
面接対策をしているけど、「退職理由」と「志望動機」をどうやって繋げればいいか分からない…。
正直に話すとただの会社の不満になりそうだし、「一貫性がない」って面接官に落とされそうで不安だな。
こういった疑問に、CEOで現役採用担当の筆者がお答えします。
こんにちは、CowBoyです。CEOと現役採用担当をやっています。
面接に向けて、「退職理由」「転職理由」「志望動機」に対する回答を、それぞれ別々に丸暗記しようと思っていませんか?
採用現場の最前線からハッキリとお伝えします。その準備の仕方では、面接官の深掘り質問に耐えられず、「話に一貫性がない=論理的思考力が低い、または嘘をついている」と見なされ、一発で不採用になる危険性が非常に高いです。
実は、面接官を完全に納得させる回答には、これら3つの要素を「ある1つの線」で綺麗に結びつける極秘の手順(フレームワーク)が存在します。これを知っているか否かで、面接の通過率は天と地ほど変わります。
本記事では、採用担当の目線から、ネガティブな退職理由をポジティブな志望動機へと変換し、「完璧な一貫性」を作り出すための裏側を徹底解説します。
本格的な転職活動をスタートする前に、まずは以下の記事で「転職の正しい進め方と手順」の全体像を確認しておくのがおすすめです。
⇒転職活動のロードマップはこちら
- 「退職理由」と「転職理由」を混同すると面接で確実に落ちる理由
- バラバラな動機を1本の線で繋ぎ、完璧な一貫性を作り出す極秘手順
- どんな深掘り質問にもブレずに答えられる、最強の面接ロジック
- 筆者は、「CEO」かつ「現役採用担当者」で、数多くの転職面接や書類選考の現場を熟知しています。
- 企業側として、転職エージェントと契約し、求人を依頼しています。当然、転職エージェントのビジネスモデルも把握しています。
- 自らも3回の転職を経験し、50社以上の転職サービスを使い倒してきた実体験があります。
- 転職活動を通して、大手メディアが隠す「本音」の転職活動ロードマップを公開しています。
- 採用側と求職側の両視点を持つ実体験が、この記事の根拠です。
記事構成は、以下の目次のとおりです。まずは全体像をご確認ください。
それでは、採用担当と求職側の両視点から一つずつ詳しく解説します。
退職理由・転職理由・志望動機に一貫性を持たせる手順

結論「退職理由・転職理由・志望動機を1つのストーリーにするのが秘訣。」
退職理由・転職理由・志望動機には、一貫性がなければいけません。
退職理由、転職理由、志望動機を、1つの物語りとしましょう。
【採用担当が徹底解説!】転職理由をなぜなぜ分析で深掘りしよう!
矛盾をなくすことで、採用担当は納得と共感が得られます。
1 過去:退職理由
現職での経験を整理し、活かせる軸を決めます。
現職に対する不平不満は、ここではあえて除外します。
退職理由はあくまでも過去のこと【転職後を深掘りすることが大切】
2 現在:転職理由
転職の軸は、現職では実現できないもの。
退職理由をポジティブ変換します。
【採用担当が徹底解説!】転職理由を明確にする3つの方法を【簡単に】マニュアル化!
それにより、転職理由はゆらぎのないものになります。
ここが一番大事です。
3 未来:志望動機
転職理由を発展させ、自己実現できるのが、なぜその企業なのかを説明する。
志望動機は転職理由の発展形ですので、さほど難しくはないです。
【採用担当解説】初めての転職向け!転職理由と志望動機を関連付ける正しい作り方
志望する業界・職種は、転職の軸が決まれば明らかです。
業界や企業研究が志望動機のポイントになります。
転職の軸にマッチングする企業研究や業界調査は、あらかじめ行うことが重要です。
タイパがとても良くなります。
【CEO&採用担当が解説】転職の志望動機で一番大切なのはマッチング!
企業研究は以下よりどうぞ。
業界研究は以下よりどうぞ。
退職理由と転職理由との違い

退職理由は、転職を考えるきっかけにすぎない
転職理由と退職理由には、明確な違いがあります。
退職理由というのは、退職する(した)きっかけです。
この段階では、転職するとは決まっていないわけです。
多くの方の場合は退職すると、別の会社に転職するため、「退職理由と転職理由」を混同しています。
退職理由は、会社に対する不満が殆どだと思います。
これは普通のことです。
不満がなければ、退職する必要はないのですから。
転職理由は退職理由とは違いますが、関連はあります。
両者は、表裏一体なんです。
例えば、上司に不満があったとします。
転職のキッカケとなった退職理由は、上司への不満です。
これは現状を認識した段階です。
「現状把握」をした後は、どういう問題があるのかの洗い出しを行います。
つまり、上司にどんな不満があるかを具体的に掘り下げます。
- こなせない仕事量を、すぐやれと言われる
- あいまいな指示だけして、丸投げ
- 部下の手柄を、すべて自分のものにする
- 失敗をすると、部下のせいにする
- 責任感がない
などなど、挙げればきりがないでしょう。
「問題点を洗い出し」後は、「解決策」を考えます。
転職理由は退職理由の解決策
- 社内異動を希望する
- 上司のいない他の会社で働く
などが、退職理由の解決策です。
今回の問題の場合は、解決策として転職以外のものが出てきましたね。
ということは、上司への不満は転職理由にはならないということ。
問題点の解決策として、転職する以外に実現手段がないとしましょう。
それが、まさに転職理由です。
退職理由と転職理由は、線でつながっています。
全く違うものでは、ありません。
見え方が、違うものです。
だから、表裏一体なんです。
【採用担当が徹底解説!】転職理由を明確にする3つの方法を【簡単に】マニュアル化!
転職理由と志望動機との違い

転職理由は転職活動中、一貫している
転職理由と志望動機にも、密接な関連があります。
転職理由は、転職活動を通して、一貫しているものです。
転職活動のモチベーションを、維持してくれるものです。
言い換えれば、社外での「自己実現」活動です。
転職理由は、求人ごとに「変化があってはいけない」ものです。
転職を決意する前に、転職理由を明確にすることはマストです。
転職理由は、転職活動が成功するかどうかのキーポイントだからです。
転職理由の延長線上に、志望動機が存在します。
あなたは転職理由にマッチしない求人には、そもそも応募しませんよね?
そうなんです。
転職活動を続けていると、転職理由をどうしても見失いがちです。
いつの間にか、内定が目的になってしまう場合があります。
志望動機は「なぜ、その会社でなければならないか?」が必要
なので、転職理由は常日頃から自分自身へ言い聞かせてください。
志望動機は、それに加えてその会社でなければならない理由が必要です。
これについては、業界によって差があります。
その会社のファンでなければ採用しないという業界もありますし、技術さえあれば「問題ない」業界もあります。
ITエンジニアは、後者の例です。
企業研究も、もちろん重要です。
それよりも企業に貢献できるスキルをアピールする方が、エンジニア転職の場合は有効です。
転職理由と志望動機は、違うものではありません。
志望動機の中に、転職理由を含んでいる関係です。
志望動機 = マッチング = 転職理由 + 企業・業界研究
になります。
【面接官直伝】転職面接に向けて志望動機はどう作成すればよいのか【とっても簡単】
転職理由を明確にすることは、単なる面接対策ではなく、あなたの「転職の軸」を立て直すための最初のステップです。この軸が固まって初めて、次のステップである「転職サイトを使った市場マーケティング」で、自分がどの求人に狙いを定めるべきかがハッキリと見えてきます。
現役採用担当かつ代表の視点から、大手エージェントも隠す「正しい転職活動の7つのステップ」と、各フェーズで本当に使い倒すべき24の厳選窓口の裏事情は以下で完全公開しています。



