
職務経歴書を一生懸命書いているけれど、そもそもちゃんと読まれているのかな?内容には自信があるのに、書類選考で落ちてしまう……。採用担当者に「おっ」と思わせる、見やすい書き方のコツが知りたいです。
こういった疑問に、採用担当の筆者がお答えします。
応募書類の中でも、職務経歴書は「採用担当者に読まれるかどうか」が、最初の大きな壁となります。どれだけ内容が充実していても、一目で「読みにくい」と判断されれば、検討すらしてもらえません。
本記事では、現役の採用担当者である筆者が、人事に書類を最後まで読ませるための「見せ方のテクニック」を具体的に解説します。書類選考で苦戦している方は、ぜひ参考にしてください。
先日、このようなツイートをしました。
職務経歴書は、転職活動でとても重要。中身がしっかり書けていても、採用担当に読んでもらえなければ意味がない。それには、読みやすさが大切だったりする。①表を多用する②フォントを揃える③文字の大きさを揃える。10pt以上④年号を履歴書と揃える。職務経歴書は西暦が普通。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) April 12, 2023
職務経歴書は、転職活動の成否を分ける重要な書類です。読みやすさを高めるためには、①表の多用、②フォントの統一、③適切な文字サイズ(10pt以上)、④西暦への年号統一、といった細かな配慮が欠かせません。
- 採用担当者が思わず目を留める職務経歴書の共通点
- プロが実践している「見せ方」の具体的テクニック
- 効率的に高品質な書類を作成するための便利ツール
- 筆者は現役の採用担当者かつ代表取締役で、数多くの転職面接や書類選考の現場を熟知しています。
- 自らも3回の転職を経験し、50社以上の転職サービスを使い倒してきた実体験があります。
- 採用側と求職側の両視点を持つ実体験が、この記事の根拠です。
記事構成は、以下の目次のとおりです。まずは全体像をご確認ください。
それでは、採用担当の視点から一つずつ詳しく解説します。
採用担当者に「読まれる」職務経歴書の共通点

Web業界や広告業界ではよく言われる「3秒ルール」は、職務経歴書にも当てはまります。採用担当者は、最初の数秒でその書類を詳しく読むかどうかを判断しているからです。
私は長年採用に携わってきましたが、内容が良くても「パッと見で不快」な書類は、残念ながら後回しにされがちです。上の比較画像を見て、あなたはどちらを読みたいと感じますか?
ほとんどの方が、整理された右側の書類を選ぶはずです。ちょっとした余白や、整列へのこだわりが、あなたの「仕事の丁寧さ」を無言で伝えてくれます。
結論として、職務経歴書は「相手へのプレゼン資料」だと考え、右側の例のようにレイアウトを整えるのが正解です。
【採用担当が教える】職務経歴書の書き方で採用担当者が重視するのは?【3項目だけ】
フォント・サイズ・年号を徹底的に揃える

1. フォントの統一(おすすめはゴシック体)
意外と見落としがちなのが、フォントの混在です。コピペを繰り返すと、意図せずフォントが変わってしまうことがあります。
ビジネス文書としては、一貫して同じフォントを使うことが基本です。個人的には、画面越しでも読みやすい「ゴシック体」を推奨しています。フォントが揃っているだけで、一気にプロフェッショナルな印象になります。
2. 文字サイズのルール化
文字サイズも、バラバラではいけません。見出し、本文、名前といった項目ごとに、一定のルールでサイズを固定しましょう。
また、英数字は必ず「半角」に統一してください。ビジネスにおいて全角英数字は、非常に読みにくく、PCスキルを疑われる要因にもなりかねません。一方で、日本語は全角で統一するのが鉄則です。
3. 年号は「西暦」で統一がベスト
履歴書と職務経歴書で、年号が「令和」と「2026年」のように混在していませんか?これは採用担当者にとって、経歴を照らし合わせる際の大きなストレスになります。
基本的には、外資系・国内企業問わず、職務経歴書では西暦を用いるのが一般的です。履歴書も合わせて西暦に統一することで、読み手への最大限の配慮となります。
【簡単】採用担当者に職務経歴書を読んでもらう4つの注意点とは?
【採用担当が解説】職務経歴書の簡単な書き方は、たった一つだけでよい【驚愕の事実】
「表」を多用して視覚的に整理する

職務経歴書で見やすさを劇的に向上させる方法は、表(罫線)を活用することです。箇条書きだけで埋め尽くされた書類は、どこに何が書いてあるのか一瞬で把握できません。
表を使って「期間」「業務内容」「実績」などの項目を区切ることで、視線が迷わなくなります。採用担当者が知りたい情報を探す手間を省くことが、通過率アップへの近道です。
美しいデザインで構成された書類は、自分自身での見直し(添削)もしやすくなるため、結果として内容の質も高まります。
【採用担当が徹底解説!】よくある職務経歴書の誤り3点とは?【客観的実績を書け】
転職エージェントの専用テンプレートを使うのが最短ルート

ここまで「見せ方」について解説しましたが、これらをゼロからWordで作成するのは非常に時間がかかります。最も効率的なのは、転職エージェントが配布している「職種別テンプレート」を活用することです。
プロが作成した型を使えば、デザインに悩む必要はなく、中身の作成に集中できます。また、転職エージェントを経由して応募すれば、担当者があなたの強みを「推薦文」として補足してくれます。
自分一人で完璧な書類を作るのは限界があります。まずはプロのツールを賢く使い、書類選考の通過率を最大化させましょう。

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