル意識をあおりながら、うまく利用しましょう。
どちらも有能コンサルタントですから、紹介求人も優良なはずです。
あとはどちらがよりあなたの希望条件に近いかです。
無理して1社に絞らずに、2社同時に使ってもよいでしょう。
1社だと求人選択の幅が狭くなります。
転職エージェントの掛け持ちはより良いコンサルタントと求人に出会うためです。それまでは転職エージェントの掛け持ちは続けてください。
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