
転職理由や軸は決まったけど、応募企業ごとの志望動機を作るのが毎回面倒で不安…。企業研究を徹底的にやればいいの?それとも自己PRが大事?採用担当に刺さる一番重要なポイントを知りたいな。
こういった疑問に、CEOで現役採用担当の筆者がお答えします。
こんにちは、CowBoyです。CEOと現役採用担当をやっています。
転職活動を始めて、業界・職種や転職理由は明確になったものの、「志望動機だけは求人ごとに考え直さなければいけなくて苦痛だ」「毎回これで合っているのか不安になる」と悩んでいませんか?
人生がかかっている転職だからこそ、いい加減な志望動機は作れないですよね。しかし、多くの求職者が「企業研究を一生懸命やって、その会社をほめる文章」を志望動機だと勘違いしています。これは採用の現場では完全に逆効果です。
本記事では、何百人もの面接を行ってきた現役採用担当の視点から、志望動機で最も重要なのは「企業研究」ではなく「マッチング(貢献できること)」である理由を解説します。さらに、転職理由と志望動機を綺麗に紐づけて、もう作成に困らなくなる魔法の公式を公開します。
具体的な解説に入る前に、まずは以下の記事で「転職活動の全体像」を掴んでおくことをおすすめします。
⇒転職活動のロードマップはこちら
先日、こんなツイートをしました。
転職面接で志望動機を聞かれたら、企業のことをほめまくる?ではダメです。採用担当者は自社の戦力になるかを知りたいんです。「何ができるか?」を明確に言えて、それが企業が求めるスキルとマッチングするように戦略を立てよう。
— CowBoy | 代表取締役&採用担当 (@cowboy19620626) August 31, 2022
転職面接で志望動機を聞かれたら、企業のことをほめまくる?ではダメです。採用担当者は自社の戦力になるかを知りたいんです。「何ができるか?」を明確に言えて、それが企業が求めるスキルとマッチングするように戦略を立てよう。
- 転職の志望動機で最重要な「マッチング」の本質
- 採用担当が即お祈りする「企業をほめまくる」志望動機のNG理由
- 転職理由から志望動機をスムーズに導き出すための公式
- 筆者は、「CEO」かつ「現役採用担当者」で、数多くの転職面接や書類選考の現場を熟知しています。
- 企業側として、転職エージェントと契約し、求人を依頼しています。当然、転職エージェントのビジネスモデルも把握しています。
- 自らも3回の転職を経験し、50社以上の転職サービスを使い倒してきた実体験があります。
- 転職活動を通して、大手メディアが隠す「本音」の転職活動ロードマップを公開しています。
- 採用側と求職側の両視点を持つ実体験が、この記事の根拠です。
記事構成は、以下の目次のとおりです。まずは全体像をご確認ください。
それでは、採用担当と求職側の両視点から一つずつ詳しく解説します。
転職の志望動機で最も重要なことは「企業研究か?」「マッチングか?」

結論「転職の志望動機はマッチングの方が重要」
志望動機は転職理由と密接な関連あり!【公式を公開】
転職の志望動機には公式があります。
とてもシンプルなものです。
志望動機 = 転職理由 + 企業研究
【採用担当解説】初めての転職向け!転職理由と志望動機を関連付ける正しい作り方
転職理由は退職理由から導き出せます。
退職理由は在職中の会社では実現できないことだからです。
つまり「退職理由・転職理由・志望動機」は密接な関連があります。

志望動機は転職理由と密接な関係があるんだね。
転職活動は「転職理由」が明確にならないと始めるべきではありません。
転職理由が明確にならないと「転職の軸」も決まらないから。

転職理由はとても重要。きちんと深掘りしよう。
【悲報】転職理由を深掘りしないとどうなるか?【3つの弱み露呈】
志望動機は転職の軸とも関連がある
「転職の軸」は転職理由を具体化したものです。
転職の軸が明確になれば、業界・職種も決まります。
結果として、業界・企業研究をまとめて行うことができ、志望動機を考えるのが楽になります。
業界・企業研究には業界地図、会社四季報が必読書といってもいいでしょう。
ご存知かもしれませんが「転職の軸」は以下のような条件です。
- 職種
- 業界
- 活かしたいスキル
- 年収
- 雇用形態
- 勤務地
- 勤務時間
- 残業時間
- 上記の通り。
「転職の軸」の中でもゆずれない条件は「職種」と「業界」です。
職種と業界が決まらないと応募する求人がブレブレですから。
年収が高いだけで求人応募しては「何のための転職か?」わかりませんよね。
もちろん年収や雇用形態も重要です。
ですが優先順位は職種・業界より下位になるはず。
転職エージェントとの面談では希望条件を必ず聞かれます。
職種と業界は明確に伝えましょう。
年収などの希望条件はゆずれない条件だけ伝えたほうが良いです。
なぜなら求人紹介数が少なくなるから。
応募するかは求人紹介されてから考えれば良いです。
【CEO&現役採用担当】難しく考えすぎ!誰でも簡単に転職の軸を作る裏技
【採用担当が解説!】転職の軸がブレた時、確認すべき3つのポイントと対策とは?

志望動機は転職の軸とも関連が深いです。つまり「退職理由→転職理由→転職の軸」と線で繋がっています。
業界研究、企業研究に最適な本です。
業界地図会社四季報 2026年2集・春号
転職の志望動機で「企業」を「ほめまくる」のはアリ?【ナシです】

結論「志望動機で企業研究は大切だが、必要以上にほめるのもデメリット」
採用担当は「何ができるか?」を知りたがっている
筆者は採用担当です。
書類選考や転職面接で「志望動機」はもちろん重視します。
もちろん中途採用の場合は「職務経歴」が最優先です。つまり、採用担当は「何ができるか?」を知りたいんです。
言い換えると自社での「再現性」を知りたがっています。
志望動機を質問するのは大きくわけて2つの意味があります。
- すぐ辞めたりしないか?【コストがかかるための質問】
- 会社にとって戦力になるか?【売上を上げてくれるか?】
志望度が高ければ「企業研究」はきちんとするでしょう。
このタイプの応募者は「すぐには辞めない」と思います。
一方、「〇〇で実績があるので、御社に貢献できます。」と言ってくれる応募者のほうが頼りになります。
もちろん仕事ができる応募者は「すぐには辞めない」です。
志望動機って、しつこいくらいになぜ聞かれるのか?【採用にはお金がかかる】
企業研究は重要だが「貢献できること」をアピールした方がいい
先程、志望動機を質問する意図として2つあると書きました。
企業にとって、どちらのタイプを採用したいでしょうか?
会社は言うまでもなく「売上を上げ、利益を確保すること」がMustです。
採用する上でも、その観点でチェックします。
もちろん業界研究、企業研究は必要です。
それ以上に「転職したら〇〇で貢献できる」とアピールすること。
必要以上に会社のことを「ほめまくる」のはやめたほうがいいです。
面接官があまりいい気分じゃなくなります。
世間話で「お世辞」を言われて、うれしくないのと同じです。
採用担当は応募者が本気で話しているかどうかは「すぐにわかります」。
それよりも王道でいきましょう。
あなたの強みが会社に必ず活きることを主張しましょう。

転職の志望動機でやたらと会社をほめまくるのはやめましょう。企業は戦力になるかを知りたいのです。なので、あなたの強みを思いっきりアピールしましょう。それが転職の王道です。
転職理由が明確なら実は志望動機も困らない話

結論「転職理由を深掘りしておけば志望動機にも困らない。」
まとめると「転職理由」さえ明確になっていれば「志望動機」には困りません。
逆に言うと「志望動機」で困っている場合は「転職理由」が中途半端ということです。
筆者はエンジニア採用をしているので、愛社精神の方は文句なく不採用です。
エンジニアであれば再現性が高いので、スキルチェックの方がずっと重要です。
もちろんヒューマンスキルやコンピテンシースキルは重要です。
これらは転職活動を始めるときの「キャリアデザイン」がもろに影響します。
【採用担当解説】キャリアの棚卸しで強みを見つける方法と転職で評価されるスキル
転職理由は「これからどうなりたいか?」を言語化したものです。
転職の軸は転職理由を深掘りすることで「どんな業界・職種で働きたいか?」を決めることです。
転職の軸が決まれば、業界・職種研究ができます。
業界研究の際、企業研究もできます。
業界地図にはこれから伸びる業界、衰退気味の業界も書いてあります。やはり、AI関連は特に伸びそうです。
競合他社も、もちろん書いてあります。
コスパ抜群ですので、ご購入は以下のボタンよりどうぞ。
会社四季報 2026年2集・春号業界地図
業界研究を徹底的にすることで、志望動機で悩むことはなくなりまず。
結局、転職活動の進め方に従って行えば失敗しないはず。
中でも転職理由を明確にすることは、最重要課題です。
転職活動は、事前準備がとても大変です。
しかし、転職の事前準備を切り抜ければ、きっとうまくいきます。
逆に応募する業界、職種がバラバラでは転職失敗します。
必ず「転職理由」から「転職の軸」を明確にしましょう。
しつこいようですが、業界・職種は転職活動中は変えてはいけません。
転職理由が明確なら志望動機に悩むことはないはず。
転職面接に向けて志望動機はどう作成すればよいのか【とっても簡単】
【採用担当解説】転職面接で志望動機を回答する際、絶対言ってはいけないこととは?

転職活動は、転職理由が明確になってから始めましょう。なぜなら、志望動機で求人ごとに困ってしまうから。転職理由が明確であれば、転職の軸も決まるので、志望動機で悩むことはなくなるはずです。転職理由をきちんと固めましょう。
転職理由を明確にすることは、単なる面接対策ではなく、あなたの「転職の軸」を立て直すための最初のステップです。この軸が固まって初めて、次のステップである「転職サイトを使った市場マーケティング」で、自分がどの求人に狙いを定めるべきかがハッキリと見えてきます。
現役採用担当かつ代表の視点から、大手エージェントも隠す「正しい転職活動の7つのステップ」と、各フェーズで本当に使い倒すべき24の厳選窓口の裏事情は以下で完全公開しています。



