職務経歴書は手書きでも良いのか悩んでいる人「求人に応募するときは履歴書と職務経歴書が必要だが、手書きでも良いのか悩んでいる。履歴書は手書き、職務経歴書はパソコンという組み合わせは問題ないのだろうか?」
上記の疑問・お悩みにお答えします。
先ほど、こんなツイートをしました。
職務経歴書は手書きでも良いのか悩んでいる方が少なからずいらっしゃる。答えは業界によって、違う。例えばIT業界で手書きの履歴書、職務経歴書を提出したら、即不採用。逆に医療系は手書きの職務経歴書の方が受けがいい。
— CowBoy (@cowboy19620626) March 17, 2021
職務経歴書は手書きでも良いのか悩んでいる方が少なからずいらっしゃる。答えは業界によって違う。例えばIT業界で手書きの履歴書、職務経歴書を提出したら、即不採用。逆に医療系は手書きの職務経歴書の方が受けがいい。
ちなみに筆者は採用担当経験として、多くの書類選考や転職面接を行っています。
さらに転職経験も3回ほどあり、50社近くの転職エージェントと転職サイトを使ってきました。
特に採用担当経験からこの記事を書きたいと思っています。
記事構成は以下の通りです。
5分ほどで読める記事ですので、しばらくお付き合いください。
- 職務経歴書は手書きでも良いのか?【業界・年齢によって違う】
- 職務経歴書を手書きで書くことのメリット・デメリット
- 【結論】職務経歴書は医療系を除き、パソコンで書くべき
では一つずつ解説します。
職務経歴書は手書きでも良いのか?【業界・年齢によって違う】
結論「業界・年齢で職務経歴書は手書きでも良い場合はある」
職務経歴書を手書きで作成するのは構いませんが、守った方がいいルールがあります。
履歴書・職務経歴書を作成する際、両方とも手書き、もしくは両方ともパソコンのどちらかにしてください。
サイズについても揃えるようにし、履歴書・職務経歴書ともにA4で作成すれば、企業側としても助かります。
同サイズの書類は読みやすいですからね。
職務経歴書は必ずしもパソコンで作成する必要はありません。
むしろ手書きの方が良い求人があるのです。
応募する業界やあなたの年齢によって、手書きの方が有利かどうかは違います。
業界で言えば、医療・介護系の求人に応募する場合は手書きの職務経歴書の方がいいと言われています。
人と接するのが仕事ですから、手書きの職務経歴書から人柄が採用担当者に伝わりやすいです。
それ以外の業界に応募する場合は基本的にパソコンで職務経歴書は作成しましょう。
年齢が40代、50代の方が手書きで職務経歴書を作成するのは、おすすめできません。
「パソコンスキルは問題ないのだろうか?」と思われてしまうからです。
20代、30代の方は恐らく、何も言わずともパソコンで職務経歴書を作成すると思います。
年齢によってパソコンスキルも結構違います。
20代の方はスマホしか使わない方も多いかもしれませんが、転職活動には必要です。
安いパソコンで構いませんので、1台購入をおすすめします。
ExcelやWord,PowerPointなどのOffice系ツールで履歴書・職務経歴書を書くことになります。
MacよりもWindowsを購入した方が無難です。
【公式】 富士通 ノートパソコン FMV LIFEBOOK WAA/J1 (MS Office 2021/Win 11/15.6型/AMD Ryzen 5/16GB/SSD 512GB/スーパーマルチドライブ) AHシリーズ FMVWJ1AA52_AZ
例えばIT業界の企業に応募するのに、手書きの履歴書・職務経歴書を送付するのはアウトと言えます。
パソコンスキルはエンジニアにとって、基本中の基本です。
手書きで職務経歴書を作成してくる応募者は、とても珍しく目立ちます。
字が丁寧できれいに書かれていれば、手書きの職務経歴書を作成しても良いでしょう。
ただ、一部の業界を除けば職務経歴書はパソコンで作成するのが、暗黙のルールとなっています。
わざわざ手書きで職務経歴書を作成する必要はないと思います。
職務経歴書を手書きで書くことのメリット・デメリット
結論「職務経歴書を手書きで書くメリットは人柄が伝わること、デメリットは効率が悪いこと」
職務経歴書を手書きで書くことのメリット
職務経歴書を手書きで書くことで、応募者の性格や人柄が採用担当者に伝わりやすいのがメリットです。
達筆である必要はありません。
丁寧にきれいに書いた職務経歴書は、読むほうも気持ちがいいものです。
応募者の意欲が伝わってくるのです。
職務経歴書を手書きで書くことのデメリット
職務経歴書を手書きで書くということは、求人ごとに「一から書く必要があります」。
パソコンで職務経歴書を書いていれば、日付を修正し、求人に合わせてアピールポイントを若干修正する程度の手直しで済みます。
職務経歴書の出来としては、パソコンで作成する方が何度も修正できるので、手書きよりもふつうは良いものができます。
職務経歴書を手書きで書くと、パソコンで作成するより内容面で劣り、かなり手間がかかるのでデメリットが結構大きいです。
【結論】職務経歴書は医療系を除き、パソコンで書くべき
結論「履歴書・職務経歴書はパソコンで作成すべき」
医療・介護系の求人を除いて、履歴書・職務経歴書はパソコンで作成しましょう。
職務経歴書をパソコンで作成するデメリットがないからです。
企業は電子データとして、履歴書・職務経歴書を保管する傾向にあります。
紙ベースで職務経歴書を保管しても、30年もつとは言えません。
その証拠に転職エージェント推薦での応募の場合は、ほぼ100%電子データです。
パソコンでの履歴書・職務経歴書を要求されますので、手書きでは転職エージェントを利用するのも難しいです。
例えば筆者も使っているリクルートエージェントの場合は、各人にパーソナルデスクトップ(PDT)が与えられます。
そこにログインして、履歴書・職務経歴書を登録したり、求人応募したりできるんです。
もちろんアドバイザーから直接連絡があって、求人紹介がある場合も多いです。
しかし履歴書・職務経歴書については、求人用に修正したパーソナルデスクトップ(PDT)に登録しなければなりません。
メールで送る場合もまれにありますが、いずれにせよ履歴書・職務経歴書はパソコンで作成しなければなりません。
手書きで職務経歴書を書いて、応募できる求人はハローワーク経由しかありません。
ご存じでしょうが、ハローワーク求人はブラック企業が多いので、見極めが大変です。
基本的にハローワークから応募することはおすすめしません。
つまり、転職方法の面からも職務経歴書はパソコンで作成すべきなのです。
わざわざ手間がかかる手書きを選ぶ必要はありません。
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