
社長面接の準備をどうすればいいのか悩む人「一次面接、二次面接を無事通過し、いよいよ社長面接(最終面接)だ。社長面接は顔合わせ程度と思っておいて良いのだろうか?それとも入念な準備が必要なのだろうか?であれば、社長面接で準備すべきポイントを知りたい。今更、あれもこれもは準備できないので、重要なポイントだけ知りたい。」
上記の疑問・お悩みにお答えします。
先日、こんなツイートをしました。
社長面接は一次面接、二次面接と違って、採用決定権を持っている面接なので入念な準備が必要。大企業はともかく、中小企業の社長はキャラが濃いので注意。採用担当で内定を出そうとしても、社長が気に入らずに没になったことは結構ある。もちろん本人のせいではないが。
— CowBoy (@cowboy19620626) March 31, 2021
社長面接は一次面接、二次面接と違って、採用決定権を持っている面接なので入念な準備が必要。大企業はともかく、中小企業の社長はキャラが濃いので注意。採用担当で内定を出そうとしても、社長が気に入らずに没になったことは結構ある。もちろん本人のせいではないが。
本記事を読めば以下のことがわかるようになっています。
- 社長面接で最も重要なことがわかる。
- 社長面接で必ず質問されることがわかる。
とは言っても、何の根拠もなく書いているわけではありません。
この記事には以下の根拠があります。
- 筆者は代表取締役&採用担当者で、数多くの転職面接や書類選考を経験しています。
- 転職経験も3回ほどあり、50社以上の転職エージェントと転職サイトを利用してきました。
- 社長面接を行っている経験がこの記事の根拠です。
- 上記の通り。
記事構成は以下の通りです。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 社長面接は相性が良いかどうかにかかっています【油断大敵】
- 社長面接ではキャリアビジョンを語れるかどうかにかかっています
- 社長面接で入社後の話が出ても決して油断してはいけません
では一つずつ解説します。
社長面接は相性が良いかどうかにかかっています【油断大敵】
結論「社長との相性が良くなければ、内定獲得は難しい」
社長面接は最終面接です。
社長が採用決定権を持っている会社がほとんどです。99%は中小企業ですから。
>>転職の最終面接は「採用決定者による見極めの場」【対策あり】
大企業については取締役クラス以下でも採用決定権を持っています。
大企業の最終面接対策は社長面接と同じ認識で良いです。
>>【代表取締役&採用担当者が教える!】最終面接の対策はたったの2つ?
筆者は社長面接を数多く行っています。
社長面接で内定が出ないことは、結構あります。
その多くの原因はスキルの有無ではなく、相性の問題でした。
採用担当のほとんどが内定だと思っても、社長がOKを出さなければ内定は出ません。
社長は会社経営の責任者です。
社長との相性が合わない人を入社させても、会社の利益にはなりません。
応募者が応募要件を満たしていたとしてもです。
もちろん、応募者は悪くありません。
一次面接で会社との相性を見るのですが、社長面接では社長との相性が見られます。
20代であったとしても、社長はかなり個性的ですから、キャラが合わなければ内定獲得は難しいです。
>>最終面接と一次二次面接との違いは何か?【目的を理解しましょう】
万が一、転職できたとしても、社長とうまくやっていくことは難しいでしょう。
結果として、早期退職してしまうことになるので、社長面接で無理に話を合わそうとしない方が良いでしょう。
社長面接ではキャリアビジョンを語れるかどうかにかかっています
結論「社長面接では3年後、5年後のキャリアビジョンを必ず質問される」
社長との相性が良ければ、一次面接、二次面接を深掘りした質問をされます。代表的な質問は【キャリアビジョン】です。
あなたが中長期的にどうなっていたいかを具体的に語れることが重要です。
3年後、5年後、10年後にどんな職務をどんな立場で行い、どれくらいの実績を出したいかを定量的に語れれば満点です。
キャリアビジョンはキャリアの棚卸し作業の時に完成しているはずです。
社長面接の前に慌てて、準備することではないです。
キャリアの棚卸しがしっかり出来ていない場合は一夜漬けでも構わないので話せるようにしておいてください。
キャリアビジョンを具体的に語ることで、社長は求人票に書かれている職務内容だけではなく「将来は新規事業もできそうだ」と思うかもしれません。
社長は会社を経営している人だということを忘れないことです。
コスト意識も厳しく評価されます。
技術的にできれば「お金はいくらかかっても良い」というのでは、会社は倒産しますからね。
社長面接を受けてみて、あなたがやりたいことと離れているのであれば、それはそれで辞退すれば良いです。会社の経営方針がわかるはずです。
社長面接はお互いがWin-Winでなければなりません。
社長面接で入社後の話が出ても決して油断してはいけません
結論「社長面接で入社後の話がでるのは最終面接だからで、油断禁物」
社長面接は最終面接という位置づけです。
内定に近いことは間違いないので、入社後のことを具体的に話すこともあります。
だからと言って、内定確実だと油断してはいけません。
年収提示があったとしても、内々定ではないです。
社長は「これぐらいの年収しか出せないけどいいよね」と念押ししているにすぎません。なぜなら直接面接したことで「どれぐらい会社に貢献してくれそうかがわかる」から。
もしもあなたの希望年収と大きく乖離している場合は、転職エージェントに年収交渉してもらいましょう。
直接応募の場合は年収交渉は難しいですよね。
高年収の求人が多く、企業と年収交渉を代行してくれる転職エージェントを使った方がずっと便利だし、楽です。
社長面接まで来て、落とされるのは悲しいですよね。
社長面接の唯一の効果的な対策は「社長の性格を調査すること」です。
社長の性格を把握しているのは転職エージェントだけです。
転職エージェントと企業は常に連絡を取り合っています。
転職エージェントは社長の性格も把握しています。
そうじゃないと転職エージェントが企業に営業する上で情報戦に負けてしまい、他社に求人を取られてしまうからです。
転職面接でもっとも難しいのは社長面接です。
転職エージェント推薦で応募することで、有利に転職活動を進めることができます。
>>それでも直接応募を選択しますか?【エージェントは採用の外注化】
社長面接についてももちろんです。
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